美術館へ
ゲルハルト・リヒター展
最近になって初めて知ったゲルハルト・リヒターというアーティスト。
たくさんの色を塗り重ねた抽象画を、初めて目にした印象は、ツイードの生地のようだと思った。
代表作である、ビルケナウの色味が特に。
東京での展示を見逃して、愛知県では必ず
と事前に図書館でリヒターについての本を2冊読んで待ち望んで行ってきた。
今までに見たことのない抽象画がたくさん。
色使いがどれも魅力的だった。
写真撮影可だったので、特に好きだと感じたものを写真に。
実際の写真に油絵の具を塗り重ねた作品(もしかしたら、実験的な試作のようなものだったかもしれない)もあって、
この過程を経て最終的にフォトペインティング(写真投影法)が出来上がって行ったのかな、と思う。
後で知ったけれど、フォトペインティングとは、リヒターが展開した美術手法だとのこと。
リヒターは、現代美術の世界に新しい手法を生み出した素晴らしい画家だった。
今年はたくさんアートに触れて、
アートに関する本も読んで、自分の感性をみがいていこうと思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?