20歳から23歳で学んだこと②

浪人を経て20歳で大学一年生、そこから現在23歳の代になる四年生の間に学んだことの二つ目、

公共施設でトイレットペーパーが切れたら次の人のために取り付けらる人はきっと少ない。

とうこと。

何が言いたいのかというと、当たり前が一番難しい、ということです。

*ここでいう当たり前は、道徳的な意味合いで、
例えば「相手が嫌と思うことはしない」とか「挨拶はしましょう」とか「思いやりをもってお互い生きやすいように配慮する」とかそういう類のものです。

当たり前のことって多分最も良くできている割合が高い年代は小学生だと思う。道徳の授業で習いたてで、かつ、ダメなことはダメだからやらないというシンプルな判断軸で生きられるのは子供達で、年をとるにつれて、生きるためにいろんな判断軸が追加されていくように感じます。

だから当たり前なことをするということが他の判断軸に制圧され、実行できなくなってしまうのでは?と思います。

でも、キラキラ輝いている大人はこの当たり前をしっかりできている人のように思います。
大学生である私にさえ、礼儀をもって接してくれて、周りへの感謝の気持ちを忘れず、相手を知ろうとしてくれる、そんなかっこいい大人と出会いました。そして、みなさん、仕事など今自分がやっていることを楽しそうにお話ししてくださいました。

一方で、理不尽に怒ったり、相手の話を全然聞かない大人にも出会いました。それも今までの人生で形成された判断軸によるものだろうと思います。

公共施設でトイレットペーパーが切れたら次の人のために取り付けらる人はきっと少ないのだろうと思います。相手のために行動する、しかも見知らぬ相手。些細な気遣いをすることは自分の余裕がないとできないかもしれないけど、この当たり前(これは私にとっては、ということになりますが)を忘れずに年を重ねたいです。


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