派遣録69 友村“BBA”と新課長の話

友村という“同僚BBA”

 2010年秋頃、俺は“謎の頭痛、そして首の痛み”に悩まされていた。
 その時の俺は、(年金の事務所仕事より疲れが出ているなかな?)と軽く考えていた。

 …この甘さが、後々“エラい事”になるのだが。

 そんな頃、俺の仕事に人員がまた変わった。
志の輔“クソ”課長(仮名)が去り、池田(仮名)が準職員になり、“ワタリ”山代(仮名)が受付に異動した。
 なかなか来なかった適用課の課長に、同じ事務所内心の国民年金課の課長がスライドで厚生年金(適用調査)課に来た。
 そして、また人員が増えた。

 “友村”(仮名)という年配の女性が新たなアシスタント職員として適用調査課に採用された。おさらくは他の事務所に異動した池田の代わりの補充だろう。俺の新たな同僚だった。

 この友村という“BBA”がかなり厄介な人物だった。

 友村というBBAは基本、自ら動けない人物だった。“指示待ち”タイプ。
 それでいて、俺に仕事を丸投げしてきた。
 何かを頼まれ、それができないとすぐに俺に「私、分かんない😭💦 鈴木さん、やって~」と言い出すBBAだった。

 だが、俺も忙しい。そうそう新人の友村のサポートばかりしていられない。
 断ると、友村はぐちゃぐちゃと文句を言い出したりした。
「…出来ない人ね」「ケチ💢」
 この態度にカチン💢と来た。それが俺にはどうにも我慢できなかった。
 確かに“出来ない俺”も情けない。
 だが、仕事をやろうとも、努力もせずに丸投げする姿勢は良いのか?
 恥ずかくないのか?
 恥を知れ💢

 何度か、「それはアンタがやれよ💢」「俺にばかり頼るな💢」と注意した。

 そうすると友村BBAはまた露骨に嫌な顔をして、愚痴った。
 これにも頭に来ていた💢

 俺は愚痴を吐く人間が大嫌いだ。
 あの志の輔課長(のクソ野郎)もそうだったし、求人誌会社の営業部長の本田(仮名)もそうだった。日雇い派遣の現場でもよくいた。“村木”の腰抜け爺さん(“合シリーズ”)もそう。
 周りに自身の不満を吐かないと働けない人間。
 “上”には吐けない事を自らより“立場の低い奴”にしか言えない“腰抜け”
 本当に大嫌いだ。

 俺も愚痴くらいは出す。少ない(と思う)が、吐くこともある。
 だが、コイツら(友村、志の輔、本田など)ほどは吐かない。我慢する。我慢できる。
 コイツらは全く我慢をしない。
 愚痴の垂れ流し…。
 己の仕事が嫌なら、仕事場に来るな💢 恥を知れ。辞めちまえ💢

 そんな事を言うと、友村はまた愚痴る
  なので俺はよくその友村BBAと軽い口論をしていた。これが俺のストレスだった。
 
 友村と同時に配属された障害者のオジサンがいたが、俺はこの友村BBAと揉めた記憶が多い。

 友村は、何故、自身で仕事を行おうとしないのか?
 何かあればいつも「鈴木さーん」と呼び、俺が手伝わないとぐちゃぐちゃと文句をばかり吐くのか?
 今でも頭に来る。
 このクソBBAに俺は振り回されていた💧(…馬鹿馬鹿しい)

 そして、通常業務、美化委員、研修会と俺は多忙だった。(ちなみに友村は研修会などには一度も出なかった💢)

 そして、俺は首が痛かった💦
 
 この後、俺が“あの病気”を発症するのは、志の輔課長とのパワハラ、そして多忙さ、さりにはこの友村BBAからのストレスが原因ではなかったか、と思っている。今も…。

“コミュニケーション”の断絶

 すこし書くのが遅くなったが、志の輔(アホ)課長が去り、しばらく新任の課長が来なかった厚生年金(適用調査)課に、この頃ようやく新たな課長、“久松”(仮名)が来ていた。
 この新課長の事を書いておく。

 久松課長は、旧社会保険庁出身で、ベテランらしく、優しく、以前の志の輔(のボケ)とは違い、“話せる”人間だった。
 福原(正職員)などのエリート意識も薄く、見下した感じはなかった。
 …と感じられた。
  
 だが、どこか頼りない部分があった。
 そして、俺に優しかった。
 さらに、仕事よりプライベートを大事にするタイプの方だった。

これはスタン・ハンセン🐂

 俺と同じでプロレスファンであり、そこで気があったりもした。闘竜門(現・ドラゴンゲート)のファンだった。

 少々不安な上司だったが、あの志の輔(の腐れ外道)に比べたら何倍もマシだった。

 というか、おそらくだが、俺が志の輔課長に反抗しまくっていた事を知っていて、同じ所内から新しくきた課長は俺に“注意していた”のではないか?、と俺は今では思っている。

 何度も『志の輔(課長)のアホ』などと書いたが、この久松課長の印象は薄く、あまり“良くない”、志の輔より良くない。

 少しおかしな事を書くのが、志の輔は大嫌いだし、今でもぶん殴りたい👊😠が、“あんなクソ野郎”の方が俺には良い。
 何と言えば良いのか。
 揉めたり、口論したり、カチン💢と来る事を言われたるのは死ぬほど嫌だが、無いとそれはおかしく感じる。

 仕事は揉めないと、いけない。揉めるから仕事だ、と俺は思っている。

 複数の仕事現場を経験した俺はいろんな現場で揉めた。
 仲良くなってはいないが、揉めるから相手の事が分かる。
 口論するから、嫌なヤツと“交渉”する。それはコミュニケーションだと思う。
 嫌悪というコミュニケーションだ。
 嫌いな奴、クソ野郎(志の輔、友村?)とは揉めるコミュニケーションをして、やりあうのは“嫌”だが、“アリ”だ。
 志の輔も友村も今度あったら、ぶん殴りたいが…。(そんな奴、多いなあ😃)

 “没交渉”コミュニケーションの断絶だ。
 久松とは、そんな感じだったし、福原(正職員)ともそんな感じだった。

 そして、俺はもうすぐ“そんな事”を言えな久那るのだが。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?