少子化対策は失敗します。


カフェ講座の始まる前。

今日も寒い日になりました。風も無いのに寒いので。気温が本当に低いのだと思います。

明日は下手をすると東京も雪で、朝の通勤・通学の時間は大変になるかも知れません。寒いのもいい加減にしてくれと言いたくはなります。天気は人々の望まない方向に流れて行きます。これでは商店はどこも大変です。

明日は出かけない予定です。テキストなども最終週は相当の量になりますので、今日は早めに<燕コーヒー>へ荷物を運びこんでおきました。これでもし明日雪が降っても安心です。

今回も10名様で行いますが、今回は<自分の店を作るには>という表題でやりますが、話が店を作る時の具体的な話に移りますので、皆さん興味があるのでは無いかと思います。

これから若い人の賃金は上がる、上がる、の大宣伝ですが、物価がもっと上がれば生活は一つも楽にはなりません。お隣の韓国では40兆円以上次ぎこんだ少子化対策が大失敗したようですが、日本もその足跡を良く調べ同じ間違いを繰り返さない事が大事です。

少子化対策と言っても、太平洋戦争中の日本陸軍ではあるまいし、産めよ、増やせよ、の大合唱で人口が増える訳ではありません。先進国では何処でも女の人はなかなか子供を産まなくなっています。

それだけ女の人が自分で自分の人生を選べる様になってきたのです。それが人類の進歩で無くてなんでしょうか。じゃあ日本のGDPはどうなるのだという年寄の自民党の議員も多いでしょうが、そんな事は、知ったこっちゃあ無いとでも言っておけばよいのです。

いつまでも、GDPを上げて一流国家を目指して、本当に国民がそれで幸せになったのか、又、多くの人がその道を望んでいるのかはとても疑問です。他の国に負けてはいけない等と言うのは何の意味も無いので、負けるなら負ければいいじゃあないの、と私は思います。

政治家の仕事は、GDPを上げる以外に国民が幸せに生きて行ける国の在り方を想起する事です。今はだれもそうした事をいう国会議員はいませんが、少子化でも国の人口が減っても、それでも皆が幸せなら良い訳で、少子化だから少子化対策をしてという程度の認識ではお先が知れているという事です。

国民はどういう暮らしを望んでいるのか、GDP1位になり、人口が増えて、他の国に勝ったとしても、国民が誰もそれを望んでいなかったらどうなるのか、不幸の連鎖だけが広がって行くだけです。

近頃、テレビではイタリアの小さな村の暮らし等に人気があるのでは無いかと思います。私もよくそういう番組を見ています。大きな企業にはいり、国の為に働く人生はもう沢山だという声が上がって来てもおかしくは無いのだと思います。

そういう意味では自民党の失敗は偶然では無いのです。

話がどういう訳かとんでも無い所に行ってしまいましたが、取り合えず、9日(土曜日)はカフェ講座2日目を開講致します。

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