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【子連れ旅行】クルージング旅行記 DAY5 済州島



ー5日目 済州島 子どもたちの初海外ー

初海外への意気込み


こどもたちにとっては初、私にとっては約7年ぶりの海外上陸である。
元々私は海外旅行が大好きで、
初海外は大学1年の春休みのベトナム。
経費削減でスタディツアーで行ったため、
そこでの出会いや経験、思い出が大切な宝物となり、原動力になっている。
就職活動にも大いに影響した出来事だ。

同大学は単科大学だったため、ツアーでしか出会うことの出来なかったであろう大学生と出会い、どんなことを勉強していて将来どんなことをしたいのか、いろんな人々の話を聞くことができた。
行動しなければ、出会えないのだなと実感して大学生のときは海外に行くためにバイトを掛け持ちしたり、時給の高い夜中のバイトをして、長期休みのたびに行っていた。
社会人になってからも、毎年1回はかならず海外旅行に行っていたけれども、妊娠出産、コロナウイルスの流行で考えてみたら全く行けておらず、近い韓国と言えども大変感慨深かった。
こどもらにも多様な価値観を受容できるグローバルな人生を歩んでほしいなと思っていて、念願の海外旅行であった。

初海外のため子どもたちに伝えたこと


ただ、子供達初海外、しかも英語も日本語も通じないところということで、子どもたちにはルールを共有した
①言葉が通じないから迷子になったら会えなくなる。絶対に手を繋ぐ事
②気になるものを見つけても飛び出したり走って見に行かない事
③売り物には触らないこと
④万が一迷子になってしまったら、ママの連絡先を書いたカードをポシェットに入れているから、近くの大人に見せる事
(英語でも書いた)ポシェットは絶対外さない事

長男はかなり真剣に聞いていて、
娘は心配になる程聞いていなかった。
オプショナルツアーに申し込んでいるので
おそらく大丈夫だとは思ったが、
外国であるということをしっかり理解させる必要があると思った。
前日から何回も子供達に復唱させた。

ついに済州島上陸



ついに済州に到着。
入国審査場まで1kmぐらい歩く。
その間に一瞬見ていない隙に娘指から血が出て泣いている。本当に娘には毎度驚かされる。
どこかにはさんてしまったようで皮がめくれてしまっている。絆創膏も忘れてしまった。
優しい後ろの列の方が絆創膏をくれてようやく泣き止んだ。
入国審査もおわり出口でトムハルバンと呼ばれる済州の守神の石像が出迎えてくれた。
沖縄のシーサー的な感じなのかな?と理解。

ツアーに参戦


ツアーは、お肌がぴちぴちシミもくすみもないヒョンさんという添乗員が出迎えてくれた。
まずはお茶畑を見に行くため、30分ぐらいバスに乗っている間
ヒョンさんがチェジュの歴史を教えてくれた。
産業のほとんどが観光で成り立っていて、
語学の勉強をしないと就職がないこと。
以前は、漁業(海人さん)がメインの仕事で、国の政策(労役とか)で男性が島に少なく、
なかば一夫多妻制のようになっていて、
女の人は働き者、男の人は怠け者という文化があったそうだが、テレビの普及で『男の人みんな働くんじゃん』と気づいて、
今や離婚率No.1とのこと。
物価も日本と同じぐらいなんじゃないかなと感じた。

お茶畑に着くと思いがけずイニスフリーの支店があるとのことで、化粧品をお土産含めて買い漁った。
ほとんどを韓国の化粧品を使っているので本当に嬉しかった。が、クルーズの人たちはTAXFreeにならないとの事で、勉強になった。
今でも納得していないが…
長男はすごく飽き飽きしていた。
お茶畑でささっと写真を撮って、カフェでおやつタイム。
夫は抹茶ソフトが乗っているロールケーキ、娘は抹茶ソフト、長男はバニラアイス、私はフレーバーティーを注文した。
抹茶ソフトとか食べられるんかなと思ったが意外と食べていた。
そして急いでバスへ戻った。

その後、真っ白な砂浜のビーチについた。
30分だけで写真をとったり、貝殻を拾ったりしてのんびり過ごした。
次の市場まで1時間ほどバスに乗るのでトイレに行くようにいわれていて、娘を連れて行くが泣き喚く。引きずってつれていくと、
条件反射で出る。トイレ問題は旅中付きまとうことになるので、おすすめはトイトレ完全終了後である。

