#わたしを作った児童文学5冊
タイトルのハッシュタグをここ数日Twitterのトレンドで見かける。
自身のTwitterでもつぶやいたのだが、せっかくなのでnoteで本にまつわる思い出なども交えて改めて書いてみようと思う。
「冊」というよりは「シリーズ」になっている。
名探偵夢水清志郎シリーズ
はやみねかおる 作
講談社・青い鳥文庫
真っ先に頭に浮かんだのがこのシリーズ。
地域の図書館の青い鳥文庫コーナーで出会った。
このページを参考に、読んだであろう本を思い出してみた。
そして五人がいなくなる
亡霊は夜歩く
消える総生島
魔女の隠れ里
踊る夜光怪人
機巧館のかぞえ唄
ギヤマン壺の謎
徳利長屋の怪
いつも心に好奇心!
人形は笑わない
「ミステリーの館」へ、ようこそ
あやかし修学旅行 鵺の鳴く夜
最後の『あやかし修学旅行 鵺の鳴く夜』は読んだかどうかやや怪しいが、割と読んだんだなと思った。
わたしが本シリーズと出会った時には既にかなりの冊数が書棚に揃っていたが、なるべく発売した順に読もうとしていた。
同作者の怪盗クイーンシリーズにも手を出し始めたところで図書館に行く機会が減ったので、こちらは1、2冊読んだだけだった。
パスワードシリーズ
松原秀行 作
講談社・青い鳥文庫
前述の夢水清志郎シリーズと並んで好きだったシリーズ。
9作目の『パスワード龍伝説』の表紙に見覚えがあるので、おそらくこの辺までは読んだのだと思う。
上述の2シリーズが好きだったと書くと、まるでミステリー好きのようだが、現在のわたしはというと小説は読んでもミステリーは全くと言っていいほど読まない。
幼い頃にミステリーをそれなりに摂取した反動かもしれない。
ダレン・シャン
ダレン・シャン 作/橋本恵 訳
小学館
こちらも図書館本。
上記の青い鳥文庫を読み進めて、何かおもしろそうな本はないかなあと児童書コーナーを探して出会ったと思う。
確か最終巻まで読みはしたのだが、当時の自分の理解力の限界もあったのかなんとなく腑に落ちず、「こんなラストなのかあ」ともやっとした記憶がある。
デルトラ・クエスト
エミリー・ロッダ 作/岡田好惠 訳
岩崎書店
最初にタイトルのハッシュタグをつけてツイートした時は全く頭に浮かんでこなかったが、その後ハッシュタグを辿っていると、1巻『沈黙の森』の表紙を見て「これ見たことある!」とぱっと思い出した。
これも図書館本だった。
残念ながら内容は全く覚えていないが、おそらく最終巻までは読んだと思う。
この記事を書くために検索して、初めてシリーズ3まで続いていることを知った。
シートン動物記
アーネスト・T・シートン 作/藤原 英司 訳
集英社
いろんな会社からいろんな形で出版されているようだが、わたしが読んでいたのは集英社のもの。
小学校の図書室にあって、1冊1冊が大きくて厚くて鈍器みたいだった。
表紙の絵が好きだった。特に4巻の雄ジカ。
大人になってから集英社文庫の『狼王ロボ』を懐かしくなって買って読んだが、特に内容は響かず、当時の自分に「よく読んでいたね」と言いたくなった。
おわりに
これまで挙げた作品は全て小学校高学年から中学生初期くらいに読んだ作品だと思う。
振り返ってはみたものの、作品名は思い出せてもおもしろいくらいに内容を全然覚えてない。
だが、自分で選んだ本を読む、という経験のはじまりという意味で、内容自体の影響力は薄いかもしれないが、これらの本は「わたしを作った」と言える。
ここから現在に至るまで、読書はわたしの身近なものであり続けてきた。
読書歴としてはこの後ライトノベルにはまるのだが、『#わたしを作ったライトノベル5冊』がTwitterで流行りでもしたらその時に書いてみようと思う。
ありがとうございます。