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六十干支8~(12)乙亥について~日座天冲殺

六十干支8
~(12)乙亥について~
日座天冲殺

このシリーズでは六十干支ついて解説してきます。

今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。

木性の陰・・・乙(おつぼく)の干支

干支番号12 乙亥(おつぼくのい)

冬の草花

乙~草花
亥~水、冬

冬の水辺の浮草(草花)
冷たい水に浮かぶ草花

宿命に乙亥を持ちの方(主に日干支)
・感性が鋭い(感がいい)
・自身の葛藤を心の内に秘めている
・自分の目標・目的達成のために周囲のサポートを得やすい
・急激な変化はやや苦手
・伝統的なもの、古いものを大事にする
・物事の理、原理原則を学ぶ

宿命に乙亥を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
冬の水辺の草花であるため、周囲を温める火性です。
冬の干支の多くは、火性がありがたい五行となります(例外もある)
また、木性と水性が多い干支であるため、その他の干支(月干支、年干支)も木性と水性に
偏っている場合は、水性が忌神(バランスを崩す五行)となる場合があります。
金性も草花を傷つけ、水性を強めるため忌神(バランスを崩す五行)となりやすいです。

精神を整える五行を生き方に活かすには?
乙亥の方は火性がバランスを整えるための五行となります。
他の監視と組合ではバランスをとるための五行がなかなか定まりにくい点はありますが、
冬の草花を温める火性は重要です。
火性を活かす生き方は、表現、発信、創作をするです。
感性が豊かで人とは変わった表現力をもっている乙亥の方は、
その感性を人へ表現することをやってみるといいでしょう。
また、知性を活かした社会貢献もできる方です。

乙亥が日干の方は、「申酉天冲殺」※日座天冲殺

申酉天冲殺の特徴詳細はこちらへ

乙亥(主に日干支)の方は、日座天冲殺
特殊天冲殺です。
干支そのものが天冲殺です。以前解説した甲戌も同じ日座天冲殺です。
乙亥の日座天冲殺の特徴は、幼少期の西方が不自然な現象が現れやすくなります。
自身の周り(家庭)が落ち着くような環境にない場合が多いです。
家庭環境が安定してないことで、精神面の葛藤が多い幼少期を過ごすことが多いです。
そのため、年齢に関係なく「達観した」雰囲気の方が多いです。
本来の申酉天冲殺は2代目運で家系の恩恵を受け継ぐ人ですが、
日座天冲殺の場合、生家を離れて人生をきりひらくことが運をあげていくことになります。
甲戌の干支解説でもお伝えしましたが
日座天冲殺の方は、「完璧をもとめない」「不完全の中の良さを受け入れる」ことが重要です。
「結果を追わず、今を生きる」
今この時に集中して生きていく・・・その積み重ねが結果となります。

次回は「22番干支 乙酉」を解説します。 
お楽しみ!

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