HERETIC PARFUM ダーティグラス|汚れた草(オードパルファム)

トップ|ブラックペッパー レモンゼスト
ボディ|ヘンプ バイオレットリーフ コリアンダー
ベース|ベチバー(ハイチ産) ガルバナム

麻由来CBDオイルが含まれており、このフレグランスに深みのある緑色の特徴と特別な鎮静効果を与えます。草が茂ったベチバー、落ち着いた紫の葉、そして新鮮なレモンのヒントに愛撫され、精神を酔わせる活気に満ちた開口部と、魂を揺さぶる豊かな甘いドライダウンがあります。※本国ホームページ商品概要より

汚れた草という名前から想像するものとは真逆の成分構成である。合成香料を一切使わないという行為は現代の香水業界にとって汚れた存在であるという解釈で名付けられているのであろう。

肌にのせると、レモンとグリーンノートでレモングラスのような爽やかな青みと、ペッパーの刺激が前面に現れるが、すぐに柑橘系の甘さが加わり、柔らかい印象に落ち着いていく。しばらくするとヘンプやコリアンダーなのだろうか、若い青さは残しつつも少し枯れたような深みのある青みが重なっていく。そして最後はベチバー、ガルバナムの樹脂っぽい甘さが残る。

天然香料で持続は短いと聞いていたが、トップからミドル、ベースへ順序良く移行した(いわゆる香りが変わる香水は、トップが一瞬でミドルとベースが長持ちという香水が多いように思う)。4時間くらいだろうか、思いのほか長持ちした印象だ。グラデーションのように変化するので、劇的に印象が変わっていくということはないが、個人的には非常に綺麗に作ってあるなと感じた。

印象の変化が少ない分、確かにアロマの効能も感じられそうだ。

アロマティックな分、モテ香水として使うよりも自分の気持ちに必要な時に投入するのも使い方の一つなのかもしれない。私にとって、気分を落ち着かせたいときの非常に強い味方となっている。

最後に、この香水のウリであろうCBDオイルについて。私がその成分から鎮静効果を得ているのかは分からない。アメリカでは21歳未満は購入できないが、日本では制約なく購入できるので問題はなく、経口摂取するわけでもないので安全だとは思うが。。ご使用の際は自ら考えてご判断ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?