FF14暁月パッチの終わりが見えてきたので その2(新生時代)


新生がはじまる。そしてログイン戦争


2013年8月下旬、FF14は新生を迎えたのであった。
とりあえずやってみるかーからの初日インをしたのである。
が、そこにあふれる光景はリアルマネートレードのシャウトであった(ぉぃ)
いやまあいまでこそ笑い話であるが、チャット欄をうめつくすリアルマネートレードの宣伝BOT。信じられないだろうが、リアルマネートレードの宣伝がしかも、シャウトで宣伝されていたのだ。ネタとしてSSとっておきゃよかったなとは思う。10年もたってるのにその光景をおぼえているので相当だったのである。(いやサーバーによってはなかったのかもしれないが、わたしがいるサーバーでは、、、、)

FF14はRMTの取り締まりは現状こそわりとしてるほうだが、当初はまあ放置されていたというのか、数がすさまじかった。
とりあえずは、旧時代から一緒にプレイしていたフレとも合流もでき、とりあえずLSやらなんやらつくった覚えがある。FCもあったっけかな。どうだっけ、わりと初期に設立してるんだが、開始時点からあったっけ。(さすがに覚えていない)

そして、FF11からのフレも同じサーバーに移動しており、なんやかんやでグループだけは作成した。ただ、このグループでなにかする、という目的は持っていなかったのである。それがのちに何人かFCから脱退という憂き目をもたらしたのだが、こればかりは仕方がない。脱退したからといって付き合いはなくなったわけではなく、むしろ目的別で遊ぶというメリハリはついたと前向きに考えた。

話は前後するのだが新生した1週間まともにログインできなかったのである。ログイン戦争がやばかったのだ。いまのようにログインして放置してればそのうち入れるという仕組みはなく、おそらく先着順のログインの仕組みであったのだと思う。またゲーム内で回線不良でおとされるとその日のプレイはあきらめなければならないほど、インもできなかった。
当時のことを覚えてる人もいるだろうけど、このときにDCも分割されてサーバの追加もされていったのである。一か月くらいでこのサーバ追加とDCが誕生したのではないだろうか。Wikiで調べりゃでてきそうだがめんどくちゃいので割愛。
そして旧時代から続いているサーバーはレガシーサーバと名前がつけられたのも新生開始であり、旧時代から続けていたプレイヤーのレガシープレイヤーもこのころから降り立っていたのである。わたしも含めて。

レガシープレイヤーは旧時代のジョブレベル等を引き継げていたのでカンストジョブをもっているプレイヤーも何人かいたし、わたしも白魔導士だけは50にしていたので、いろんなクエは白魔導士で進め、報告だけは巴術士で進めるというスタイルでメインクエを進めていったのである。
だがしかしまあ、アクション性がやや強くなっており、とてもじゃないが戦闘中にチャットはこれはできるゲームじゃないなということは、最初のほうに悟っていた。CFという自動マッチングシステムも相まって、FF14新生開始当初からは新たなフレはできなかった。会話しにくいからそりゃできないのは当然だよね。
そのためかなり狭いコミニティのなかで遊んでいたと思う。そもそも自分がいるサーバーはFF11からの流れを汲んでいるプレイヤーも多かったため閉鎖的な面もあったのであろう。フレは自分からつくりにいかねばできない土壌はあった。(この感覚はいまでも変わらない。FF14は自分から動かねばフレはできないし、コミニティは広がらない)

ゆっくりのメインクエクリアまで。

そしてメインクエを軸とするクエをゆっくりと進めていった。
当時の笑えないというか、ちょっとした事件というのかおぼえているのが、リムサ・ロミンサのマーケットボードの近くにいると問答無用でギルがすわれる(強制的に競売品がかわされる?)みたいないわゆるサーバーハックによる騒ぎがあったことだ。30万ほど徴収されてしまうようで、フレから「近づくな、どうしても通らなきゃならないなら、所持金はリテイナーに預けて」と注意されたことである。
ちょっとここで豆知識なのだが、レガシーサーバーは旧時代からプレイしてるひとたちがいるサーバのためギルももちこしていた(10分の1にはされていたが)なので平気で1千万、2千万とか当時としてもゲーム内通貨を持ってる人も多く、そのため狙われたのではとは思ったりしている。
まあすぐさまメンテに入ったわけだが、そこまでするか業者とある意味感心した。
さてそんなこんなで、新たな景色を堪能しながら、メインクエは無事最後まで終了することができた。いまでは信じられないほどゆっくりとすすめており、3か月くらいかけて新生した最初のメインクエを終わったのである。

