はじめに「世界一の究極の録音システムをつくろう!」

私は1972年4月14日生まれである。高度経済成長が終わってオイルショックの直前に生まれた。老若男女問わず全世代から叩かれているロスジェネ世代である。超競争社会で、お前の代わりはいくらでもいる、1学年200万人、スパルタ教育、詰め込み教育、就職氷河期、最も競争率の激しい時期の受験戦争で頑張ったにも関わらず、ずっと底辺労働、完全自己責任社会であった。こうした極限の状態で育てられてきた私はどうだったか?

まず、人数が1学年200万人とあまりにも多いため、普通の健康な状態でも、生きていくのは非常に大変であった。しかし私は、当初より10日も早く生まれたため、免疫力が不十分な状態で生まれてしまった。自分だけではなく私を生んだ母まで免疫力が悪化したのである。お母さん申し訳ございません。生まれながらハンディーがあったのである。最初に私がやるべきことは、体力回復の方法を見つけることだった。この方法がわかるのに生まれてから25年もかかってしまった。自分で体力回復装置をつくることはできなかったが、体力回復グッズは入手できたので、現在もその体力回復グッズを完全装備するように購入して継続中である! 

次に、それに伴う研究所のつくり方30年と、究極の録音システム「RIAA-DSD」の構想45年、どちらも現在継続中である。特に機材の研究よりも研究所の作り方のほうが大変だった。前者は後述するとして後者を先述しよう。

研究をするには、膨大な予算と時間がかかる。普通は大学の研究室に残るか、会社の研究所に入るかなどあるが、我々の世代は200万もいるので椅子取りゲームみたいに困難なのだ。従って親が学者や大金持ちでもない限り難しい。実際には、ほとんどの家庭が、サラリーマンの夫と専業主婦の妻の間に生まれてくるため、サラリーマンにならないとやれないようになっている。私もそういった家庭だ。サラリーマンの夫と専業主婦の妻に妻の間に生まれてきた子が果たして研究者として世の中で活躍できるのか?おそらくサラリーマンかフリーターか派遣社員でないと無理なのではないか?私は残念ながら体力がなかったので、24時間戦えるようなサラリーマンは、1年ちょっとだけ勤めてすぐにやめた。そうすると、体力を温存したまま研究者としてやっていくのがいいと今でも思っている。

その間、家族・知人・友人の皆様方に多大なる迷惑を被ったことに対し深くお詫び申し上げる。特に 父・母・妹に対しては、多大なる金銭的なご負担をおかけになってしまい誠に申し訳ございません。

一番負担のかかったのは、特に研究の邪魔をする工作員(人数の多いロスジェネ世代に多く、団結させないためにいがみ合わせて両者を自滅させるためだった!)や財源の金融資本や専門家と称する弁護士等(こちらも若手はロスジェネ世代に多く両者を自滅させるために大量動員された。もし団塊世代のように両者団結して事業できてればどんなに幸せか!)の金銭的なテロリスト軍団による妨害があったことだ。研究者としてやっていく以上、 ITや医療業界に見られるように妨害は十二分にあり得ることである。こういうテロ対策に関してもしっかりとやっていく必要がある。研究開発するために一番必要なことは、機材の開発・設計・製作ではありません!研究の妨害するためのテロ対策です!この対策は1章の研究所の作り方で述べる。

ただ、どんなこんな困難や邪魔があっても実行しなければならなかったのである。お前のことなんぞどうでもいいからとっとと究極の録音システムRIAA-DSDのこと教えろやとお考えの方は0章と1章を飛ばして2章から入ってください。ただし機材の開発より健康面と安全面を重視したほうがいいと思うんですけどね。今の録音のシステムを変えたいという熱意ある人々全て参加してほしいですから、まずは各人の健康面(能力アップも!)と安全面を考慮する必要がありました。どうかこの点を分かってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます!

そして本題の究極の録音システムRIAA-DSDの件である。こちらは既存の録音との比較で45年近くかかった。今までネガティブで絶望的な内容を述べてしまい申し訳ない。私どものロスジェネ世代は他の世代にはない唯一のメリットがあった。それは何かと言うと、古いアナログ オープンリールから最新鋭のストリーミング配信まで、唯一 使いこなせる世代だということである。バブル世代以前ですと、ストリーミングの取り扱いが難しいかもしれない。ゆとり世代以降ですと、アナログオープンリールの取り扱いが難しいかもしれない。つまり、アナログとデジタルの良し悪しに関して全て知り尽くしている唯一の世代でもある。従いまして、CD 以降の新しい録音システムをゼロから再構築していきましょう!

ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。 あまり世代間のことに関する悪口を書きたくなかったのですが、 誰からも相手にされない世代なので、ついつい書き込んでしまいました。 謹んでお詫び申し上げます!今後ともよろしくお願い申し上げます!

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