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人の背景を知って、商品を眺める

2022年にはコロナは落ち着いているだろう
その頃には本格的に活動するのだっ!



と昨年10月に申し込んだ2月のギフトショー。

開催期間の東京コロナ感染者は1万人後半を記録。

来場者も少なく、もはや出展者座談会…



私が出展していたエリアはアクティブクリエイターというゾーン。

周囲は個人でものづくりをしていたり、小さな工場のオリジナルブランドだったり、小規模事業者たちが主流。

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↑ 今回はレザーアクセサリーのみで出展しました


広い広い展示会場。
値札と商品紹介がついた商品だけだと、さらっと眺めてブースを通り過ぎてしまう。

けれど開催期間3日間の立ち話で出展クリエイターの背景や人柄を知り、商品を眺めていると、だんだん商品がキラキラしてきて欲しくなってくる。

不思議。


さっきまで「ガラスのアクセサリー」と眺めていたのが、
「父の代からのガラス工房で、ガラスをいつも身近に感じて生活してきたんですよ。
 ガラスを深く学びたくて大学でガラスを専攻して、父が亡くなった今は兄妹で工房を運営してるんです」
なんて聞くと、目の前にあるガラスアクセサリーは工業製品ではなく、このガラスアクセサリーには家族の歴史と彼女のこだわりがギュッと詰め込まれたキラキラしたジュエリーに見えてきて、俄然欲しくなる。
(その後、買いました…)
お隣のベビー服ブランド。

クリエイターさんが過去に舞台衣装デザイナーをされていたと知ると、その凝ったデザインを眺める視線も変わってくる。



クリエイターさんと商品はリンクしている。

その人の背景を知って商品を眺めると、それは「どこかにある商品」ではなく「あの人のあの背景から生み出されたもの」として、そこには色彩が生まれて欲しくなる。

ストーリーというのとも少し違って、単純に人の背景を知って親近感が生まれると商品にも納得感がでてくる感じ。



クリエイターさん自身を紹介しつつ商品を見てもらう。

その人に興味をもって、商品や活動を見てもらえるような。
商品説明ではなく、クリエイターさんを紹介するようなPOPをつけて。
ーーーそんな場があれば面白いかも。


何より私の周りのクリエイターさんは背景に興味をそそる人が多くて、たくさんの人に紹介したい!


!!! はっ!!!

そんな場が欲しかったら自分で作ってみたらいいのやないの?!



という訳で、3月19.20.21日に吉祥寺のseesawsさんで知人クリエイター集めてイベントを開催します!

クリエイターを紹介しつつ、活動や背景を知ってもらえるイベントを考案中です。

現在、春物作りとまだ全く手をつけていない確定申告に心がキリキリしながら、ひとりでばたばた準備中です。



多彩なクリエイターとワークショップを揃えています。

クリエイターさんの経歴と併せて活動や商品を眺めてみてくださいね。
きっと目の前の商品に彩りが生まれますよ。


ハルマチ展・表

ハルマチ展・裏

スペースの関係でチラシは普通です…汗

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