市場で

市場につき、バスは1時間後に出てしまうけれど、残りたい人は無料のシャトルバスがあるとのことで、長居する事にする。
ヒョンさんにお礼と写真を一緒に撮ってもらい、その時に、
『まっすぐ行って右に曲がるとスタバがある。そこのトイレが1番綺麗』
と教えてくれた。
THE韓国に来た‼︎という雰囲気で、
露天キンパや、名産のみかん、トムハルバンのお土産が大量に並んでいる。
地元の人も使うのか、ところどころ野菜や生きた魚、アワビもたくさんあった。
子どもたちはきちんと約束を守り手を繋ぎ歩きながら、あれを見てみたい、これは何?、食べてみたいとキラキラしている。
キンパの外側に卵を巻かれているものと、キムチの外側に豚肉が巻き付けてあるものを
露天で購入。
豚肉は豪快にバーナーで焼いていて、子供は
暑すぎる!危なすぎる!と日本ではあまりみない光景に驚いていた。
子どもたちにとってあまり見たことない食べ物食べるだろうかと思ったが、
キンパをむしゃむしゃ食べていた。
子連れだと難しいと思っていたが、割とディープな韓国に浸れて幸せだった。
歩いているとマシュマロのなかにアイスが入っていて豪快にバーナーで炙った食べ物もあり、みんなでシェアした。
長男はデイキャンプ以降マシュマロをやたらと焼きたがっていて、どでかいマシュマロを炙ってるところをみて、踊り狂っていた。
トイレに行こうかという話になり、教えてもらったスタバへ。男の子チームがトイレに行っていて、店外で待っていると娘が私に、
『見ないで!』と言い始める。
ははーん、怪しいな?と思うとやはり間に合わずもう出てしまっている。
バトンタッチしてトイレに行くと、15分ぐらい待った。
女性のトイレ長い問題は万国共通なのかなと思った。
私はささっと出るタイプだが、あんなに長くトイレで何をしているのか本当に誰か教えてほしい。


帰るまでが遠足です

やっとのことでトイレを終えて、ぶらぶら食べ歩きながら、昼寝をしていないしそろそろ船に戻ろうかとシャトルバス乗り場まで行くとTDLのごとき行列が。
子どもたちは歩き疲れたと言っていたがなんとかかんとか励まして、30分後ようやくバスに乗って、16時半ごろ、部屋に戻って泥のように寝た。
子連れだしとなりの国韓国だからあまり海外感覚が楽しめないかもしれないなと心配していたが、杞憂だった。
目新しいものを見て、感じて、嗅いで、食べて、五感フル活用の旅だった。
移動手段や突発的なトラブルも想定すると、子連れはオプショナルツアーをお勧め。
コンダクターの方が通訳もしてくれたりして、効率よく堪能できた。

船内に戻ってからのイベントもてんこ盛り

ちょっと早めに船に戻ってきて休憩時間を取ったのには理由があって、
この日22時からホワイトナイトと呼ばれる船上ダンスパーティーが予定されていた。
いつもは21時までにはこどもを寝かせるが、
この異世界感を体感してほしいよね、そして私たちも、クラブ、久々に行きたすぎるよね。と夫と話し、ガッツリ昼寝した。

ロックミュージックショー


ビュッフェでささっとご飯を食べて、まずは
20時からのシアターでのイベントへ。
この日はロックがテーマの日で、洋楽フリーク(海外ドラマのgleeフリークなのもあるが)
の私にとっては最高の選曲すぎて、ライブを
エンジョイした。というか、ほぼgleeに出てきた曲だったため、歌詞もぼんやり覚えていて立ち上がりたいほどだった。というか、gleeと似た感じの演出だった。
最前列のパンクなおじさんが、凄まじく踊り狂っていて、私の気持ちを体現してくれているおじさんに念を送っていた。
ラスト5曲ぐらい全部Queenの曲だった。
帰ったらgleeをよなよな見返そうと楽しみが増えた。
とんでもなくストレス発散になった。

