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これ…やりました(2) 10月これやる宣言 【3】夏休みに大雨で行けなかったKawaZooに息子を連れて行く


出発!休憩は伊豆のへそ

連休の真ん中の日、KawaZooへ行ってきた。

前日に天気予報を確認したら、曇りと雨のマークだったので、また大雨になって行けなくなったら…と、少々心配だったが、朝は雨が降っておらず、出かけることができた。

予報の気温を見たら、河津は寒くなりそう。
いつも薄着の夫と息子に、羽織るものを持ったか確認してから出発。

途中、道の駅 伊豆のへそで休憩。
お腹を空かせた食べ盛り中1息子が、コロッケが食べたい、と言う。
あるかな〜。

お惣菜コーナーがあったので行ってみる。
コロッケはなかったが、鮎のご飯があり、それを購入。
「子持ち」と書いてある。

鮎の身と、プチプチした(一口ももらってないので想像)卵が全体に混ぜられていたそう。
美味しかった、帰りにも寄って、まだあったら食べたい、と言っていた。


あれ?どこ?

KawaZooに着いた。
車から降りたら、寒い。
ずっと山道来たもんねー。
ループ橋くるくる下りたもんねー。

中に入ると、あ、暖かい。
そうか、カエルだからね。

カエルを見ようと覗き込むが…。
…どこ?

そうだった。
見ようとしている対象はカエル。

隠れているものが多い上に、すぐ目の前にいても、保護色で見つけにくい。
また、想像している大きさよりもかなり小さなカエルも多く、さらに見つけにくい。

「どこにいる?」
「ほら、あそこの木の少し上の方に…。」
「あ、いた!」

みんな、そんな感じ。

目が…疲れる…。

「(日経新聞の)『超ムズ間違いさがし』より見つけるのが難しいね。」
と、息子と話しながら、それでも、せっかく来たのだから珍しいカエルを見たい、という思いで必死で探した。

近くにいる人と教えあったりもした。
「〇〇(カエルの種類)は見つけました?」
「あそこの葉っぱの上に…。」
「ああ、いた!ありがとうございます!」
そんなやりとりもあって、楽しかった。

カエルを見ながら、つい、
「かわいい♡」
と言ってしまい、ハッとして周りを見回した。
カエル嫌いの人に
「え〜、やだー。」
なんて思われないか気になったのだ。

誰も気にしていない。
そう、ここにいるのは、カエルが好きな人達。
ああ、よかった。

そのあとは安心して「かわいい♡」と言いまくった。

黒目がちのおめめがかわいい子が多いのだ。


何度探してもみつけられないものもあり、残念だったが、
「カエルだから、そういうもんだよ。」
と息子。

あー、はい。あきらめます。

そうした中、ヤドクガエルたちは鮮やかな色でよく見えた。
ヤドクガエルって、毒があるんだよね?

「ここにいるヤドクガエルは、毒がないと思うよ。ヤドクガエルは毒のある虫とかを食べることで毒を持つから。飼育下ではないよ。」
と、息子。

へえー、そうなんだ。

息子と生き物を見に行くと、解説がつくので面白い。


ひと通り回り終え、お土産を買う。

自宅用のお土産
「かえるのシフォン」園長の似顔絵がいい👍
「伊豆の いのししカレー」「伊豆の しかカレー」美味しかった パッケージが花札
息子はこれらのパッケージを取っておくと言っていた


お昼にしよう

KawaZooを出て、さあ、お昼を食べよう。
周りに何軒かある。

右を見ると、駐車場に入るために車が並んでいる。
あっちは混んでいるんだね。

向かいに「そば」と書いてある。
そば好きの息子は、その店がいいと言う。
私はご飯が食べたいな。
せっかく伊豆に来たから、わさび丼とか。
メニューが掲げてあり、見るとわさび丼がある。
じゃ、ここにしようか。

