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就活における学歴フィルター


学歴フィルターはあるか

インターネット上にて「学歴フィルターはあるのか」という問いをよく目にする。結論として、「ある」という回答が多く散見され、俗にいう”Fラン大学”の学生を中心として落胆する学生は多くいるだろう。

かく言う私もFラン大学に属されることこそないものの、中堅私立大学出身である。就職活動の際にはそのことが足かせになったことは言うまでもない。実際に一外資コンサルの最終面接にて、

「東大生や、君の大学より優秀な学校出身者が内定者の過半数を占めることは知っているね。入社後は出身大学や能力の差から、いじめとかあると思うが我々は関知しない。そこで辞めるなら早期の自己都合退職となるけど、どうか。」

具体的なファーム名を出すことはしないが、このような面接が行われていることも事実としてあり、他の企業に至っては初回の面接にて、大学名を聞いた途端に対応が変わるということも少なくなかった。

私はそれに留意していたため、正規生として同時に在籍をしていた海外大学のメールアドレスを用いてESの提出やメールのやり取りを行っていた。

どう勝つか

結論から言うと、採用担当者個人にとっては中堅やFラン大学の学生を採用してしまうことは自身にとってリスクでしかない。これは「なぜあいつを取ったのか」という社内での評価が、自身の立場を危うくする可能性があるためだ。

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