紅茶

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  • 失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした

最近の記事

魔女の招待状。カフェでお待ちしています。第二話

私は飛行機に導かれ走っていた。 「ちょっと待ってよ!ヒールで全力疾走なんて辛いんだけど!」 周りから見たらスーツ着た女性が紙飛行機を追っかけるにしか見えない かなりやばい光景だ。 と紙飛行機が不意に曲がったと思ったらドアの前に落ちていた。 「ここが目的地、、、?」 そこはカフェ、、、、ではなくどちらかと言うとおばあちゃんの家みたいな所だった。今すぐにでもおばあちゃんが 「早くお上がり」なんて言って出てきそうだ。 え、流石に人の家はちょっと、、、しかもカフェって書かれてない

    • 魔女の招待状。カフェでお待ちしています。第一話

      やばい。このままじゃ家にも帰れない。 どうしようか。 そんなことを考える少し前のこと いつも通りに実家から出て三年勤めている会社に向かうため 私、佐藤希望は駅に訪れていた。会社はここから二駅先の為 比較的、近い方なのかも知れない。 さあ、電車に、、、、という所で足が止まった。私は列の最後尾だったから 待たせている人もいない。だけどこの電車に乗らなければ遅刻は確定だ。 都会に住んではいるがいつも起きるのがギリギリのため電車もギリギリになるのだ。 前からおじさんの声がした。

      • 魔女の招待状。カフェでお待ちしています。プロローグ

        この人に拾われてからもう何年経ったか。100年いやもっとか。 今日もその人は暇を持て余す。 「ねえ〜〜今日も暇!なんかおもしろいことないの!」 机に座って今日も手足をジタバタさせている。 「丁寧な暮らしとやらはどうしたんですか?昨日言ってたじゃないですか そういうの流行っているんですよね。今」 「飽きた」 「早いですよ!三日坊主くらいはなってください!」 「だって〜考えてみてよ!そんなの昔と同じじゃん!ていうか私、 魔法使えるから一瞬で終わるもん!しかも料理しようとする

        • 笑って。

          こんなタイトルなのに笑えない日なんて山ほどある。 でも自分が心から笑える時って何だろう?と ふと思った。 楽しい漫画を読んでいる時?ガチャで推しが出た時? まあ、どれも正解て言えばそうなんだけど やっぱり誰かと話している時が楽しいのかなって思う。 作り笑いの時もあるけど。 でも、笑うとその日1日がいや次の日がいい感じになるような 気がする。 「明日は休み!やった!」とかね。 だから、誰かのために笑う。とかじゃなくて自分自身のために笑うことも 何かと大切じゃないかな

        魔女の招待状。カフェでお待ちしています。第二話

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        • 失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした
          8本

        記事

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第八話!

          私が魔王城に行くと言ってから二日が経った。 あの日の夜。リバーから様々な事実を聞かされ、驚き、、、は あまりしなかったけど、話の勢いのまま、 「魔王城に行く!行くったら行くの!」とまるで子供が駄々をこねるように言ってしまった。もうちょっとマシな言い回しは無かったのか。 25歳が言う言葉じゃない。見た目的にはいいかもしれないけど。 それから、急に二日後に行くことになってしまったので、色々と大変だった。まずはレトさんに叱られた。一番に報告したんだけど、、、 「何で行くんですか!?

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第八話!

          失恋して落ち込んだた異世界に来たので世界を救うことにした第七話

          そんな運動部バリバリのことを続けて一週間すぎた日のこと。 私は筋肉痛に悩まされていた。遅くに筋肉痛が出るのは歳のせいだろうか 学生時代みたいに底なしの元気なんてない。 まあ昔も体力はなかったけどね! けれど着実に体力はついてきたとジャックさんは言う。 魔法のコントロールも少しずつまっすぐ、威力も抑えながらできるようになっていた。威力は単純に感情的にならないことを意識すれば難なくできた。 そんな中リバーから食事のお誘いを受けた。 食事に誘われるのは嬉しいけど、、二人ってことじゃ

          失恋して落ち込んだた異世界に来たので世界を救うことにした第七話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第六話

          あの後私とリバーさんは私の大声のせいでレトさんや執事さんたちにあっけなく見つかってしまった。案の定レトさんは「こんな夜更けにレディを連れ出すなんてありえません!」などど言いながらリバーさんを叱っていた。 こんな姿を見ると一国の王子様のようには見えない。 そして、翌朝。修練場にて。 「おはようございまーす勇者様!レトさん!」 私とレトさんは修練場に向かうと既にジャックさんが待っていた。 「あら、珍しいですね。ジャック。あなたいつも遅刻するのに。」 と冷ややかな口調でレトさんが

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第六話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第5話

          私にとっての気持ちが揺れ動くことね、、、。その日の夜、私はまだ慣れないお姫様ベットにゴロゴロしていた。この世界にはスマホがないので手軽に調べることもできない。 うーん。今まで流れに身を任せて生きてきたからか、あまりこれが好き!とか。あれがやりたい!とか言うのがなかった。そんなこと言ったら振ったあの人を好きになったことが自分で選んだ初めての事だったかもしれない。 告白したのも人生で初めてだったし。 「わかんないな〜でも明日までだし考えないと、、、」 と思っていると窓からトントン

