【ネタバレあり】『響け!ユーフォニアム3』10話 感想

話の展開がめちゃ早い回だった…
印象に残ったのは、あすか先輩が黄前さんを背中を押すところ…
他にも色々なシーンはあったけど、今回はそこにフォーカスした感想。

具体的には、
「無責任にいいたいことをいうのが黄前ちゃん」
ということを黄前さんに気づかせている場面。

部長の立場が無責任な発言を遠ざけていたけれど、あすか先輩に会うことで、無責任に動き回れた下級生だったときの気持ちを思い出せたってことなのかな〜

①変わらない先輩後輩関係

現在の部の中では3年生ということで年長者になるけれど、あすか先輩との関係はずっと後輩だし…
同じコミュニティでなくなっても、続く先輩後輩関係のつながりを上手く活用してみるというのをたまには自分も実践したい…したことないけど…笑
(コミュニティが変わると共通の話題が徐々にずれていく難点はある…)

②言葉が響き合う

1年生のときの黄前さんの言葉があすか先輩に響いて、今度は部長になった黄前さんにあすか先輩の言葉が響く。
どちらも、部長、副部長として部を引っ張る存在。
人を動かすことができる人物が部をまとめる幹部になるのは、確かに必然。

かおり先輩が黄前さんの言葉があすか先輩に響いていたことに言及している。
確かに、あすか先輩は掴み切れないキャラクターの印象なので、そのあすか先輩に響く言葉を伝えられた黄前さんは珍しい存在といえる。
また、そのあたりの言葉の力が部長に選ばれた理由の一つになっているのかもしれないと今更ながら思った。
(黄前さんが部長になったのは主人公だからかな〜ぐらいに思っていた)

③視聴者から見たあすか先輩

響けユーフォニアムを自分が視聴者として見ていて思うことが、あすか先輩の発言の説得力。
カリスマ性のあるキャラとして描かれているから、というのが強い気がするが、今回の発言の中でも、
「滝先生も迷っているけれど、それを見せるわけにはいかない」
「転校生と黄前ちゃんに差はない」
と言う言葉に視聴者として納得してしまった。

黄前さんのその後の行動に繋がっているということは、あすか先輩の言葉が正しかったに違いない!と自分の頭の中で勝手に変換してしまっているのだろうか…?
漫画アニメの中でよくいる(と思っている)全てを見通した上で助言をしているキャラに近いものを感じる…

最後に

かおり先輩とあすか先輩のルームシェアから将来の黄前さんとれいなのルームシェアを想像させるなあ…

残りの回は安心してみていられそう…
ギスギス回を毎週追った自分を褒めたい〜笑






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