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これからは答えより考え方を求められる

それが出来ないと将来きっと躓きます。
つまずきやすい子は
答えを出した後、私が「なぜ?」そう聞いたら
①すぐに答えを消す、違う答えに変える
②自分の言葉で表現できない
そんな子供達のような気がします。

①の場合は「なぜ?」=間違いと思ったため。
これは自宅でも答えを間違えた時、保護者に
「なんでその答えなの!?」
「なぜそうなるの!?」としかる時にこの声かけになりがちかも。

なぜ=間違い
保護者と同じように先生が言った「なぜ」にも
間違いだと思い、確認もせず消したり変更してしまう。

「どうせ間違い」ではなく
「どこが間違いだろう」「なぜ間違ったのだろう」
そう自ら思って欲しいなら声掛けを変えてみましょう。

「この答えになった理由を考えようか」
「どうしてこう思ったの?」
子供が考え方、理由などを話しやすい言葉掛けを。

家庭での言葉がけが変われば、塾や学校の先生の
「なぜ?」にもまずは理由や考えを述べるようになります。

②の場合
式と答えは書いたし合っている。
でもそれを言葉に、文章にしろと言われても・・・

自分がわかるから皆んなもこれで分かるではダメ。
これが出来るようになるには
他者の立場に立ち説明する訓練が必要です。

幼児の場合は話し言葉で大丈夫。
不足しがちな言葉や、主語を足してあげて
少しずつ文章を整え頭の中を整理してあげる訓練を。

小学生になれば
同じように言葉で説明させ、次に文字にして
最初に、次に、それから・・・と時系列をを書くことと
根拠を組み立てていく二つを意識していく。

四年生ごろからこの力は必要となりますし
中学での証明問題、大学受験でのAO入試でも必要となる力です。

幼児の時から少しずつ子供が
「だってさ」「あのね」と言った言葉を必ず拾ってあげてください。

令和は黙々と勉強する時代ではないのです。


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