隊長『うぅ…緊張してきた…』
兵士『隊長!おはようございます!今日もよろしくお願いします!!!』
隊長『わ!ビックリさせるな!朝から大声出すんじゃあない!』
兵士『どうしたんですか隊長!顔色があまり良くないですが…』
隊長『実は…これから大事なプレゼンがあるのだ。そこで発表をするのだが…私は緊張しいでな…
ドキドキが治らないで不安でいっぱいなんだよ』
兵士『そうでしたか。隊長!なぜ緊張するかご存じでしょうか!』
隊長『そ、それはその…人には心ってもんがあるだろう』
兵士『いえ、違います!ちゃんと理由があるのです!
まず脳の危険を察知する役割を担ってる扁桃体という分野があります!その扁桃体が自分の身に降りかかる危険を過去の経験などから予測して、他の内臓に指令を出すのです!』
隊長『…………』
兵士『扁桃体からの指令を受け取った内臓はストレスホルモンのコルチゾールを分泌するのです!その間の時間はなんと1秒以下!』
隊長『………!』
兵士『コルチゾールは血流にのり全身に回ります!そしてそのコルチゾールに扁桃体が触れることでまた扁桃体が危険信号を出すというループになっているのです!』
隊長『なんだと!?!?』
兵士『はい!大事なのは理解することです。誰もあなたを襲ったりしませんし、失敗しても大丈夫なのです!しかも、適度な緊張はむしろパフォーマンスを引き上げてくれます!』
隊長『…そうだったのか…だがもうすでに緊張してしまっている。そんな時はどうしたらいいんだ?』
兵士『落ち着きましょう。深呼吸です。なるべく意識を呼吸に集中してゆっくり呼吸してみてください。』
隊長『すーーはーーーー、すーーはーーーー…
確かに少し楽になったかもしれん…』
兵士『隊長!わたしは隊長のプレゼンがうまくいかないなんてちっとも思いません!むしろわたしの隊長は強く優しく勇気のある方です!
わたしは隊長を信じてます!
自分を信じると書いて、『自信』です!
隊長は自分の力を信じてください!』
隊長『そうだな…。ありがとう!おかげで勇気が出たぞ!よし、おれはやるぞ!行ってくる!!!』
兵士『はっ!いってらっしゃいませ!!!!』
隊長『単身、突撃ぃぃぃいいい!!!!うおおおぉぉぉぉ!!!』
今日も幸せ。明日がワクワクする!
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