ちの

読書と音楽が好きです 34歳主婦

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最近の記事

【読書感想】母にはなれないかもしれない

ちょうど、noteで感想を見かけて気になった「母にはなれないかもしれない」という本を読んだ。 妊活をしていて落ち込みがちな私にはタイムリーな本だった。 現在34歳で専業主婦だから、来年には高齢出産になっちゃうという焦りと、子なしで専業だとニート扱いされがちだから子持ちになって社会的に許されたいという気持ちがあった。 でも、この本に出てくる女性たちのエピソードを読んだら、既婚で女性だからといって子どもを産むことに焦らなくていいんだ、と安堵した。 正直言って、私の性格的には、

    • 【読書】さんかく【感想】

      読書感想の投稿は久しぶりになります。 市立図書館のWeb予約機能を使い始めたので「千早茜」さんの小説を読むようになりました。 「犬も食わない」もスルスルと読めたし千早さんの文体が結構気に入りました。 この伊東くんの言葉は刺さった。 私に適用すると、結婚3年目だが交際して来年で10年になる夫と落ち着いた 関係になってきたけど、ほぼ食の好みが合うから毎日一緒にごはんを食べて 時間を共有できているだけでしあわせって事なのかもしれないな。 この小説のおかげで自炊モチベが上がりまし

      • ブルターニュの光と風展 鑑賞記録

        今回は、読書記録ではなく美術館の鑑賞記録を残します。 3月1日にリニューアルされたばかりの豊橋市美術博物館に、散歩がてら 行ってきました。 展示されてる作品の作者は「ゴーギャン」くらいしか知らなかったけど、 なんとなくの雰囲気で見入って楽しめました。 noteに記録を残すんだったら、作品解説のヘッドホンみたいなのを借りたら よかったな、と今更思います(笑) 海沿いの風景とか漁師の描写みたいな作品が多くて、波の臨場感だとか、 カモメの描写の仕方とかが表現豊かだなぁと思いま

        • 「街とその不確かな壁」

          2023年12月から専業主婦となった為、毎日読書に勤しんでいる。 そしてやっと昨日、村上春樹の「街とその不確かな壁」を読み終わった。 この長編小説を読んでいると、私が23歳の頃、高卒で就職後、 うつ病を患った故にほぼ1年間無職で図書館通いだった日々を思い出した。 あの頃は村上春樹の小説を読み漁り、まさにイエロー・サブマリンの少年の 様な生活をしていた。 村上春樹の小説が好きすぎて、本好きのヒョロっとした陰キャっぽい男性と 結婚したいと当時は思っていた。 だが不思議なこと

        【読書感想】母にはなれないかもしれない

          【読書記録】流浪の月

          2023年の12月中には読了してたんだけど、アウトプットは新年初です。 凪良ゆうさんの作品は電子書籍で読み始めたけど、この本は書店で文庫本 形式で読みました。 「そう考えると、遵守する必要のないルールって多いのね。わたしも 子供の頃、どうして夕飯にアイスを食べちゃいけないのか、その理由を ずっと考えてた」 確かにこれ、今の生活でもわかるなぁと思った。 結婚したからには、親戚付き合いとか義理の両親との付き合いとかもまめに しないといけないのかな、と思ってたけど私たち夫婦には

          【読書記録】流浪の月

          「星を編む」を読んで

          前作も刺さったセリフは北原先生と暁海のセリフだったんだけど、 今作も先生と暁海のセリフに気に入った箇所があった。 「おいしいねって一緒にご飯を食べられるのは、それだけで最大の幸せです」 「良い親の条件のひとつは、少なくとも自立したひとりの人間であることと 言い切れる。親に限らず、人との関わり合い全般に言える。精神的にも経済的にもひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうなときに支えることができるのだ。 「自分は自分、他人は他人、とそれぞれが別の個であることを理解できさえ

          「星を編む」を読んで

          「正欲」読みました

          私は普通に異性愛者で、特殊性癖に共感した訳ではないけど、 モノローグでは桐生夏月にとても共感した。 たまたま今は結婚相手に恵まれて「死にたい」と思う事なく過ごせている けれど、私も正しい命の循環に乗れなくて苦しんでた時があった。 10代後半から23歳くらいまでは希死念慮がすごかったから夏月と佳道が 希死念慮で繋がったのがとても良かった。 当時の私のTwitterの使い方みたい。 夏月と佳道の関係を見てみると、自分が知らないだけで現実の世界にも 恋愛関係でなく、生き抜くため

          「正欲」読みました

          汝、星のごとく 読了

          電子書籍で「汝、星のごとく」を読み終わった。 ・毒親 ・女性の経済的自立 についてのところが印象に残った。 私も子どもの頃は、両親が不仲だった。 母が父の愚痴を言ってきたり、荷物をまとめて出て行こうとする場面をよく覚えている。深夜や早朝に両親が言い争いになって布団で耳を塞いでいたっけ。機能不全家庭で育った子どもはやっぱり欠陥があるよ。 暁海や櫂を見ていてもそう思った。 しかしこの二人の人生は壮絶すぎて比べ物にならない。 「自分がなにに属するかを決める自由です。自分を縛

          汝、星のごとく 読了

          傲慢と善良を読んで

          私は32歳で結婚して1年経ったんだけど、真実の気持ちが痛い程わかった。 25歳から付き合い始めた人と、プロポーズのような話が出たのが31歳の頃 だったからだ。 私は粘り強く待ったけど、婚活アプリで出会ったカップルならそりゃ真実 みたいな行動もしてしまうかもな。 婚活アプリで出会ったのになかなか結婚に踏み切ってくれないし値踏み されているというもどかしい気持ち。 架の女友達にスクールカースト上位みがうまく描かれてて「こわ〜」と 思って読んだ。 社会人になってもスクールカース

          傲慢と善良を読んで

          読書感想文はじめます

          今年から電子書籍を読むようになり、また、7月にWindowsからMac book Airに買い替えたので読書記録をつけようと登録しました。 ブログは10代の頃以来です。 インスタとFacebookに疲れたのでブログを再開してみます。

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