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自分原因論

人間は何か問題が発生したとき、誰かや環境のせいだと考えてしまいます。

「貧乏なのは親のせいだ」とか、「会社の売上が上がらないのは社員のせいだ」とか、「仕事のプロジェクトが失敗したのは◯◯のせいだ」などです。
確かに自分が原因で発生した問題じゃないこともあるでしょう。

  • ただその思考で本当に人生幸せなのでしょうか?

  • 人間関係を作っていくうえで正しい選択なのでしょうか?

ということで本日は、弊社クロボの共通言語にもなっている『自分原因論』についてお話していきます。

なぜ人間は誰かのせいにしてしまうのか

問題が起こると、基本的に人は誰かのせいにしてしまいます。

その理由は簡単です。誰かのせいにして生きると『楽』だからです。

発生した問題の責任から逃れることができますし、誰かのせいにしたら問題解決をする必要がなくなるので、思考しなくて済みます。

  • 誰かがアクションしてくれるはずだ

  • 誰かが変わってくれるはずだ

その「誰かが変わってくれるから自分が変わらなくてもいい」という思考。

確かに楽なのは間違いないですが、本当にそれで将来ずっと楽なのでしょうか?同じ問題は発生しないのでしょうか?

誰かのせいにして人生を生きてしまうとどうなるのか

次に、『誰かのせいにして生きるとどうなるのか』についてお話しさせていただきます。

ぼくの考えとしては、以下2つの理由から、本当に怖い未来が待っていると考えています。

  • 同じ問題が発生する

  • 人生を他人に依存してしまう

『同じ問題が発生する』というのは、相手(誰かのせいにされた側)が問題解決してくれるとは限らないからです。

『人生を他人に依存してしまう』というのは、売上は社員次第、プロジェクトの成功は他人次第なので、自分で人生をコントロールできなくなり、他人に依存してしまうからです。

その結果、自分で何かを解決したという成功体験が生まれないので、自己肯定感も高まらなければ、自分の生きたい人生をおくれません。

また自分の達成したい目標も、達成できないことでしょう。

それは、『あなたの生きたい人生』を他人は実現してくれないし、『あなたが達成したい目標』も他人は達成してくれないからです。

自分原因論とは

ここで少し立ち返ってみます。そもそも『自分原因論』とは何なのでしょうか。

自分原因論とは、発生した問題に対して自分が原因だと考えること。

  • 貧乏なのは親のせいではなく、自分が勉強を頑張ってこなかったから、仕事を頑張っていないから

  • 会社の売上が上がらないのは社員のせいではなく、自分が作った会社の教育の仕組みが悪いから、商品力が低いから

  • 仕事のプロジェクトが失敗したのは、自分が自分1人で判断して◯◯さんに責任者を任せてしまったから

と思考するのが、『自分原因論』の考え方です。

僕は、この思考は人生を変えてくれる、圧倒的に素晴らしいものに変えてくれると考えています。

なぜなら自分の人生を他人に依存せず、自分自身で生きていくことができるからです。

また『自分原因論』が人生を変えてくれる理由はもうひとつあり、『他人は変わらない』ということが挙げられます。

もしあなたが当事者として、誰かがあなたの責任にしたらどう思うでしょうか?

  • あなたのせいでプロジェクトは失敗したんだ

  • 今期の売上が悪いのはあなたのせいだ。

上記のように言われたことをイメージしてみてください。
あなたはこれを言われた瞬間に変わりますか?改善する努力をしますか?

もちろんしないでしょう。
良い気持ちもしませんし、そもそも相手側があなたのせいと思っている場合、誰も変化をしないし改善の努力をしません。

これが『他人は変わらない』という自分原因論の根本の考え方なのです。

自分原因論で考えると人生にどのような影響を与えるか

前述のとおり、『自分原因論』は人生を変えてくれます。圧倒的に素晴らしいものに変えてくれます。自分の人生を他人に依存せず、自分自身で生きていくことができるからです。

貧乏なのは親のせいではなく、自分が勉強を頑張ってこなかったし、仕事も頑張っていないからだ。じゃあ勉強も仕事も頑張って、お金持ちになろう!

会社の売上が上がらないのは社員のせいではなく、自分が作った会社の教育の仕組みが悪いからだ。じゃあ会社の営業の教育の仕組みを作ろう!誰でも売れる商品に改良しよう!

仕事のプロジェクトが失敗したのは、自分が1人で判断して◯◯さんに任せてしまったからだ。じゃあ◯◯さんの能力や経験を1人で判断していたことが原因なので、次回は依頼するタイミングで社員の能力値や経験を自分以外にも何人か社員に聞いてから判断しよう!など。

このような思考の方が、明らかに問題解決に動いていますし、今後も同じ問題が発生しにくいです。

そして変わらない他人に依存するのではなく、自分自身で人生を生きています。

こちらのほうが素敵ではありませんか?

クロボでの自分原因論とは

これまで自分原因論について説明してきましたが、『弊社クロボとどのような関係があるの?』と疑問に感じている方もいることでしょう。

実はクロボ社内でも、自分原因論は共通言語となっています。

問題が発生したときはなぜ発生したのかを考えると同時に、『自分に何か原因がないか?』ということを思考してもらっています。もちろん社長の私自身もです。

もちろん人間は感情で生きているので、防衛本能が働き反射的に誰かのせいにしたくなることは誰しもあることでしょう。

ですが弊社では、もし誰かのせいにしてしまったときは、ちゃんと謝罪して、自分原因論で考えるようにメンバー全員で努力しています。

僕は弊社クロボを、人のせいにする会社には絶対したくありません。
メンバー1人1人が自分に原因があると考え、一緒に問題解決していく組織でありたいと考えています。

皆さんも、自分の人生は自分で考えて行動して生きていきましょう!

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・TV取材映像

・Green採用ページ
https://www.green-japan.com/company/9505

・採用担当
株式会社クロボ
代表取締役社長CEO
北氏 智弘(きたうじ ともひろ)
service    https://crobo.world
corporate https://crobo.co.jp
note https://note.com/rich_echium584
stand.fm   https://stand.fm/episodes
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