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恋バナと次男の成長

昨日も 次男が彼女をうちに連れてきた......

その2日前にも連れて来てたからこれで2度目
その時は 長男カップルも次男を冷やかしに来てくれてたので、夕飯をみんなで一緒に.....と彼女を誘ったものの、私が仕事だったせいもあり
彼女を遅くまでうちに引き止めてしまった

そのため、まさか茨城県から来た女の子を、右も左も分からない大阪の夜の街に1人放り出すことはできないな.... と
友人に車を出してもらって寮まで送ったのだった

昨日は時間に余裕を持って帰っていった
もちろん2日前同様彼女を送っていったわけだが
ただし今度は次男1人に行かせた
行けるというし、どんなに一緒にいても
名残惜しいだろうから さぞや男を見せてくれるんだろう.....とお任せしたのだ


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私には息子が3人いる

長男は本年 若干27歳になる若造
若造と言ってもいつの間にやらアラサーの域
実はもぉいいオッサン(笑)
でも いつまで経っても可愛い息子であり
私にとっては実に苦楽を共にした人生の同志である
今では独り立ちし、最愛の彼女を守るべく毎日せっせと働き、なかなかいい男に育っている

次男は高校3年生
いわゆる受験生であるが ADHDを持つ
一見普通の男の子だが 一種変わった人種(笑)
だが、私には彼の気持ちはいつも手にとるように〝見える〟ので
ADHDであるが故に育てるのに苦心した.....という覚えはない
その神経の細やかさ故に 痒いところの手の届く
気の利く優しい奴

三男は中学2年生
小5から登校拒否の片鱗を見せ始め
中1の1学期の途中で 登校拒否になっている
実は今 こいつが一番厄介
年齢的に まだまだメンタルがお子ちゃまで
データ収集量の割にその分析力と応用力の拡がりが追いつかず
毎日ふがいない自分と闘っているもんだから
自己コントロール力の一定化には もうあと3年はかかると見越している

まぁ 3人ともがいわゆる登校拒否児で
(長男に至っては若干違う事情があったのだが)
そういうのに慣れてる私は 学校に行こうが行くまいが全く動じず
そんな変わり者の私が母親だからか
彼らは 登校拒否児であるにも関わらず
部屋に篭る奴は1人もおらず
常に私のそばにいる

なので彼らはなんでも私に話して聞かせてくれる(笑)

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次男が話してくれた

彼女は次男より6歳年上
この春から社会人になったばかり
関東の子だが、就職先の研修で この2週間ほど大阪へ来ており、それをチャンスに
我が息子に会いに来てくれたとか

私はすっかりコロナショックの渦中に出会ったんだと思っていたが
出会いは今年の念頭に遡り
通信で一緒にプレイするゲーム友達が たまたま彼女を仲間に引き入れたことで出会ったらしい

昨夜 彼女を寮まで送って戻った息子は
任務完了の充実感に浸っていた
三男は自室でぐっすりお休みで いいことにリビングには次男と私の2人きり

息子って お母さんと2人きりになると 他の兄弟には聞かれないという安堵感から いろいろ喋ってくれるでしょ?
お陰で
「あたしゃあんたの友達かい⁉️🤣😂🤣」
というほど喋ってくれた

「やっぱりN子の声好きやわ....めちゃめちゃ安心する。一緒にゲームしてても声聞いてて俺寝落ちしてまうもんw」

初対面から discordでハキハキと臆せず話す彼女に好感を持ち、なんでもその声にとても安心感を得られて好きなんだとか.....

「会ってみてどうだった?」  と聞くと

「一緒にいてすごく落ち着く....」
「でさぁ、俺の部屋で2人になったらN子、俺にすごく甘えてくるねん。 もうべったりやで。
俺らそのへん似てるから 人前ではベタベタせぇ〜へんけど、2人になったら違うねん」


ー私の心の声ー
〝いやいや そんな詳細は聞かんでもわかるし
その前に あたし、あんたのおかぁさんょね.....😅💦〟


「俺、基本的に ママにでも触られたりするの嫌って怒るやん(これはADHDの特徴で、ギュッとハグされるのも、人に触れられるのも激しく嫌う。お陰でタートルもマフラーも、どんなに極寒でもできないんだから💡💡💡)?

