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次元について

久しぶりの投稿です。

次元って目には見えないのに、気づいた時には認知している。
タイトル画像も上下と左右の次元は認知できる。これは2次元。
光と影、色合いから前後を認知できる。いわゆる奥行き、立体感。葉や花びらの一枚一枚の立体感を視覚的に認知できる。3次元。
これを絵に描け。となると認知したものをそっくり写し出すのが難しい。3次元から、少し理解する努力が必要になるのだろうか?
これは、写真(2次元)から3次元を取り出すことが少し難しいのだろう。人間の脳が未熟なのかな?
実際、日常の視覚では、立体感は認知できている。だから、電信柱にぶつからないで歩けたり、前にあるものに手を伸ばすこともできる。

 では、4次元は?4番目の要素は「時間」。
 これも、写真から実際を取り出す時のように、理解する努力が必要だ。
理解できていないと、「時間」は過去から未来の方へ一方通行に感じられるからだ。
え?だって実際過去には戻れないし、未来にも行けないじゃん!となる。
 それは、3次元までは、時間の概念がないから、全てを一瞬、あるいは数秒以内に捉える(認知する)ことができることから、どうしても「時間」に対しても一瞬を切り取ろうとしてしまうことが認知できない原因なのではないかと思われる。
 4次元目の要素は、これまでと捉え方を変えなくてはいけないのだ。
 今!と言った途端、「今」は過去になる。明日は一生来ない。明日が来た時、それは今日になるから。
 物体としての現実の自分を中心に考えると、時間を捉えるのはとても難しい。ところがこの見えない4番目の要素も、知らない間に認知できているものがある。そのうちの一つはミステリー小説だ。過去の未来である現在が、過去の伏線を回収していく。過去のどこかに未来のための何かが存在していて、わたしたちはそれを知っている。
 今のわたしは、過去のわたしにとって未来のわたしであり、未来のわたしにとっては過去のわたしであるのだ。
 こんなことはないだろうか?小さい子供だった頃、大人に酷く怒られたことがあった。今思えば、あの時怒られていなければ、今のわたしは存在しなかった。というようなこと。
 未来から過去を見て、過去のマイナスの出来事を未来がプラスに変えたのだ。過去は変えることができるのだ。
 また、未来への目標へ到達すべく、現在はこういったことをやろう。という風に考えたりする。
 今のわたしは、過去と未来でできている。そして、過去は未来からも現在からも変えられる。未来もまた、過去と現在から作り出すことができるのだ。
 4次元目の要素「時間」はそんな風に理解していきたい。

 5次元目の要素は「愛」なのだ。
 さあ、これも捉えるのが難しい。人間の生活が豊かになったせいなのだろうか?「愛」はエゴの代表格のようにとらえられているように感じる。
 愛とは宇宙の全てであり、宇宙の全てを絶えず循環させるものなのだ。この要素は、エネルギーの一種でもあり、原産はあらゆる生物と言っていいかもしれない。お金では絶対に買えないが、高額ではない。実際、とめどなく無限に溢れ出すものなのだ。ただ、人間だけがなぜか出し惜しみするのだ。意味がわからないが、これが「エゴ」の仕業なのだと思う。自分だけが良ければいい。損をしたくない。自分だけは得をしたい。
 この損得勘定こそ、愛を不自由にする原因のひとつだと思う。世の中には損なことも得なこともないのだ。そう見えるだけで、朝、得をしても夕飯の頃には皆、そのことを忘れているくらいの小さなことでしかない。それでも、得に対して素直に喜び、感謝して、じゃあ、他の誰かもそうだといいなぁ。と、そう思うだけで、得が徳に変わる。たったこれだけのことだ。これが「愛」なのだ。
 何か行動する必要などない。自分に素直になれば良いだけなのだ。自分を1番に愛して、大切にすること。これこそが5番目の要素『愛』の本質であり、宇宙の全てを循環させるために最も必要なことなのだ。
 ところが、これが苦手で下手くそな人のなんと多いこと❗️
 自分を1番に愛して大切にする
ということは、我慢することではないが、ただ甘やかすということでもない。それなのに、どちらかに偏ってしまうことがなんと多いことか!「愛」というエネルギーの源は、自分という人間を認めること。良いところ、悪いところ、得意なこと、苦手なこと、好きなもの、嫌いなもの…。そういった自分の全てを認めること。それができると、自分の苦手なことが得意な人も、嫌いなものが好きな人も認めて受け入れることができるようになるし、自分を愛することができるようになると、自分以外の存在の愛おしさに気づき、とめどなく愛が溢れ出し、その愛で宇宙が豊かに循環しだすのだ。そして素晴らしいことは、自分から溢れ出た愛は、たくさんの人たちを通り、受け取ったたくさんの人たちから、たくさんのお土産を乗せた愛として、また自分のところへ帰って来るのだ。
 

 うまく説明できたかどうかわからないが、わたしたちは、いつだって5次元の世界を生きる準備はできている。


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