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第5話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第四話

          翌日の朝 私は修練場というところにメイドのレトさんに連れられてやってきた。 修練場というにふさわしく的あてや剣などが並べてある。そういうものとは縁の無い生活を送ってきたから何だか不思議な気分だ。 「レトさんここに魔法を教えてくれる方が来るんですよね?」 「はい。もうすぐ来るはずですが、、、すみません何分、魔法騎士様は有名な遅刻魔でして、、」 どどっどどど   ん?なんか音がするような、、、それもどんどん近づいてくる、、 「来ましたよ。ゆかり様」とレトさんがいうと遠くの方

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第四話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第三話

          メイドさんに見られてしまった。見た目的には私がめちゃめちゃ怪力だと思われてるかこの枕が元々脆いのか。いやいや脆い枕って。ていうか私どちらかというと力弱い方だし!りんごとか素手で潰せるタイプの人間じゃないんだけど、、、でもここは、、、 「すみません!枕がその真っ二つになってしまって決して破ろうとしたわけではないんです!」 言い訳くさい。これじゃあ逆に最初から破る気満々の人の発言じゃん! すると黒髪メイドさんが 「大丈夫ですよ。勇者様それよりお怪我の程はございませんか?」 やさし

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第三話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第二話

          光が目に入ってくる。朝だ。 あぁやっぱりあれは夢だったんじゃないか。と起きあがろうとすると 何だか横が重い。それにベットがいつもよりもふかふかなような気がする。 待って待ってこれって私の予想が正しければここって 一思いにベットをめくるとそこにはいかにもお姫様の部屋みたいなものがあった。大きなベット、ソファ、装飾品も何もかもが豪華に見える。 とベットの横で何かが動いた。 「う〜ん」 おそるおそる、その場所を見てみると何だか見たことのある顔が、、 そう王太子と言っていたリバーさん

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第二話

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第一話

          あらすじ 25歳。私は片思いの人に告白した。そして振られた。 いけるかもって言う確証はあった。だって二人きりで遊園地、動物園、 水族館、恋人が行きそうなところは全部回った。雰囲気もいい感じだったはずだ。 恋愛初心者の私はそれに舞い上がっていたのかもしれない 理由は「友達だと思ってたんだけど」はぁ?全く意味がわからなかった まあでも今考えてみると手を繋いだりする雰囲気とかはまるで無かったような気がする。 そんな私は一人家の中で泣いていた。部屋の壁を叩きたかったけれど一人暮らし

          失恋して落ち込んだら異世界に来たので世界を救うことにした第一話

          選ぶこと

          選ぶことって大事。 なぜかって、 自分の好きを広げられるかもしれない 経験を増やせるかもしれない 選ぶことがめんどくさくなる時もあるかもしれない でも選んだほうがいい。 「どっちでもいい」って 自分自身を無くしてしまうことだと思うから 好きなものでも。  嫌いなことでも。 きちんと自分で選ぶ。 そうしないと、大事な決断の時に 分からなくなるから。 毎日のひとつ、ひとつの選択を大切に。 ここまで読んでくださりありがとうございます。 めんどくさいじゃいけな

          選ぶこと

          クロワッサンがスコーンになった

          ある日 私はふと思い立った。 焼きたてのクロワッサンを作って食べたい! ・・・ 一応作り方動画を確認。 多分大丈夫。一応材料は大体ある! だがバターがなかった。 ここで注目してほしいのは 私はめんどくさがり屋だといこと。 そんな私なので マーガリンでもどうにかなる。と思い 作業開始。そうこの時から間違っていたのだ・・・ そしてなんとかパン生地を作り上げ発酵。 ここでなのだが、クロワッサンは層になっていて バターと生地を交互に重ねていかなくてはならない

          クロワッサンがスコーンになった

          テレビのない朝ごはん

          食卓になぜか欠かせ無くなっているのが テレビ 幼い頃からテレビのついていない食事はなかった。 ある日、休日にテレビの音がないまま朝ごはんを作り始めた。 別に意識してはいないそういう気分だったのだ。 野菜を切る音、フライパンで焼いている音 妙に部屋の中に響く。 だが嫌いではない。 むしろ心地いい。 そして出来上がった朝ごはん ちなみにメニューは ご飯  とろろ昆布をそえて スクランブルエッグ 味噌汁 千切りのキャベツの野菜サラダ  だ。 普段の朝は忙しく

          テレビのない朝ごはん

          普通って・・・?

          普通ってなんだろう? 周りと同じようにすること? 親のそんな姿であって欲しいに応えること? 私も平均点に生きてた。 テストも何もかも それに埋もれてしまっていいのだろうか?  私は学生時代何がしたいのか分からなくて 周りの子をただただ羨ましがるだけなんて日もあった。  それが覆されたのは会社を辞めてから。 それまでの枷が外れたようだった。 失うものが何も無くなったのか。 思いついたことなんでもいいからやろう ていうか始めっからそうしてればよかったじゃん

          普通って・・・?