でもな、N子にされんのは全然いいねん。
反対に 落ち着くねん」

ー私の心の声ー
〝そ〜かそ〜か、それならええがな😅〟


次男は前述の通りADHD
故に人とのコミュニケーションをとることが苦手な上に、やたら勘のいい子なので、人を見抜く力はずば抜けている

確かに そんな彼が選んだだけあって
私にハキハキと話すことができる種の女の子は珍しいのだが
彼女は私にビビることもなく即座に返答してくれて 私からしてもとても話しやすい女の子だ

あ💡
ちなみに 長男の彼女は 長男のお好み通りのめっちゃめちゃ女の子女の子した子なので、
うちに来るようになって一年半、実に10回近く会ってやっと私に慣れ(しかもその殆どがうちにお泊まりでっせ💡)、なんとか会話のキャッチボールが成立するようになってくるというタイプ

全く....正反対のタイプを連れてくるから.....

しかし 私は彼女たちに頭が上がらない
だって、うちの息子たちの彼女になってくれるなんて、恐ろしく奇特な方々だと思うからだ

しかも 彼らの心を安定させてくれる

これは流石の母にもできない芸当で
しかも男としての成長の総仕上げをしてくださっているのだから 全く感謝しかない

どうかどうか、末長く彼らといてやってほしい.....
切にそう願う

ちなみに三男にも聞いてみた

「彼女ほしい?」

「いや、俺は1人でいいゎっ。
人といるのはめんどくさい」

だそうだ
〝ママじゃ男としての総仕上げはしてやれないんだぞ、大丈夫かお前😩〟

それを次男に話したら

「あいつも彼女できたらわかるゎ」

って言ってたけど、それは違うなって思った
なぜって、そこに求めるモノがそれぞれに違うわけだから、必ずしも彼女ができることで気づける部分ではないからだ

それにしても 次男は彼女と付き合い始めてからすごく変わった

すごく優しくなったし
自分のことをきちんとしなきゃいけないという自己像に改良が加えられ
例えばお風呂にまめに入るようになったとか
お部屋の掃除をキチンとするとか
モノの言い方や心遣いの部分にも幅が出た

社会人の彼女に俺の悩みとか話したら、忙しい彼女に俺のこと心配させてしまうからそれはしないって言ってた

恋愛経験者としては 

「それは違うぞ。 話してくれることで、頼ってくれてて、それによって自分のことを好きでいてくれてるという安心感を感じるモノだし、
彼女が年上な分、君の話を聞くことで彼女の気分転換になるという側面も人間の心理にはあるから、聞いてほしいなと思うときは、お互い素直に話したほうがいい。

話せなかったことが、少しづつストレスとして溜まっていって、お付き合いがうまく行かなくなっていくこともあるからね。」

と、アドバイスをしておいた(笑)
こんな恋愛指南まで我が子にするなどとは全く想像していなかったが

若干17歳で 大人になるモノだ
恋ってすごい✨✨✨

そんな次男だがこれこの通り......

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手前の黒いクロックスもどきが次男のお履物.....
未だにドブ川にザリガニを撮りにいったりするお子ちゃまなので
高3にもなって未だこの汚さ....
真冬でもこれでどこにでも行くのだから
これからはもう少し身なりに気を使うようになるんだろうか......と 淡い期待を抱く母でありました(笑)

それにしても
それぞれが嫁を娶り、みんなで揃って過ごせる日がどんどん近づくその気配に
温かな幸せを感じずにはいられない

私が死ぬその瞬間
息子たちがどんな反応をするのかも すでに見えている私にとって
かけがえのないこんなささやかな幸せが
何よりの頑張ったご褒美だ

心から ありがとう


今日も最後まで読んでいただき ありがとうございます😊

 のりこ

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