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minecraftやるまでメソメソする

後で見返したとき用に結論から言うと、この時の私はminecraftでブロック積んで遊んでみようと考えている。前半はセルフセラピーの為に思いついたことをただ並べて気持ちを整理しようとしている。


とりあえず、頑張ってた甲斐もあってお金には困っていないし住む家もちゃんとあるし食べるものもあるし職もちゃんとある。

昔は辛いことがあっても、泣く暇も喋っている暇も感傷に浸る時間も無かったのでひたすらしんどい気持ちだけに集中して放心できる今はめちゃくちゃに恵まれていると思う。最も幸いなことは、この話を聞いてくれて、寄り添ってくれる人がいるということだと思う。それは、今まで諦めずに頑張ってきたことが報われたことの証左であるので、そこは自信を持っていきたい。ありがとうございます。


今は特に困窮していないとはいえ、同居人に償わせてほしいと申し出たところ、「そのことについては君が気に病むことではない。自分の望みは君がまた誰かと話したり遊んだりして楽しそうにしてくれること」と言ってくれて、申し訳ないやら嬉しいやら苦しいやらないまぜになった。

U.S.Aマンが色んな事ほっぽりだして逃避行したことで、ばっくれたバイト先に謝って制服郵送したり、私が世帯主となって戸籍閲覧禁止の手続きしていたのをどうするかとか、国保と年金の支払いは大丈夫なのかの問い合わせとか、あーあいつ消費者金融でまで借金してたんだな督促来てんじゃん草(私は保証人とかには一切なってないので大丈夫)

とかていうかあいつなんで鍵持ってったんだよオートロック付きだから紛失すると弁償しないといけないじゃんアホがよ!とか、部屋にくまちゃんのぬいぐるみが一体だけ置いていかれてて「なんでこの子だけ置いてったんだよ可哀そうすぎるだろ……」と勝手に同情して超泣きながら洗って干してあげたり等々諸手続きして調べ物したり身体を動かしまくってました。

調べれば調べるほど、毎日一個は出てくる新たな弟のダメダメ情報を見て、悲しい気持ちが無くはないけどウシジマ君に出てくる主人公たちの破滅の様子を見ているみたいで怖くなって、時折見てるか分からないメールとかメッセージに忠告を送ってしまったりした。

ご丁寧に全ての連絡先をシャットダウンしていて返事も当然来ない。このまま逃げ続けても君の人生詰んでるんだけど大丈夫なんですかね……。

ダメでヤバイ弟なんだけど、それでも魅力的な人格をしていたのは確かなもんだから、余計に複雑だった。それに、どんなに憎い相手であっても相手の気持ちを勝手に脳が想像してしまって自分のことのように心細くなったり悲しくなってしまうので、そのダメージも蓄積してる。

踏み倒しについては同居人が何を言おうがもう私が代わりに責任をもって返すけど、「私が楽しそうに暮らして笑っていることが望み」というのは多分本当にそうなんだと思う。無理に元気を出せと言う意味ではないのは重々承知だし無茶はするつもりもないんだけど、自分としてもこの虚無感とか重い気持ちとかばかりと向き合っているのはきつくて、幸せとは程遠いような気持になってしまう。

私も同居人も、血の繋がった家族がこんなんだから自分だけの家族が欲しかった。私達は家族になろうと頑張っていたんだけど、うまく行かなかった。

間違いは誰にでもあるし、マイナスを0にするのはとてつもなく大変なことだけど力を合わせれば出来ないことは無いと思っていて、その話も何度もしてきた。ちゃんと助けを求めてくれたら、どうしていけばいいか一緒に考えて生きていく方法はいくらでもあるはずだよと伝えてきた。でもここまで支えてここまで助けてここまで一緒に生きてきたのに何も伝わっていなかったんだと思うと、やるせないんだな。やっぱり私は家族とか作れないんだろうな。

こういう暗い気持ちになった時、多分娯楽とか動画とかお酒とか旅行とか、そういうので気を紛らわすもんなんだっけ?そういえば両親は大量の酒を常にストックしてたし飲んでたな……。

