にじさんじ甲子園を選手データで楽しもう!
各校の育成が完了し今週末の本戦に向けてどのようなチームが揃ったのかを確認していきたい。
この記事では選手データをもとに各校の戦力を分析し、チームの特徴を掴むことを目的としている。今年は10校もあるのだ、全ての配信を追えていないという方は是非参考までに読んで欲しい。
栄冠ナインと本戦との違い
最初ににじさんじ甲子園本戦の特徴を栄冠ナインとの違いを述べながら説明する。大きく分けて以下の3点があると筆者は考える。
信頼度パラメータの有無
投手のスタミナ
ターニングポイント
信頼度は栄冠ナインにあるパラメータでこの数値が高いと試合中で活躍しやすくなる。信頼度は試合で起用するほど上がりやすい為3年生や投手が比較的高くなるのだ。つまり、栄冠ナインの中だと低いステータスで打つ投手や高いステータスだけど活躍しない2年生選手などが生まれやすい。
しかし、本戦では信頼度はない為栄冠ナインとは違うことを認識しておきたい。この違いによって最も影響を受けるのは打順になるだろう。栄冠ナインだと投手でも打ってくれるから上の打順にしてるチームもあったが、本戦では栄冠ナインの打順から変えることもあり得るだろう。
栄冠ナインでは比較的投手のスタミナが長持ちするようになっている。加えて「伝令」により投手のスタミナを一時的に強化できるので1人の投手が1試合を投げ切ることが容易である。しかし本戦はそうはいかない。投手のスタミナ消費を抑えてくれるキャッチャーAを持ってしても過去に1人で本戦を投げ切れた投手はいない。「根性〇」でゾンビ化した選手なら一人いたが、それは無視しよう。
昨年までの実績を見ると今年はスタミナ切れで謎投手を召喚することはなさそうで安心だ。しかし、今年スタミナS多くない?
ターニングポイントは本戦のモードで発生するランダムイベントである。このターニングポイントがある限りジャイアントキリングはいつでも起こりえる、それくらい影響力があるイベントなのだ。
ターニングポイントとは特定の条件を満たしたチームにバフを与えるイベントで、発生したタイミングによって条件の内容や条件を満たす難易度は変わってくる。このターニングポイントを如何に容易な条件下でものにするかが本戦最大の運要素となるだろう。
戦力分析
戦力グラフ
さっそく各チームの戦力を確認しよう。確認方法は上図の戦力グラフを用いる。グラフの詳細は以前書いた記事でざっくり説明しているので興味があればどうぞ。ただ、今年は補正する特殊能力を増やしている。その点の違いについてはご了承頂きたい。
投手力攻撃力でにじさんし高校、機動力意外性で快盗学園高校、守備力でまめねこ工科高校がNo.1に輝いている。昨年だと総合力が90超えのチームもいたので今年は思ったよりも戦力が亀甲しているかもしれない。
先発投手
本戦で最も重要なポジションである先発投手のステータスを確認する。なんと全員エースの条件を満たしている。平均で昨年と比較すると球速が10キロ程速くスタミナも非常に高くなっている。かと言って総変化球量も伸びているので、明らかに昨年と比較しても今年のエース陣の仕上がりは異常だ。
控え投手
栄冠ナインでは活躍する場が少なかった控え投手だが本戦では大いに活躍する機会が多く訪れるだろう。先発投手に引き続き控え投手にも注目したい。
面白いのはV西のENNA選手のスタミナがSであることだ。比較的控え投手はスタミナ以外のステータスを育成することが多い。おそらく「威圧感」を出来る限り活用しようとスタミナを上げたのだろう。個人的に気になっているのは控え投手には左投げが多い点である。先発陣はほとんどが右投げな為この違いが本戦でどのように作用するかも注目したい。
野手ステータス
投手だけでなく野手もステータスを確認したい。弾道ミートパワーでは僅差ではあるがにじさんじ高校が最も高い数値を出している。走力についてはイメージ通り快盗学園高校がNo.1となった。守備系は全てまめねこ工科高校の独壇場である。
昨年の平均を比べるとパワーが落ちているようだ。その代わり走力と守備が少し上がってきている。今年は昨年と比べると守備への意識が高いようだ。
投手陣の出来も加味すると今年は得点を奪いにくい本戦となるかもしれない。
守備ステータス
守備に関しては内野/外野に分けて確認しよう。なんと外野の走力は全校平均B以上だ!めちゃくちゃに速い。守備能力はまめねこがオール1位かと思ったが、内野肩に関してはコーヴァスがNo.1をもぎ取った。
全体的に走力が高いチームが多いこともあって肩にも注目されている。本戦で肩の強さがどう作用されるのか気になるところである。
Aリーグ
王立ヘルエスタ高校(総合力:70)
ミートAパワーAのパワーヒッター広角打法であるフレン選手は驚異的な4番打者である。1番にかく乱持ちでミートA走力Aのンゴ選手を置けるのもこのチームの長所であろう。威圧感がない為相手投手は打ち崩す必要がある。決して足があるチームではないが長打を期待できる選手はいるため、より多くの得点を獲得するためにも本戦に向けて打順の組み方は慎重に考えたい。
少し気になるのは投手陣のスタミナだ。キャッチャーBとは言え控え投手のスタミナを見るとアンジュ選手を出来る限り引っ張ることになりそうだ。
勇者育成高校(総合力:61)
正直このチームがAリーグで一番総合力が低いことに驚いている。なかなか取れなかった青特によって意外性が低いことも影響しているだろうが、先発投手である魔王様選手が他校と比較しても強い投手な為簡単に負けるチームではないはずだ。
