行動力を高める方法③

前回までマインド編の9つを紹介しましたが、今回はもう一つの視点から行動力を高める方法を見ていこうと思います。

□ハック編(行動力を高める人の、仕事のやり方に関する工夫)

10行動量のばらつきをなくす(平準化)

行動力がある人は、どんなに結果が出ない時でも、モチベーションが上がらない時でも、無理矢理にでも一日の中に予定(やるべきこと)を埋めまくり、スケジュール帳を真っ黒にすることをノルマにしています。やることがなくても、無理矢理にでもやることを作り出し、スケジュールを埋めるのです。スケジュールの空白を許しません。「行動量を平準化し、一定量の行動を行うことが、安定的に結果を残す事に繋がる。行動してみると、当初思っていたこととは異なる成果(セレンディピティ=偶然から生まれる幸運)がうまれてくることも多い。暇な時、逆境の時の打開策は、何か動いた事により生まれる」事が分かっているからです。

11とりあえず10分行動(我慢)して行動する

簡単な仕事に対しても、モチベーションが上がらず、やりたくない時もあります。苦手な仕事、嫌いな人に会うこと等なら尚更です。行動力がある人はそんな時、「とりあえず10分だけやってみる(我慢する)。やってみて、それでもやる気が上がらなかったら、やらない。」と自身に言い聞かせ、行動をはじめます。「実際に少しでも行動し始めると、仕事に集中しはじめる」ことが分かっているのです。

12指示される前に自分で動く

行動力がある人は、人から指示されてから動きません。指示されるより前に、先回りして仕事を行っています。上司や顧客との関係者は次に何を行うのか?彼らの課題は何か?そうであれば、何を自分に望んでいるのか?先回りして何をしてやれば、彼らはより喜んでくれるのか?いつまでにやってあげれば喜ぶのか?を常に事前予測し、行動しているのです。 「同じ仕事をするなら、指示されてから仕事をするより、指示される前に取り組んだ方が、人から喜ばれるし、気持ちよく働ける」ことが、分かっているのです。

13質は二の次、スピード重視

行動力がある人は、まずは「仕事を完璧に行うこと」を目指しません。最速のスピード感を持って仕事を完成させることを目指して行動します。「実際に完成させて、それを求める人に提供してみなければ、完璧にする為に何が必要なのかが分からない。余った時間をもとに、その声をもとに完璧に仕上げればいい。」と考えてるのです。

14目先の(小さな)目標を作る

行動力がある人は、大きな目標を目指す時、必ず必ずその実現に向けて、少し頑張れば達成できるような小さな目標を併せて作ります。 それは3つの理由からです。
「一つは、小さな目標であれば達成するのは簡単です。二つ目は、目標の大小に関わらず達成に近付くと、あと少しだ頑張ろうという気になり、行動がスピードアップしていくから 。(目標の重力)三つ目は、小さな目標でも達成すれば、やったという達成感を感じ、次の行動に弾みが付く」ことが分かっているのです。

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