美容室・サロン・理容室の集客チラシ　平均反応率0.1％って本当？

毎度どうもです。
チラシ集客が好きな管理理容師の関口です。

今回は、少し前の投稿でも触れた
都内某所ひとり理美容室の集客チラシ実験について
最近、ふと思った事についてです。

平均反応率以上で成功と勘違い

同実験企画とは、簡易的なチラシが作れるサイトとして有名な
ラクスルらくらくデザインを利用して
カラーA4サイズ片面チラシを作り3,000枚ポスティング。
その結果どうなるのか？

と言う、至って素朴な疑問に対する答えを探る内容です。

結論。4名の新規客集客に。
反応率0.13％となりました。

一般的に理容室や美容室、ネイルサロンやエステティックサロンなどの
集客チラシの場合、平均反応率は0.1％と言われています。

ですから集客チラシ実験結果が0.13％となった時
「やったー！　平均反応率以上になったぜv(￣Д￣)v ｲｴｲ」
などと喜んだりしましたよ。

一強他弱が世の常でチラシも一緒

が、よーく考えてみたら平均値は
あくまでも計算上の結果なんですよね。

あ。スミマセン。
なんだか伝わり難い表現となりました。

例えばです。

チラシ集客に取り組んだ理容室が10店舗あったとしたら
各店舗の反応率が0.1％ではないと思うのです。

集客チラシ作りを勉強していくと
理容室や美容室、各種サロンのチラシを見た瞬間
ある程度の反応の良し悪しは予測出来る様になります。

「あ。このチラシ面白い」
「あぁー。残念。反応ないな」そんな感じで。
そして、後者が圧倒的に多かったりします。

ですから現実的には、分かりやすい数字で例えるならば
10店舗の理容室が各1,000枚のチラシを作り集客した場合
1店舗だけに10人の新規客が来店。
この店舗のチラシ反応率は1％となります。

そして、その他9店舗は新規客0人で反応率0％に。
1店舗1,000枚×10店舗で合計10,000枚。
新規客数は10店舗で合計10人。
10店舗のチラシ集客平均反応率は0.1％となります。
※実際は1,000枚程度では効果が出難くいです。

そのような事を考えていたら今回、関口が取り組んだ
集客チラシ実験結果、反応率0.13％と言う数字は
単なる平均値（中央値）より少し高いと言うだけなんです。

平均反応率を超えるか否か以上に大切な基準

ただし。

印刷経費のみ8,100円（税込み）で新規客4名ご来店した結果
年間売り上げ220,000円向上となれば、費用対効果が良いと言うのも事実。

平均反応率はあくまでも基準に過ぎない。
費用対効果を高められる事が重要、と思った今日この頃です。

ですから今後のチラシ集客実験では
反応率以上に費用対効果を重要視する方向にしますね。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。