今回注目の青特「対エース〇」を持つ女神様選手には期待を寄せたい。また、走塁やチャンスがCある選手も多くいるので嚙み合わせがよければ大量得点が狙えるチームだと筆者は考える。
聖アザラシ学院高校(総合力:66)
このチームでまず注目したいのはひま先輩の対左打者Aだ。Aリーグだと快盗学園に7名、横須賀流星に5名と発動しやすい能力となっている。打者としては石神選手がアベレージヒッターと威圧感を持ち合わせている為他校のエース級を壊してくれる期待が持てる。またチャンスAに対エース〇持ちのサロメ嬢選手が恐ろしい。
聖アザラシは如何にサロメ嬢選手にチャンスの機会を与えられるかが勝利のカギになってくるだろう。盗塁A走力Aの9番カゲツを活かすならば石神選手とサロメ嬢選手の打順を1つずつ上げるのもアリだ。良くも悪くもピーキーな選手が多い為じっくり打順は悩んでいきたい。
横須賀流星高校(総合力:77)
攻撃力が注目されていたが実は機動力の方が強みのチームである。特に盗塁Aが2枚いるのは大きく、他校はクレア選手ナギ選手には出塁させたくないだろう。このチームは上位打線の打順がとても難しい。全員がどの打順でも活躍できる能力を持っている為本戦はどのような打順でくるかは楽しみである。
特殊能力についても威圧感こそないが、アベレージヒッター、広角打法、対エース〇と強力な青特は揃っている為本番の打撃力にも期待したい。先発不破投手も実はスタミナNo.1投手である為、不破選手が終盤まで粘り強く試合を作ってくれれば威圧感チャイカ選手と強力打線で勝ちを手にすることができるだろう。
快盗学園高校(総合力:85)
THE機動力のチームだ。ライブ王選手を除けば全員が盗塁を狙える選手に育っている。しかし、機動力だけでなくチャンスAが2人威圧感が2人と攻撃力も侮れないチームである。先発投手であるライブ王選手の不安要素でもあるフライボールピッチャーもこの機動力ならばHRでない限りアウトにしてくれるだろう。
総合力で見てもAリーグ勝ち抜け候補筆頭であり、強いて弱点を上げるならば左打者が多すぎる点のみだ。右の強打者であるフィナーナ選手をどう活かすかが快盗学園のキーになりそうだ。
Bリーグ
VR関西圏立高校(総合力:66)
筆者が思うダークホース枠である。兎にも角にも投手の夜見選手とENNA選手が強い!投手を比較すると見劣りするように思えるが、他校の投手が過剰に強いだけで夜見選手も相手を0点に抑える能力ならば十分に備わっている。
他校にない特徴としては両打がいる為対左が弱い投手には左打ち、対左が強い投手には右打ちを選択することが可能だ。決して得点力が高いチームではないが威圧感は2人いるため、夜見-ENNAのリレーが順調に進めばBリーグを喰える存在となるだろう。
にじさんじ高校(総合力:88)
総合力No.1に輝いたにじさんじ高校。投手であるはずの葛葉選手に3番を任せられる程の打力があることがこのチーム最大の長所だろう。さらに威圧感も3人と多く投手の投げ合いでは絶対的な強さを誇っている。間違いなくBリーグ勝ち抜け候補筆頭だ。
欠点としては葛葉選手夢追選手の対左Eである点もあるが、打線でチャンスE持ちが多い点も気になる。いくら威圧感があっても点を取れなければスタミナは簡単に削れない。このチャンスEが本番にどう働くのか見ものである。
虚空学院(総合力:55)
野手陣の青特取得状況も厳しく本戦は天宮選手の活躍にかかっているといってもいい。なんとか天宮選手の勝ち運が発動しているうちに点を出来る限り稼ぎたいところだ。走塁はE以下が1人もいないので効率よく点が取りやすいチームではある。チャンスBの戌井選手やチャンスCの相羽選手を活かしてなんとか点を重ねていきたい。
厳しい中でも守備面はしっかり整えているのは剣持監督の性格が出ているなと感じる。また、このチームの特徴としてスタメン全員が右打ちなことがある。対左が強い投手の影響を受けることがない為にじさんじ高校以外には結構面倒な打線になっているかも知れない。
まめねこ工科高校(総合力:82)
キャッチャーや威圧感には恵まれなかったが素のステータスではどの学校にも負けないチームだ。特に守備面に気合いを入れており守備力平均がBととんでもない数値を叩き出した。野手陣は整えてある、あとは笹木選手に頑張ってもらおう。
気になる点と言えばパワーが下位打線の方が高いところだ。普通ならば打力が高い選手が上位打線に並ぶことになる。栄冠ナイン用の打順なのか、上位打線は走力を重視しているのか不明だが、本戦はどうなるのかは気になるところだ。
帝国立コーヴァス高校(総合力:84)
走力が目立つ中でアーチスト天ケ瀬選手がすごいアクセントだ。青特もアベレージヒッター、かく乱、威圧感と強力な能力を揃えており攻撃面での不安はパワーが少し低いことくらいだ。先発ローレン選手も対左A持ちでBリーグ先発唯一の左投手なので、対左に弱い左打の野手は押さえてくれるだろう。
気になるのは打順である。アーチスト持ちの天ケ瀬選手とチャンスA持ちの春崎選手、青特はないがステータスは高いローレン選手はどこに置くかとても悩む選手だ。特に対エース〇も持っている春崎選手は本番で大いに活躍するのではと筆者はにらんでいるので、9番から上げても良いのではと思っているがどうだろうか。
さいごに
サイレン甲子園まで協賛が来るって何事だ!?!?本戦11日までの期間寂しいので9日にサイレン甲子園があるのは嬉しい限りだ。
本戦まで楽しみが溢れて仕方がない!とりあえず当日仕事は絶対休むぞ!