メインクエの振り返りとして、当時はなにもかもわかっていなかった。いまでこそ装備の更新の重要性や、ジョブクエの重要性を理解はしているが、当時そんなノウハウみたいなものはなく、動線もいまほど親切ではない。先輩になるメンターもいない。なので、普通のIDで時間切れまでボスやってクリアできないとか、50レベルなのに、30レベルくらいの装備してたり、まあいろいろ酷かった。知らないってすごい。そして周囲のひとたちもFF14というゲーム性を理解していなかったので、そういった振る舞いが許されていたのである。むしろどうやったらクリアできるかとボス前で話し合ったりもできた。(戦闘中はもちろんチャットできるほど暇ではない)CFだったので、そうやってIDの中で仲良くなっても、フレにはなれなかった。まさに一期一会の出会いであった(びっくりするなかれ、PT募集の機能もなかったのだ当時。コンタクトリスト?そんなもんもない。そもそも同じサーバじゃないとフレになれんかったのじゃ)
だからこそ、当時ブレイフロクス(30レベルくらい)、とストーンヴィジル(40レベルくらい)のIDがトラウマになっていたプレイヤーもおおかったのではないだろうか。(わたしもその一人である。この二つのIDのトラウマはなんと紅蓮が始めるくらいまで引きずる羽目になっていた)というかこのふたつはほんと登竜門的な意味合いもあったのであろう。難易度がポンとあがったIDだった。いまでは信じられない人も多いと思う。

そしてはじまる真タイタン討伐戦

当時メインクエが終わるとほんとやることなかったのである。
レリック武器作成のクエが実装されていたので、それをこなしながら。そして出現する、真イフリート 真ガルーダ 真タイタン クリアしてこい。である。
いまでいうこの3つの討伐戦は極に該当すると思う。当時のいくつだったかなー80か90ILの武器をつくるために必須の討伐戦だったのだ。
このころからわたしは学者をメインジョブに据えていろんなIDに行った。
まあプレイヤースキルはひどかった。ヒーラとしては徹底的に視野は狭く、学者がどういった動きをすればいいということもなーーーんもわかってないままレリッククエの〆であるこの3つの討伐戦に挑んでいったのだ。

当時同じくらいにメインクエをやっていたフレとメインクエを先行していたフレとこの討伐戦いったのだが、まあイフリートから散々だった。なんせいまのご時世みたいに攻略動画はなかったのである。まだまだブログによる文字による攻略記事が主流の時代だったため、目を皿のようにしてその記事をよみ、シャウトでPTメンバーを3国からあつめ(え?)何度も何度も挑戦する羽目になったのである。
いやもう当時思い出すに、真イフ、真ガルまではなんとかクリアできるレベルまでできた。がそう、真タイタンが問題だったのである。

開発批判はするつもりはないが、この真タイタン、AOEが発生したと思ったらダメージくらってるのだ。開発が後日なんか開発パネルだかなんだかいっていたのだが、スクエニから我々のプレイするPCやPS3へのいわゆる回線遅延ラグの考慮がたりず、プレイヤー側にAOEがでるときには当たってる判定されている状態が頻繁に発生する。という状況だったらしい。(あくまでらしいなので、興味ある人はそのあたり調べてください。わたしですか?メンドクサイのでやりません。)
後日運営もいっていた記憶があるんだが、真タイタンで心おれたプレイヤーも多数いたとかいないとか。
わたしですか?2週間くらい詰まりました。プレイヤースキルもなかったのもありますし、ギミックテンポになかなかなれない、カメラもなぜか放置するとキャラにゆるーと近づく挙動があり、つねにカメラを引きながらプレイするというなぞの縛りをうけながらだった。PAD攻略をしていたためグランドターゲット挙動にもなれずといった状態だった。
もういいかなあやめるかなあと思いながらもフレに励まされ、なんとかクリアできたときは画面の前でガッツポーズをした記憶がある。
余談であるが、あとにもさきにも夢にまででてきたボスはこの真タイタンのみである。(のちのちたくさん実装されて今日にいたるまで、レイド系は一切夢にまだでてきていない)
そして不思議なことにこの真タイタンをクリアできるようになったことで、いままで狭かった視野が広くなった実感があった。
なぜかというと当時の50IDのアムダプールの2ボス、いまでこと雑魚であるハエがいなくなったし、吹き飛ばしをしてくるいやらしいボスだったのだが、真タイタンをクリアしたのちにこのIDいったときに、周囲がみれるようになったのだ。AOEやボスの挙動、PTメンのHPいろんなものが見えるようになったのだ。自分のことながらすごいな、とうれしく成った覚えがある。むしろなんでこれまでこのボスの挙動などがみれなかったのか。と不思議に思った。プレイヤースキルが一歩進んだのであろう。今後新しいIDやら討伐戦が来ても、真タイタンや当時実装されていたアムダプールのような苦労はしなくなったのだ。いわゆる初見でも初見殺し以外で床ペロする頻度がグンと減った記憶がある。
おそらく開発の意図として当時はこの真タイタンまでクリアできるようになれば、一通りのことができるように道筋をつけていたのではないだろうか。
だがしかし当時の真タイタンのランドスライドと重みのあの表示ラグはゆるさん(笑)

その3につづく
https://note.com/rich_coyote636/n/n35657d5cdb81


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