理系の商社就活を終えて(25卒)
どうも、25卒のいっちーです。
就活中にnoteにいろいろとお世話になったので、自分の体験をまとめる意味でも書いてみようかなと思って公開しました。
反応があれば更新したいと思います。
自己紹介
属性:東京一工 理系院生(非留学)
部活・サークル:非ガチ系体育会
アルバイト:塾講師
内定先:総合商社(5大)、大手電機・重工メーカー複数社、日系コンサルなど
就職活動(総合商社)を目指す上で気が付いたこといくつか
自分の枠を意識する
ノーベル賞を取ったとか総理大臣になったとか、圧倒的に強いガクチカが無い限りは、常に自分と似た属性の人と比べられることになります。
関東/関西、留学/非留学、国立/私立、体育会/非体育会のように、あなたを評価するラベルがいくつかあるので、自分と似た属性の社員の方を探し、適切なアピールポイントを確認しておくことが大切です。
顔面偏差値が高い人が多い
なんかの実験でも証明されていましたが、顔の良い人はそれだけで好印象であり信頼されます。
もし顔面に自信がなければ、彼らを打ち倒すだけの学歴と経験を用意しておくことが必要です。
ちなみにお勧めは”留学”か”起業”です。
内々定は即承諾してよい
これは常識だと思っていましたが、5大の内定者の話を聞いていると他の商社の選考を受けたいから保留している人がいます。
内々定を承諾しないと内定者グループに入れませんし、内定者飲み会にも参加することができません。
また懇親会で人事の方も「ぜひうちを選んで!」と言っていましたので、最終面接での学生の約束が嘘であることも暗黙の了解なのでしょう。
ただし、物理的実行力を伴ったオワハラにはご注意を。
OB訪問やインターンには絶対に参加
総合商社のビジネス構造上、学生の専門分野と一致することはほぼないと思われます。そのため「イメージで選んでいないか?」、「本当にうちに来てくれるか?」が選考のネックになります。社員の方と会った際には自分の理解を質問し、必ずフィードバックを貰った方が良いです。
志望動機をぼろくそにけなしてくれるので、お勧めです。
そして面接では、「あなた方のビジネスと社風についてしっかり理解し、そのうえで来ている」という本気度をアピールすればそう簡単には落ちません。
ネットの志望動機を信用するな!
「総合商社 志望動機」で検索すると
・日本のプレゼンスを向上させたい。
・グローバルリーダーになりたい。
・海外で働きたい
などと、閲覧数を確保するためにその場で思いついたカスみたいな志望動機がたくさん出てきます。
しかし商社はあくまで営利企業であり、その目的は利益を出すことです。
グローバルリーダーや日本のプレゼンスを考えて仕事しているわけではありません。(よほどのバックグラウンドがないと面接での受けも悪いです)
まずはあなたの経験に基づいたあなただけの志望動機を、時間をかけて探してください。
OB訪問や面接練習をしていくうちに内容がブラッシュアップされ、終活する頃には全く違うストーリーに変わっているはずです。
就活は茶番
これは半分嘘で半分本当です。
結局人事の方も、出会った学生が本当に優秀かはわかりませんし、本人も仕事で活躍できるかなんてまだ働いていないのに分かりません。
そのため各社それっぽい選考をし、それっぽい学生を取っているだけです。
受験と就活はルールが根本的に変わります。
受験は公式情報を読み先生の話を真面目に聞き、あとはひたすら勉強して高い試験の点数を取っていれば良かったはずです。
しかし大量の情報があふれる就活では、そもそもネットに出ている情報なんてごく一部ですし、人によっては有償コミュニティに入って日々面接練習し、御社目指して切磋琢磨している学生が多くいます。
この不公平な競争の中で、「ずるい」と斜めに見て妥協するのか、「やれるだけやってみよう」と前向きに捉えるかはあなた次第ですよ。
おわりに
OB訪問した際に言われた言葉をそのまま皆さんに送ります。
「この一年で今後のあなたの人生が本当に決まるから、結果が出なくて辛いときもあるけど諦めず頑張ってね。それに就活のための面接練習や志望動機作成力も入社してからも役に立つから。」
26卒の皆さんは頑張ってください。
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