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「世代による投資に対する感覚の違い」

こんにちは、「文字と音声で表現するKindle作家」経営コンサルタントの藤野屋新之助です。

今日は、「世代による投資に対する感覚の違い」というタイトルで
「最近の若者とシニア世代との投資に対する感覚の違い」についてお話していこうと思います。

いよいよ始まりました新NISA、一人あたり総額で1800万円まで税金の負担なく投資ができる、それも無期限です。

以前のように、「一般NISAで年間120万円」「積立てNISA40万円」、期限に関しても、「一般NISA5年」「積み立てNISA20年」という期限付きの旧制度とは桁違いです。
長期分散投資が、本当にやりやすくなりました。

しかし、こんな政府の大盤振る舞いにもかかわらず、私の周り、アラ還、アラフィフ世代では、やっぱり新NISAを始めている人は少ないというのが現状です。

理由はそれぞれあると思いますが、
一番多いのは、「やっぱり投資は怖い」です。

確かに無理もありません。
何と言っても、我々の世代は、実際に「バブル崩壊」や「リーマンショック」等、いろいろ経験していますからね。

まぁ、私たち自身が大損したということではなくても、父親や親戚のおじさんが.…

または、会社でも当時の部長や課長が、一時はめちゃくちゃ羽振りが良かったのに、ある時を境に急に元気がなくなって、「大損したらしいよ…」とか、中には「自己破産したらしいよ!」なんて、嘘か本当か分かりませんが、そんな「うわさ話」が流れてきていましたからね。

やっぱり怖いです。ちょっとした「トラウマ」です。

しかし、最近の若い人と投資の話をしてみて感じるのは、投資に関して全く違う感覚を持っているということです。

端的に言って、彼らの印象は「投資って、儲かるんでしょう!」ということなんです。

確かに、日本の株式市場にしても、最悪の7000円台から今やバブル期を超え4万円台と最高値を更新しています。

ニューヨークダウやナスダックもずっと上がり基調でしたからね。

若者に向かって、「いやぁー、リーマンショックがね!」と共通言語のつもりで言っても、彼らにとっては全く実感のない、歴史上の話に過ぎません。

最近は、株の話の時にリーマン・ショックを持ち出す人を「リーマン・ショックおじさん」と言って、ちょっと面白がっているということです(汗)

そんな訳ですから、我々の世代もそろそろバブル崩壊やリーマンショックの呪縛から開放されてもいいのではないかと思います。

もちろん、預金と違って元本保証ではありませんから、過度に楽観視することは出来ませんけど。

まぁ、預金も元本保証とは言っていますが、元本保証は価値自体(購買力)を保証している訳ではありません。この物価高騰、インフレでは目減りする一方ですから、全然安心してはいられません。

藤野屋新之助でした。それでは、また!

少し前に音声でも配信しています、良かったらお聴き下さい😊


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