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サティ|官僚のソナチネ

官僚的なソナチネは、エリック・サティのピアノ作品。
クレメンティのソナチネの、パロディとして知られています。

楽譜には、お役人の怠惰な一日の様子が、皮肉たっぷりに書かれています。
サティ自身が書いたもので、フランス語です。

フランス語は全く読めないのですが、グーグル翻訳を元に日本語にアレンジしまして、ピアノ演奏に合わせて、朗読音源にしゃべらせる動画を制作しました。

ピアノは市販のDTM音源ですが、朗読音源の方は市販品ではありません。
もう60年以上使っていますので、かなり老朽化していますが、タダで使えるので日常生活でも重宝しています。
朗読専用なので歌には使えないのですが、先日歌のデモを作る時に一度使ってみました。デモはコラボのシンガーさんにお渡ししたのですが、先方でPCで再生したら、歌が終わった瞬間にPCがフリーズしたそうです。。。
味噌がカビたかどうかまでは確認していません。

さてこの朗読音源、タダは良かったのですが、録音時に入ったノイズが目立つし、おまけに活舌も悪い。
活舌の悪さはどうしようもありませんが、少なくともノイズだけは目立たないようにと思いまして、秋に野外録音した環境音をミックスしています。セミや秋の虫の声が聞こえます。

野外録音はデジカメで録りましたので、まわりの風景も一緒に撮れました。
その様子は、動画の中ほどに挿入しています。
風景は、タカの一種でサシバという渡り鳥の、渡りルートの調査で行った先のものです。
視界が開けている場所を調査地点に選んでいますので、だだっ広い畑や草原ばかり。サシバが全然飛んでくれなかったので、暇に任せて撮りました。

サシバというタカは、夏鳥として日本で繁殖活動する渡り鳥です。
繁殖に適した自然環境がだんだん少なくなっていまして、個体数も減少している野鳥です。30年くらい前は、東京町田の小山田緑地でも営巣していたと、家内から聞いたことがあります。当時は餌になるカエルがたくさんいたのかもしれません。
小山田緑地は町田市の外れにある広大な公園緑地です。dot.さんは町田市にお住まいと伺いましたので、小山田緑地はよくご存知ではないかと思います。

上の見出し画像はサティですが、右は自画像です。動画のジャケットの方は、サティにパロられたクレメンティの肖像画を右に配置しています。


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