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読書メモ「リフレクション(REFLECTION) 自分とチームの成長を加速させる内省の技術」

表記本を読んだので感想を記載します。

リフレクション(Reflection)とは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為です。「内省」という言葉が最も近いでしょう。

はじめにより

 ということで、内面を客観的にふりかえるリフレクションについての本でした。この本では一貫してリフレクションの「認知の4点セット」を用いて色々なケースで、認知を試みるということを事例ベースで紹介していて、非常にわかりやすい内容でした。ただ、「自分でできる」という所までは本を読んだだけではだいぶ距離がありそうですが、実験しやすい内容になっているので、ちょっとずつ試していきたいと思いました。
 同じ仕事を20年近く実施しているとだいぶ考え方も固くなっていると感じている所があり、また会社の中での帽子もより固定化されてきているので、システムコーチングなどでも重要なこの認知の考え方は絶対に必要だなと強く感じています。ちょっとずつ使っていくぞー!!

事実や経験に対する自分の判断や意見を、「意見」「経験」「感情」「価値観」に切り分けた可視化することによって、自分の内面を多面的に深掘りし、柔軟な思考を持つことができるようになります。
意見:あなたの意見は何ですか?
経験:その意見をの背景には、どのような経験や、経験を通して知っている事がありますか?
感情:その経験には、どのような感情が紐づいていますか?
価値観:意見、経験、感情を俯瞰して、あなたが大切にしていることが何かを明らかにしましょう。

1章より

 上記、認知の4点のフレームワークを元に色々な事象についてメタ認知しながら自分の内面に向き合っていく事が重要としています。仕事で結構イライラすることが多いのですが、確かに感情だけでなく、どういった経験や価値観によってその感情が産まれているか?ということを確認することで、建設的な議論ができるとは感じてますので、しっかり意識出来れば楽しいなと思います。(でも難しそう・・・)

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