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隊長『無理無理無理無理無理無理!!!』

兵士『隊長!どうしたんですか!?』

隊長『あ、あぁ実はまた上司から仕事を引き受けてしまってな…
今担当している仕事で手一杯と言うのに…どうしていつもおれは断れないんだ!(泣)』

兵士『なるほどそうでしたか。隊長、それはいわゆる成功のパラドックスというものかもしれません。』

隊長『成功のパラドックス??』

兵士『はい。優秀な人は仕事を捌けます。ゆえに、優秀な人のところに仕事が集まるのです。が、そのうち疲労してしまい、本来のパフォーマンスが発揮できなくなるのです』

隊長『そうなんだ、もう次から次に…やってもやっても仕事が片付かんのだよ』

兵士『そうならないためにも、やはり断ることは大事になってきますよ隊長。
パレートの法則はご存知でしょうか。』

隊長『なんだそれ?』

兵士『2割の要因が、8割の結果を生み出す。というものです。簡単に言うと、
8割は無駄なことをしているってことで、大事なのはたった2割程度ってことです』

隊長『そうなのか、おもしろいなそれ!』

兵士『はい。実際はそれくらい無駄なことしてるってことです。
大切なのは、捨てることです。全てを手に入れるなんてことはできないんです。
できないことは、思い切ってNOと言いましょう。』

隊長『そうしたいのは山々なんだが、実際断れなくてな…
なんか断りづらいじゃあないか。だからついOKと言ってしまうんだ。』

兵士『隊長はわたしが先週隊長から頼まれた仕事を断ったことを覚えていますか?』

隊長『そんなことあったか?』

兵士『えぇ、では3日前に書類の整理を断ったことは覚えていますか?』

隊長『それはなんだかうっすら覚えているな。でもあんまり覚えていないかも』

兵士『そうなんです。実は断られた側もそのときはショックを受けていても
その後は案外覚えていないものなんです』

隊長『なるほどなぁ』

兵士『しかし、ただ断れば良いということではありません。
自分にとって必要なことかそうでないかを見極める必要があります。
そのうえで、不要と判断したならば断ってください。これを継続していくために
仕事を引き受ける自分の条件なんかを作っておくと、しくみ化できますよ!』

隊長『わたしは今まで断ることによって嫌われることを恐れていたのかもしれん…
大切なのは取捨選択をし、質の高いアウトプットを出すことなんだな!』

兵士『そういうことです!!!』

隊長『よし!!!ありがとう!!!なんだかパワーがでてきたぞ!』

上司『ここにいたのか隊長、キミに頼みたい案件があるのだが』

隊長『そうですか、内容も面白そうですがちょっと大変そうな案件ですね。』

上司『そうなんだ。ここは隊長にやってもらいたくてな!』

隊長『だが断る。』


今日も幸せ。明日がワクワクする!

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