ディズニー音楽イントロクイズ

その後、ディズニー音楽イントロクイズがあると聞き、ディズニーフリーク一家のためマスト参加と思い向かった。
ディズニー音楽のイントロなんて、全部分かるので全問正解しちゃう気しかしないなーと思っていたが、分かった人が椅子に全力で走り回答するという椅子取りゲーム方式で、大人気なく参加するか否か…と悩むはずもなく、絶対1番に答えようねと家族で円陣を組んだ。

私は独学でディズニープリンセスの歴史とアメリカの女性の社会進出の歴史を比較し考察したりするなどしている。
アナと雪の女王ぐらいしか見ていないそこらのちっちゃなプリンセスちゃんたちよりは、何百倍もディズニーを熟読している自負がある。
子どもたちにも毎日ディズニーをみせている。

夫もなかなかのディズニーフリークで、
付き合いたての頃別れの危機だったとき、急にリトルマーメイドの旧歌詞を歌い始め、
『そっ、それは…!火が燃えるってなんのこと〜とかなり文字を強引に当てていた時代の旧歌詞ですね?!今では語感や意味、韻を考えて歌詞を和訳されていますが、旧歌詞の良さも、あなた分かるのですね…?!好き!!』
と仲直りした経験を持つ。
ディズニーは家族の共通認識なのである。

ここで挑戦者を紹介すると、
夫『ビデオが擦り切れるほどみた1990年代のディズニーは俺に任せろ』
私『ディズニープリンセスは比較のため死ぬほどみた。どの時代でも任せろ』
長男『こないだウィッシュみたからウィッシュは答える!』
娘『いーやーさんさん、おーあーさんさん(わたし時々レッサーパンダに出てくる超マイナー曲)』
最強の布陣である。

1曲目、…ん?なにこのドラムの音。
えっドラム…ライオンキングのどこかではこんなドラムの音が出てくるけど…自信ない。
夫『俺はわかった。絶対合っている』
うそやん、こんなんで分かるはずないやんと言っていると挑戦者に先に座られてしまった。
挑戦者『ライオンキング』
やっぱり?!そうだよね〜くやし『ちがいます!!』
とのことで、そんなに自信あるなら次行ってよと夫に言い、長男と夫が回答席へ。
『ターザン』と長男が答える。
正解!!!!!!悔しすぎる。わたしも擦り切れるほどターザン見ていたのに悔しすぎる。
夫はものすごく得意げな顔をして戻ってきたがまったく素直に喜べない。
長男は正解して満面の笑みで戻ってきた。
そののちも全門分かったが、初歩で正解したため、回答権がなく心の中でほくそ笑みながら楽しんだ。
やはりアナと雪の女王は大人気で、ちっちゃなプリンセスたちの壮絶な椅子取り争いになっていた。

船上は子連れOKのクラブです

その後、ホワイトナイトと呼ばれる船上ダンスパーティーが22時からだったため、早めにスタンバイした。
ホワイトナイトは、白コーデをしてみんなで踊り狂うイベントである。
21時すぎに行ったがもう踊っている。
全然知らないクラブミュージックだったが、船内でずっと流れている曲で、キャッチーな曲だったので、覚えていた。
私も夫もクラブミュージックフリークでもある。夫はHIPHOPがすき、私は洋楽のグループ感が肌に合っている気がしてすきで、
21時からダンスに参戦した。
長男は凄まじいリズム感の持ち主で、
曲に合わせてコンテンポラリーダンスを踊っている。
娘は変わらず青虫出たよの曲を歌っている。
22時に開始する頃にはだいぶんへとへとだったが、かなりエンジョイできた。
しかしこれは序の口でパーティーが始まると1時間以上クラブミュージックで踊り狂う夜だった。
子どもらもさすがに疲れたみたいだったが、どうしても最後まで居たかったので、抱っこやおんぶで踊り狂い、さすがに腰が砕けそうだった。
各国の人気クラブミュージックが流れ、
江南スタイルが私たちにとっては世代でおんぶしながら飛び跳ね子どもも楽しそうだった。
ダンシングヒーローも流れプールサイドが完全にクラブだった。
世界中探しても、子連れOKのクラブはここしかないだろう。
夜更かししてしまったが子供たちにとっても
貴重な経験をした1日だったと感じる。

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