見出し画像

あらすじとは

ごきげんよう、東です。
8月になりました、毎日茹だるような暑さの中で精一杯生きてます。
書くことに疲れてエッセイを書きにきました(書いてんじゃん)
久々に出てきて何を物語るのかというと、偉そうに創作についてのお話をしようかと。
「東の癖に創作について語るとは生意気だ」と思う方は早く引き返して、マジでお願い、これから話すことはただの自論なので勉強にはならないかもしれませんので。
私、あらすじには三種類のものがあると思っています。
それは書籍化した際の一般の方向けのもの、今日はこれについてはさておき(こちらは編集さんのカテゴリーかも)
そしてWEB小説でのあらすじと公募でのあらすじについてのお話です。
今日はこの二つについてのお話です。

WEBあらすじについて


東はずっとWEB小説の人でした。
WEBでのあらすじと言えば「The 人の読みたいを誘う引きを入れるもの」と認識しております。
盛ってはいけません、それは読み手への裏切りになるから。
ただ「こんな面白そうな内容なんですけど、どうです?読みたくなりませんか?ラスト知りたくなりませんか?」という、ネタバレスレスレで読みたい気持ちや興味を引き出すもの、だと思っております。
そこにはあらすじポエムではなく、主人公はこういう子(生い立ちや年齢など)で
恋愛ならばどんな子が相手で、であったり
ホラーならば、どこで何をきっかけに巻き込まれていくとか
ファンタジーならば、どのようなファンタジー要素があるか(異世界・幽霊・タイムリープなど)を入れること。
なんでそんなに書かなきゃいけないのか?
ズバリ、好みと地雷除けですね!
世の中には「このジャンル好きじゃないんだよ」とい方もいるし、こういうのを求めているというのもあります。
そのためにカテゴリーの他にしっかりとタグ付けし、アピールするのがWEBでのあらすじじゃないかと思っております。
これらを簡潔にわかりやすくアピールするのが、WEBのあらすじだと思っております。

公募版あらすじについて

東、公募についてはまだまだ初心者ですが、いくつか心がけていることはあります。
まずは物語の最初から最後までのあらすじを書くこと。
小説内では一人称であっても、あらすじは三人称であること。
そのため、主語述語で誰が何をしたかを表すこと。
公募あらすじには文字数の限度があるため、いらない文章は省き相手(編集部)にどんな話なのかを伝えること。
WEBと大きく違うのは、最後がどうなるかまでを書くことです。
編集部さん、お忙しいです。
物語のあらすじだけでまず弾くという厳しいところもあるそうです。
そのため、変な引っ張りは止めて潔く、
これはこういったお話でこのような流れがあり、結末はこうです
と書くことが大事だと思います。
いらない文章を省く、もこれに付随します。
『さて、この先どうなってしまうのか』なんて煽りはいらないので省いた方が良いかなと思います。
それよりもっと物語の欠かせないあらすじに貴重な文字数を充てるべきだと個人的には思っております。
あと本当に主語述語って大事で、自分だけで読んでると書いた当人は意味がわかりますが、実際他の方に読んでもらうと
「これは誰のこと?」が割とあるんですよね。
勿論、私にも多々あるので心配な時は公募仲間に一読してもらって意味が通じてるかどうかを確認していただいたりもします。
補足です!!
これを書いたすぐあと、角川つばさ文庫さんから賞についてのアドバイスが出てまして
つばさ文庫さんは、あらすじだけでは判断されないそうです!
そして面白いをアピールするのが大事とのことでした!

実例 「だからウサギは恋をした」

今、第2回きずな児童書大賞に出している「だからウサギは恋をした」

こちらの作品をWEB版あらすじと公募あらすじで置いておきます。
まだ現在進行形でラストまでは行ってませんので、公募の方ラスト部分だけ削らせて下さい(2024/8/2)
WEBで完結次第、こちらにラストも掲載しますね!
あ、8/31まで第2回きずな児童書大賞にて投票があります。
ぜひ、ウサ恋への投票をお待ちしております(ちゃっかり宣伝)

WEB版「だからウサギは恋をした」あらすじ
鈴城学園中等部生徒会書記となった一年生の卯依(うい)は、元気印のツインテールが特徴の通称「うさぎちゃん」
入学式の日、生徒会長・相原 愁(あいはら しゅう)に恋をしてから毎日のように「好きです」とアタックしている彼女は「会長大好きうさぎちゃん」として全校生徒に認識されていた。
困惑し塩対応をする会長だったが、うさぎの悲しい過去を知る。
自分の過去と向き合うことになったうさぎを会長が後押ししてくれるが、こんがらがった恋模様が二人を遠ざけて――。
※これは純度100パーセントなラブコメであり、決してふざけてはおりません!(多分)

公募版「だからウサギは恋をした」あらすじ
鈴城学園中等部生徒会書記となった一年生の高梨卯依は、元気印のツインテールが特徴で通称「うさぎちゃん」と呼ばれている。
入学式の日、生徒会長である二年相原愁の新入生歓迎の挨拶に感動し「会長の側にいるために立候補しました」と全校生徒前で宣言。それからは「会長大好きうさぎちゃん」として認識されていた。
会う度に「好きです」と自分の思いを声に出すうさぎに塩対応し、鬱陶しがっていた会長だったが、生徒会室に届いた一通のメールから、彼女が過去にいじめられていたことを知る。
今のうさぎを応援しているという会長に後押しされるように、自分の過去と対立することに決める。
そんな最中、会長の好きな人が前生徒会長の三年生瀬野夏海先輩であることを知ってしまったうさぎ。 会長が夏海先輩を好きになった理由が、自分が会長を好きになった想いと似ていることに気づき、うさぎは自らの片想いにフタをし、会長の恋を全力で応援しようと決めた。
体育祭に向けて準備をしている中、メールの差出人が小学生の頃、自分をイジメた同級生の前川五月だとわかる。
サツキと向き合う中で、くじけそうになりながらも会長や生徒会役員の仲間たちに何度も背中を押され、泣きながらもふんばるうさぎ。
一方のサツキも、自分に対し謝罪できなかった心の重みで長い間苦しんでいたことを知り(以下ラストまでは、現在書きません、もうちょいお待ちを)

あらすじの違い

いかがでしょうか?
公募版を大分端折り、最後はどうなるのかを期待を持たせるのがWEB版で
端折らず要所を絞り、誰が何をしたで最後まで書ききるのが公募版です。
とはいえ、東流なのでこれが正しいのかどうかはわかりません。
東は最初公募のあらすじがとっても苦手でしたが、これさえ作れれば簡単なプロットのようなものだと思っておりますので
もし何かお話を考えついた時、一度800文字程度であらすじを書ききってみてください。
そこから肉付けするとプロットが出来上がることもあったりするので、面白いですよ、って話脱線しちゃってますね。
誰かのお役に立てたら幸いですが、多分ただの暇つぶしの読み物となりましたことを、ここまで読んで下さった優しい方に陳謝と感謝です!
さて、また小説を書いてまいります~!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?