見出し画像

2020.8.16 子どものやる気を大事にする

別アカウントからのお引越し記事第4弾。
2020年8月16日の記録記事です。
長男が小6で完全不登校になってから5か月の頃
この頃はなんとか家で勉強させようとしていたんだなあ、と記録があったから分かります。
私も悩んでいた時期がありましたね。

⇩以下、2020年8月16日の記事です。


ある日、長男が
「朝ごはんの片付けと洗濯干し、俺がやるよ。だから、今日は勉強しなくていい?」
と聞いてきました。
少し考えたけど、自分から家事をやるなんて言ったのは初めてだったので
「いいよ」
と返事しました。

それを見ていた次男は、じゃあ俺も、と隣でお手伝い。
2歳の三男も手伝おうと、干したばかりの洗濯物を取って兄達に怒られてました。

いつもやったことがないから、バタバタで時間もかかって大変そう。
でも、本人たちは楽しそうにやってるし、兄弟3人が仲良く家事をやってるなんて母としては嬉しすぎます。
その光景が面白くて横でずっと見ていた私でした。

最初に長男の申し出があった時に、実は私は即答できませんでした。
彼は学校の勉強が大嫌い、もし今も学校に行っていたら大量の夏休みの宿題が残っているはずです。
それをやらずに家事をしてしまうと、きっと後で大騒ぎして泣くことになる。
これまでのことを思い返せば「それよりも宿題やりなさい」と言っていたと思います。

しかし、今、長男はホームスクーリングを選んでいます。
なので、学習は押し付けられた物ではなく自発的にやるもの。
学習より家事がやりたいと思ったら、それでいいんじゃないか、と考えたら、私も快諾できました。

子どものやる気を大事にすると、お互い良い気分で良い成果を上げることができます。
それを知っていたけれど、長男が学校に通っていた頃は学校の課題に親子で押しつぶされてうまくできなかったなあ、と思いました。
いろんなことを経た今だからこそ、できたことです。

今のところ家事を進んでやったのはその日1日だけ。
子どもの気持ちは、女心以上に移り気なようです。


2年前はこんな感じでした。
そして今は・・・机上ではほぼ勉強していません。
(フリースクールで少しだけやってます)
その代わりYouTubeで知識をつけ、家事と弟たちの面倒はよくやっています。

ホームスクーリングについても色々な考え方がありますが、子どもが学校が合わないと分かっているのに学校と同じことをさせては意味がない、と今ならはっきり言えます。
集団での学びが合っている子、教科書の学びがあっている子、興味関心から学ぶ子、体験から学ぶ子・・・色々な学び方があります。

長男は小学1年生の時から、担任の先生から「宿題をやらせてください」と何度も電話が入るほどの勉強嫌い。
気の乗らない発表の日は具合が悪くなって休む。
振り返って良く考えたら、学習だけで不登校傾向ありましたね。
※不登校の主な理由は他にもありますが今回は割愛。

「親が教員だったら勉強を家で教えられていいね。」とよく言われます。
でも、必ずしもそうではありません。
長男が学校に通っていた間、それをやろうとして結構な修羅場をくぐってきました・・・
家で宿題が嫌で教科書投げる踏むは当たり前、最終的には真っ二つに破ろうとしましたがまだ力が弱く断念。(今ならできてしまいそうで怖い)
家でそんな感じなので、基本学習用品はボロボロか全く手を付けてない新品かのどちらか。
学校では居残り対象児で、学期末や作品展前はいつも休み時間も放課後も勉強させられ、先生の勤務時間外の5時になってもまだ学校にいるということも・・・

長男には教科書など知識だけの学びが合わないようです。
なので、家で通信教育や問題集をやってはみたけれど、同じようにほぼ続きませんでした。

結局は、その子にとって合う学びを見つけてあげることが親子で楽になる方法でした。
なので、今は生活の中の実体験からの学び中心で、生きる力をつけるようにしています。

最低限の読み書き計算、洗濯の仕方、洗い物、お風呂掃除、家の掃除、弟たちの学校や保育園の支度、買い物、自転車のメンテナンス。
とりあえず、生きてはいけます。

今はフリースクールとアンスクーリングのハイブリッドですが、中学3年生に進級することもあり、卒業に向けてこれからどうするかを今一緒に考え中。
中3の春からは少し違う学びをする予定。
また、はっきり決まったらお知らせします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?