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上質に出会える「micono」神戸元町本店

久しぶりに、神戸に行ってきた。
相変わらず、なんの予習もなし。
毛糸だま夏号に掲載されたのを見て、
「行かなきゃ!」と思って行ってきた。
神戸元町「micono」をご紹介。

JRと阪神電鉄の元町駅から歩いて約3分の立地。
神戸は、やはりスタイリッシュな雰囲気が漂う感じがする。

ショップの前には、レンガ作りの学校があり、
レトロだなあ、と思って、ショップをみると
こちらは、壁のタイルがシルバーグレーなので、
クールな雰囲気。

でも店内はWOODYな温かさと、オーナーのやわらかい
雰囲気と、すてきな毛糸たちが私を迎えてくれた。

行った頃はまだ冬糸がほとんどだったが、今は
サマーヤーンが並んでいると、Instagramで読んだ、はず。

海外の糸がたくさん並んでいて、試し編みもできるし、
編み針も海外製を使って編めるので、日本製との違いを
比べることもできる。

実際編み針に関しては、海外製をこの時、初めて使った。
試せるのが、本当にありがたい。
そして輪針の便利さについて、深く考えてこなかったが、
こんなに便利だったのか、と新たな発見。

かぎ針も、「Ergonomic Design」。
初めて聞いた。
日本語では「人間工学」、アメリカでは「human factors」。
欧州では、編み針はこんなに進化していた。
プラスチック製で、日本製より見た目2~2.5cm
長い。
ナイフ持ちで編む時に、便利そうだ。

海外製の糸は軽くできあがっているものが多いので、
一巻きが長いものが多い。
だから、例えばセーター一枚編むのにも、毛糸玉の
数は少なくてすむかもしれない。

このショップは、元町の北側(山側)にあるので、
商業地のイメージのある南側(海側)とは、雰囲気が
違う。
ぜひ、この落ち着いた雰囲気も味わっていただきたい。

こちらの実店舗もすばらしいのだけれど、
「micono」さんには、「micono」さんのオンラインショップと、
「なないろ毛糸」というオンラインショップが姉妹店として
併設されている。

どちらのオンラインショップも、とにかく飽きない!

海外では、こんなにニットソックスが日常的なのか?
と、思うほど、ソックスヤーンをたくさん扱っておられる。
カラフルなものもあれば、単色もある。
ソックスヤーンって、ソックスを編む用だから・・・と
思っていたら、ウールにナイロンが含まれて、
さらに、洗濯機で洗える!!
そりゃそうよ、靴下だもの。
ここに、感動した。

実際ソックスを編むことは、初心者向けの編み方も
もちろんあるのだけれど、技がいるのも事実。

しかし日本は、今では室内でスリッパをはくご家庭も
多いだろうが、ニットソックスで畳や床の上を歩くと
滑ってしまう。
だから、ニットソックスを編んだら裏に滑り止め液を
つけるという話も聞いたことがある。
日本でニットソックスの需要が少ない原因の一つの
ように思う。

でも、毛糸は毛糸。
私としては、そんなに小物類は作らないので、
ソックスヤーンを使って、かぎ針で編むデザインを
考えていた。

もちろん、その他数々のすばらしい糸を見ていて
「あのデザインを編むなら、どの糸にしようか?」
「この糸なら、どのデザインを編む?」
などなど・・・

そう思いながら今日は、こちらのオンラインショップで
一日過ごしていた。

有意義な一日だった。
オンラインショップにも、新商品が並び始めた。

またショップにもお邪魔しに行こうと思う。


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