たまにお酒を入れてみる時はあるんだけど、香りが好きだからって理由でウィスキーを少量コーラに混ぜたなんちゃってコークハイとか、そこそこ大人の気分になれるからってワインをブドウジュースで薄めたのとかシャンディガフを飲んだりはするんだけど、すぐにお腹が一杯になるし、飽きるから酔っぱらって気持ちがいいとか嫌なこと忘れられるというのは無かった。

多分今の気持ちを全部強制的に忘れたいならそれこそ〇トゼ〇?とか依存症待ったなしのお品が必要になりそうだし、これから頑張るって決めてるんだからそんなことはしたくない。

頭では「すべてのものは変わって行くしずっと変わらないものはない」と分かってはいるし、新しいことでもして少しでも「幸せ」とか「楽しい」って感覚でいる時間を少しずつ増やしていってあげなくちゃって思ってるのに、心の方は現状維持の欲求とか過去への憧憬とか執着があるせいで「知らない人と一から会話しよう、何から始める?」と想像しようとするとすぐに「どうせうまくいきっこない。面倒でしんどいだけ。それもつまらなかったらいよいよおしまいだよ」と、心臓が後ろに引っ張られたような感覚とともに意欲が萎んでしまう。

「〇〇してみたら?」って言われると、自動的にNOが「脳!」って返答するから手のつけようが無い。本当はFF14でやりたいと思って予習までしていた約束も2つはあったけど、とても人前に出てリアルタイムで言葉を交わせる自信が全くない。


でもまだ何か、やりたいと思わなくても、やれると思うことがあるとしたら、ブロックをこう……積み上げ……たい気がする。人と沢山会話したり、筆をとって絵を描くとかが今はハードルが高いとしても、それくらいなら何かできる気がする。

実はU.S.Aマンが蒸発する直前まで彼がサーバーを立てて誘ってきたminecraftのワールドで、元々は戦争系のmodを入れて核と銃弾が飛び交う世界観だったんだけど、料理人プレイをしたいということでそれ系のmodを入れてくれたからカフェを作って料理人として遊んでたんだった。

普通のマルチサーバーは勿論、海外の人も参加しているサーバーで遊ぶのは初めてでおっかなびっくりだったが、ワールドの広さを制限していないためとてつもなく遠いところまで行ってしまったり、時差の関係でリアルタイムで出会うことはついに一度も無かった。

だが、一緒に遊んでいた同居人がお届け物をしていた際にたまたまカフェからそう離れてはいないところにこの世界には珍しく”THE HOUSE”然とした建築物を見つけたことがあった。

二人で中にお邪魔して見学し、黙って見学したのは良くないかもしれないな……という気持ちからおにぎりとお味噌汁等の食料をそっと玄関に設置して立ち去ってから数日たって再び訪問したところ食料を置いた場所に看板が立っており、英語で「Ty for foods!But how do you know where my house?(おぼろげな記憶なので英文多分間違ってるかも)」と書いてあった。

そこから手紙や文字でのやり取りをするような交流だけはあった。直接会えなかったけど、紙とペンで書かれた英文を読み取って、拙いながらもこちらからも英文で短いお返事を送ってやり取りをした。

その距離感の交流がなんとも心地よく嬉しかった。正直全然人と会えなかったから、二人でせっせと料理を作っても買って食べてくれる人がいなくて寂しかったし、食料を喜んでくれて、「今後も継続して食料を購入したい!」と言ってもらえたのが楽しくてこれからもちょくちょくブロック積みにいきてーなーと思ってた矢先にワールドを削除されてしまった。遊び場まで奪うこと無いじゃん……。

もうそれも二度と出来なくなるんだなぁ……またおセンチ発動してしまった。

同居人もレストランとカフェの出来栄えをとても気に入ってくれていたし、私もだいぶ時間をかけて納得いくまで内装も頑張ったし装置も作ったりして楽しかった。ただ、仮にワールドに戻って来れたとしても、色々思い出して辛いことは決まっているから無理だろうね。

今はね、未来のことを考えられないから、細かいこと最初に決めたりこの先どうしようとかやってると何もできなくなってしまう。だからとにかく、気は乗らないけど自分でワールドを作ってみることにしよう。いつか誰か誘うならサーバーレンタルも……ともぞもぞしては「いや……いいか……YouTubeでも見るか……」と重力に無抵抗になっていたけど、こまけーこたいいんだよ!



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