油圧エレベーターリニューアル工事は搬入が大変です

おかげさまで今まで数多くのエレベーター改修工事を経験する事が出来ました。いつも着工初日の前日からドキドキしていたのを思いだします。
なぜか・・・・ちゃんと手配通りに材料が納品されるか、初日の搬入作業が滞りなく履行できるか、巻上機、制御盤が搬入経路の問題で機械室に入らないなんて事になったらどうしよう・・・・。
特に油圧エレベーターの機械室内の油圧ユニットはオイルタンクがあるので重量も200~300kgありますし、大きさの割に経路上の幅とか高さのクリアランスが厳しいところばっかりなのです。
機械室が地下にあって螺旋階段・・・悩んで悩みぬいた末の結論は手摺を切るとか、耐力壁を避けて壁をぶち抜くしかありませんでした。
もともとの機械室の出入口扉を壁で塞いで、違う位置に出入口幅の狭い入口を作って・・・そりゃ、人間が出入りできれば問題ないでしょうけど、改修工事でどうやって狭いところにデカいユニットを機械室に搬入すればよいのか・・・?なんてその当時考えもしなかったでしょうから・・・。
以下、その数例の写真を掲載するので見て下さい。
彼らはどんなせまい通路でも出入口でも何らかの方策で搬出入を完遂します。まさに神業的でした。いつも着工搬入は立ち会っていましたが感服しますよ・・・・。

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