奥の建物を見ると、お店…住宅?…お店だ。

もともと住宅だったところをお店にしたのかな?という感じ。
引戸を開けて入り、靴を脱いで上がる。

フルサービスか、セルフサービスかを選ぶ。
セルフは、お料理ができたら呼ばれて取りに行き、終わったら返しに行く。
それだけだが、1人50円引いてくれると言う。

それはありがたい、と、セルフを選んだ。

「お部屋はこちらです。」
と案内された部屋には、4人がけのテーブルが1つ。
個室だ、いいね。

収納があったり、普通の住宅の部屋という感じ。
なぜか鍵のささった金庫が置いてあった。
なぜここに?なぜ鍵がささったまま?
中は?空か?
気になったが、触らない(当然だ)。
旅館の部屋みたい。
泊まれる?

後でネットで調べてみたら、看板に「温泉民宿」と書かれている写真が出てきた。
元は民宿だったようだ。


食事を終え、部屋から出たら、これから食事をしようという人が大勢並んで待っていた。

私たちが入ったとき、食事をしている人はいたが、待っている人はいなかった。
いいタイミングで入れてよかった。

こういうことは、よくある。

誰もお客さんのいない店に私たち家族が入ると、後から続々と人が入ってきたり。
前に並んでいるのが5組ぐらいですんなり入れた水族館から出たら、隣の店の方までぐるっと長蛇の列になっていたり。

なんだろうね、あれ。


ループ橋

雨が降ってきたこともあり、せっかく河津まで行ったが、他に観光はせず、帰路につく。
行きが夫の運転だったので、帰りは私かと思っていたが、夫が運転してくれると言う。
普段、一緒に出かけるときは、夫は運転を嫌がるので私が運転することが多いが、この日はなぜか夫が全部運転してくれた。

せっかく運転してもらっているのに、つい、運転者のように安全確認のため周りを見てしまうので、乗っているだけだったが疲れてしまった。

来るときにくるくる下りたループ橋を、くるくる上っていく。
ループ橋を楽しみにしていた息子と、帰りもくるくる景色を楽しむ。

こんなの、よく造ったよねー。
下から見るとまたすごいね。
こういうものを造ろうという発想がすごいよねー。
これ、できたの昭和だよね?
なんて話しながら通る。

「天城越え」の国道414号線が通るループ橋。二重のループで高低差45mをいっきに解消します。
ループ橋ができる前は東側の山の中をつづら折れになった国道が通っていましたが、1978年の伊豆大島近海地震の際に起こったがけ崩れをきっかけにして、このループ橋が作られました。
険しい天城の山を克服するための人々の工夫のひとつです。

ループ橋は、その構造や耐震性が評価され、土木学会田中賞を受賞。

「伊豆半島ジオパーク」Webサイトより

「昭和だよね」いつ頃か確認しようと、検索してみた。

へえ〜、そうなんだ。
崖崩れがきっかけとは、知らなかった。
いや、子どもの頃に聞いたことがあったような気もしてきた。

受賞している。
うん、これ、すごいもんね。


帰りも伊豆のへそ

息子は鮎ご飯を求め、私は野菜を求め、休憩がてら道の駅 伊豆のへそへ寄る。
鮎ご飯はもうなかったが、鮎の甘露煮などを見つけ、欲しいという息子。
せっかく伊豆まで来たから、買おうか。
鮎の甘露煮、鮎の燻製、わさび漬け、スライス乾椎茸など伊豆らしいものと、野菜を購入する。

いちごのお菓子も買いたかったが、KawaZooでもお土産を買ったし、もうこれ以上は…というぐらい買ってしまったので、また今度。
今度はいつ、伊豆の方へ行けるだろうか。


よかった、よかった

当初予定していた夏休みから2ヶ月経って、ようやく連れて行ってあげられた(私は運転していないので、私も連れて行ってもらった?)。

息子は、行きたかった場所へ行き、美味しいものを食べ、満足しているようで、よかった。

子どもはあっという間に大きくなって大人になってしまうので、一緒に出かけてくれるうちに、いろいろな場所へ出かけたいと思う。


サポートいただけましたら、息子のために牛乳を買います🥛