見出し画像

20231108 推し活から感じる一抹のさびしさ

今日は、育休・海外帯同の約2年半のブランクを経て再就職してから1周年の日だった。思ったよりも自分の中では感慨深くて、そういう嬉しい気持ちとかちょっとした記念日とかを大事にしようキャンペーン開催中なので普段は手を出さないコンビニスイーツを買ってきた。ファミマのおいものモンブラン。いろいろあったこの1年間、よくがんばったよね、わたし。さつまいもうまい。

コンビニで一緒にビールも買ってうきうきした気持ちで家に帰ってきたら、何故か洗面台の近くに置いていたうがい用の陶器のコップ(ペコちゃん)が洗面台の中に落ちて欠けていてずーんとしたのだけど、数日前に頼んでいた最近推している俳優さんのグッズが届いていてしかもランダム商品だったのに欲しいものがほぼ全部入っていて、感情の乱高下がすごい。

郵便受けにグッズが届いていることを考えると今日一日ふわふわ、うきうきした気持ちで過ごせたのだけど、そういえばジャニーズのファンをやっていた頃もこんな気持ちで過ごしていたなあと思った。出演番組がある日はその日1日楽しみにしていた気がする。そして昨今の推し活ブームがあるのって、もちろん純粋な好意などシンプルな感情はあるだろうけど、暗い日常に少しでも彩りを求めたいという側面は少なからずあるのだろうなと感じて少しさみしくなった。わたしは今日、そんな気分だった。

今日推し俳優さんのグッズ(ブロマイド)と対面した時に思ったけど、本当に、感情がギュンッと動く瞬間って昔に比べて減ったなあと思った。むしろジャニオタを長くやっている間にその感覚が染みつきすぎただけで、普通に生活していればそんなものなのだろうか。誰かの恋模様にキャーと沸くのと、自分が誰かにキャーと沸くのは似ているようで違うものなんだなと感じる。前者はフィクションから摂取できているけど、それでも後者の満たされなさがどこかに残っている気がするので。


ありがとうございます。