ひとりぼっちにさせないから大丈夫だよ（インサイドヘッド2映画感想）

セカイノオワリのプレゼント、いい曲だった…
インサイドヘッド2エンドロールで
歌詞を見て泣いてしまった…
なのでタイトルも引用させてもろてます

さてインサイドヘッド2観てきました！
海外の評判が良いのは知っていて、
公開日に見に行かなかったこと少し後悔していたの
やっと観れて嬉しかった！

インサイドヘッド1のこと、結構好き
でも正直に言えばディズニー映画ランキングtop10に入るレベルではないから
2もそんなに優先度が高いわけではなかったんよね…

だけど、それでも、映画館で見てよかった〜
優しくて強くて素敵な映画だったな…

下記ネタバレあり！

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●いったん総評

頭の中にいろんな感情がいて、
間違ったこともしてしまうけど、
制御できないこともあるけど、
でも悪役なんかではなくて、
全員がライリーのためを思っていて、
全員が大切な感情で、
「どんなライリーでも私たちは大好きだよ！」
って言ってくれる、
わたしらしさの花をみんなが抱きしめてくれてる、
そんな最強の味方が、自分の中にもいるんだなって
そう思ったらさ、自分への応援ムービーすぎる。
この先の人生、自分自身に対して、いつだってそう思ってあげたいよ。

ひとりぼっちにさせないから大丈夫だよ
って歌詞、ほんとうにぴったりで。
友達とうまくいかないときもあるし
将来に不安になることもあるけど、
でも自分の中に感情たちって味方がいる、って思えたら、ひとりじゃないなって思えるというか、
そう思えて救われたり、元気になれたり、ヨロコビが少し光るような、そんな人が増えるんじゃないかなって。
そういう意味で、本当に、希望に満ちあふれてる、そういう可能性がある、すごい映画を見たという感覚がある。

●好きなシーン、言葉

・私の心の底に泉があるの
これは私の好きなカードキャプターさくらクリアカード編のオープニングの曲の歌詞
歌詞にはこうある「どんなに落ち込んでもまた透明なもので満たされていく」
でも本当に心の奥底に泉があってびっくりたまげた…
めっちゃきれい
ディズニーのこういうイマジネーションが大好き
私の泉のなかにあるすべてを抱きしめたいよ

・明るい未来を想像するために鼓舞するヨロコビ
シンパイが絵描き？に心配な未来を描かせてるの、すごく面白い演出だと思った
でもそこで、みんなを鼓舞するヨロコビ…
大好きすぎる、圧倒的光…
やっぱり大勢を味方につけて、いい方向へ進もうとする、導こうとする人の魂が好き！
（最近だとマイエレメントのけむりの試合でのウェイドの応援とかね！）
そのときに思いついたポジティブなアイディアがすごくよかった
爪をおそろいにするとか、負けたチームに渡す花束を用意するとか…
優しくてあったかいアイディア…

・わかんない、って言えるようになってよかったね
ヨロコビも司令塔としてずっと頑張らなきゃって思ってた中で、仲間に「わかんない」ってやっと言えるようになってよかった
その本音を伝えた時に離れてしまうような感情たちじゃなくてうれしい
頼れる仲間でいてくれてみんなありがとう
カナシミも、自分の力でできることを考えて、動いてて、ほんとうにえらい、頑張ってくれてありがとう
（なんかもう感想がヨロコビ目線になってる、わたしが…ヨロコビだった…？？？）

・みんなが大切な感情
シンパイがフォーカスされていたけど、
ダリィも、ただ怠けたいとかかっこつけたいとかだけじゃなくて、
まあ飛ばしてもいいか！っていうところを短縮できるみたいな良いところもある
全員が必要で大切ってことがわかりやすい
子供でも楽しめるさすがのディズニー
でもある程度大人になってからの方が、わかる、が増えて楽しいかも

・「ライリーが呼んでる」
感情の司令塔って、人によって違う
例えばライリーママはカナシミが真ん中に座ってるし、ライリーパパはイカリが真ん中
だからシンパイにその立場をとられてしまうんじゃないかって、2ではそういう脅威もあったよね
でも最後、自分らしさを新しく取り戻したときに、ライリー自身が真ん中に据えたいのは、やっぱりヨロコビだった、ってところが、本当に嬉しくて…
続編ってこうあるべき！！！！って全力で叫び出したくなった
本当に嬉しい
司令塔に呼ぶようにヨロコビの体が光って、感情達が、どうぞ、ここがわたしたちのヨロコビの場所だよってかんじで見守ってくれてて…
本当に嬉しくて涙出た

◯まとめ
なんか2を見て、こんなに嬉しいって感情になるって思わなかった
本当に嬉しい
続編ってやっぱり前作を越えられないって思うじゃん、でも、本当に満喫できた……大満足
あるべき続編ってあるんだっていい意味でひっくり返された