見出し画像

「東大アイデア」の感想-センスのある人は日常を観察している

Youtuber集団・クイズノックの企画アイデアにはいつも驚かされる。斬新で面白い企画、どうやって思いつくんだろう…。

さて、今日はこの本の感想。

タイトル:「発想力」と「想像力」を磨く 東大アイデア
著者:西岡壱誠さん
略歴(当時):

東京大学4年生。著書に『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)、『読むだけで点数が上がる! 東大生が教えるずるいテスト術』(ともにダイヤモンド社)、『東大式習慣 「ゲーム化」でラクラク身につく〈最強に効率術〉』(扶桑社)などがある。






概要:

アイデアを生み出すための【3つのステップ】と【3つのパターン】を紹介し、具体例を交えてその実践方法を解説。
★【目的】を明確にする技 ⇒「CHANGE」「SHARP」
★ 先行事例を【調査】する技 ⇒「PROBLEM」「ATTACH」
★ 日常から【発想】する技 ⇒「QUEST」「CONSERN」






読むきっかけ:

私は”考える力がある人”への純粋な憧れがある。
「考える力」っていうのは、理解力・アウトプット力・発想力だと自分の中で定義している(2021年8月現在)。
そのうち理解力とアウトプット力の本はいくらか読んだ(同著者である西岡さんの東大読書と東大作文はオススメ)けど、アイデア系の本はあまり読んだことがなかった。
以前、上司にメンタルヘルス部門へ異動したいという話をしたときに「社内のメンタルヘルス不調者を減らすにはどうしたらいいんだろうね?」と聞かれた。しかし私は何も答えられず、自分って何も考えていないな…と痛感した。
何も答えられなかったことの要因はいろいろあるけども、アイデア思考を多少持たないとこれから仕事をやっていけないと思い本を手に取った。

何を学んだか?:

アイデアというと、漠然とした閃き、といったものを想像していたけどアイデア思考というのはステップがあるのだと知った。(ステップは概要に記載の通り)

アイデア思考は企画職や広告職の人が磨くものだと思っていたけどすべての働く人が持っていて損はない。どんな職業であれ、働いていれば問題というのはそこら中に転がっている。その問題を解決する方法として求められるのは斬新なアイデアとかではなく、小さなことでいいんだと思う。

これから意識したいこと:

「センスのある人は日常をよく見ている」「日常から問いを立てている」という。
つまり、以下を習慣化することでアイデア思考は身についていく。

こうなりたいと思う→似た事例を調べてみる→事例の背景を知る→自分が取り入れられる要素はないか考える

例えば会社の売上増目標や個人の成長目標に疑問を持ったとしたら、あくせくと働かなくても生きていけないかの事例を調べ(phaさんのニートの歩き方や、フリーター系のvlogerの動画等)、実際に休職に踏み切ってみる。(…適切な事例だろうか?)

復職後にメンタルヘルス部門に異動となるからには、

目的:社内の長時間労働者を減らす&メンタルヘルス休職を一人でも減らす

調査:メンタルヘルスに取り組んで成功した企業の事例研究

を行って、発想につなげていけたらいいなと思う。


まとめ:

アイデア思考は、目的を考える・調査する・発想するで生まれる。

日常のアンテナを張る習慣をつけることで鍛えられる。

これで憧れのQuizKnockメンバーの頭に近づける…?かも?と期待。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?