なぜニンジンが育つのか?(環境整備の奇跡)

松井です。

いやーーー、悔しいです。

っていうのも、今日は15時からミーティングがあってね。

その一方、そのミーティングの間に、普段、一緒に野良仕事をしている人たちがニンジンの種を撒いていたそうです。

ーーー、うーん私も種まき参加したかった!

ってことで、今後はミーティングは14時半から17時半までは入れないというルールを設定しましたよ!!

ホント!残念です!!

・・・・

さて、私たちはニンジンの種を撒き、雑草をかり、間引きをして収穫します。

今回は、無肥料、無農薬、無除草、不耕起じゃないかな?ww

「え!肥料なし、農薬無しで育つんですか!?」

って翌言われますが、私は逆にこのやりかたしか知らないんで・・・

そして、このような環境整備をしていると、ニンジンを「自分が育てた」と「勘違い」してしまいます。

そうです。

私たち百姓(私は見習いですが)はニンジンを育てる事はできません。

ニンジンを育てているのは、土に住む微生物であり、風であり、空気であり、栄養素であり、環境です。

つまり、自然に勝手にニンジンが自ずから育っているのです。

私たちにできるのは、環境整備だけ。

育ちやすい環境をに向けて、草を刈ったり、土の構造を変えたり、耕したり、時には放置してただ撒いたり・・・

いろいろと工夫や介入をさせていただいているだけです。

・・・

多くの人が、自身の願いを叶えたり、問題を解決しようとする時に、直接的な介入をしようとします。

例えば、人間関係において誰かに悪口を言われたとしたら、その人に文句を言い返したり、心のなかでその人に怒りをぶつけたり、その人を避けようとしたりね。

あとは自分の解釈をポジティブに変えようとしたり、自分を責めて悪口を言われないように行動を正そうとしたり。。。。。

しかし、先程ももうしげたように、、、

「適切な環境が整えば、勝手にニンジンは育つ」

これをこのケースに応用するとすれば、悪口を言われないようにするのではなく、「悪口がでないような環境を設計する」もしくは「指摘された行動が起こらないような環境を作る」と比較的楽に願いが叶ったり、問題を解決できます。

例えば、(極端で乱暴に言えば)その人がいる職場を辞職するとか、その人と会わない地域に引っ越すとか。

【ある工場での工具の置き忘れの件】

とある工場で、どうしても機械の上に、工具を置き忘れることが頻発したそうです。

その時に取られた対策が、その機械の上面を物が置けないように斜めにしたそうです。

斜めのところに工具を置いたら、滑り落ちますので、そうすることで無意識に工具を置いてしまうことが激減しました。

このように物理的な環境に着目することも大事だと感じます。

【意識する!だけでなく、環境を設計する(コンテントよりもコンテクスト)】

実は私たちは「コンテント」よりも「コンテクスト」に大きな影響を受けています。

コンテントというのは、自らが気になったり集中している点そのもの。

そしてコンテクストとは、その点を発生させた背景、流れ、条件。
(つまり、そのフォーカスポイント以外の全ての宇宙)

そして、この環境(コンテクスト)とは、、、

「人、物、情報(ルールなど)、活動、場所」

で、出来上がっています。

ですので、これらのどれかを変化させることで、実は自分の直したい行動を制限したり、進めたい行動を促すことができます。

私たちが、過去のパターンや習慣を変えようとする時「意識する!」だけでは、なかなか簡単に変化を起こせません。

しかし、意識すると同時に、そもそもそれがやりにくい環境を作る、そもそもそれが起こりにくい環境をつくる。

具体的には、

1:付き合う人を変える
2:使う物や関わる物を変える(部屋の掃除や整理整頓も含む)
3:触れる情報を変える(ルールや、普段使う言葉、触れるメディアの変更も含む)
4:活動や動きを変える(とりくむ表情や、取り組む時に出す声なども含む)
5:場所を変える(住む地域、行為を行う地域など)

これらを同時に変えていくとスゴく物事が進みます。

例えば、私は、ここ数日は毎日noteに記事を書けていますが、実際に自分の家に「事務所」を作ってその事務所で書くようになって続くようになりました。(場所)、

他にも、普段使うメモ(物)を変えたり、触れる情報(情報)も変えました。

そして、毎日30分と決めて書いています。(ルール)

そんな風にすると「ただ意識する!」のと相乗効果で達成率が変わってきます。

私の知り合いは、朝のウォーキングをzoomでつないで4〜5人をお話しながらウォーキングを習慣にしていました。(人、物、ルールへのアプローチ)

ま、そんな感じで、直接的に問題や、変えたい行動、やりたいこと、願い事に働きかけるのではなく、それを生み出す「環境(コンテクスト、文脈、流れ、背景)」を整えていくとより願いに近いことが発生する確率があがります。

「水は高きから低きに流れる」

だからこそ、水がほしい時に水が来るように、水源地から水路を掘っていくのと同じことです。

願いが叶う確率があがるように、それが発生しやすい環境を意識的に作っていく。

そこに時間と労力を割くことが重要。

マッキンゼーの大前研一さんだったかな?

人生を変えたいなら3つのことしかない。

それは、、

・付き合う人を変える
・時間配分を変える
・住む場所を変える

これしかない!

という趣旨の事を言っていたそうです。

だから、例えば収入を上げたいと言うゴールがあるのなら、収入を上げようとするのでなく、お金が発生しやすい環境を設計していく。

つまり、、、

・一緒にいたらお金が発生しやすい人とつながる
・お金が発生しやすい場所に移動する(物理的、市場的にw)
・お金は発生しやすいルールを設定する
・お金を発生させやすい情報に触れ続ける
・お金を発生させやすい物をあつめる
・お金が発生しやすい活動を大量に行う

ってすれば、そりゃ勝手に収入はあがってますねww

ちょっと、コンテクスト(環境、背景、流れ、文脈)を意識して見てくださいね。

ほんじゃ!また!

松井万理

追伸:
火、水、風、土・・・

全てのエレメントの流れを整えることで、環境は整っていきます。

「4つのエレメント」
「5つの物理ポイント」
「4つの身体」

これらを含んだ複合的な「環境」をつくると、人生は楽に、合理的に、シンプルに簡単になりますね。

また興味ある人が多そうなら、シェアするから興味ある人は、コメントしておいてね。

それでは!!

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