見出し画像

差別滅亡はそろそろ?

最近、「差別」に対する眼が厳しくなってきていますよね?
女性に対する差別、LGBTに対する差別、
国籍に対する差別・・・。

そして、セクハラやパワハラなど、ハラスメントも、
SNSからすぐに情報が漏れてしまうのは、
皆さんもご承知の通り。

ここ10年で時代は大きく変わってきているのを実感します。

ところが30年以上前、
差別というのは日常で起きていました。
私も経験があります。
初めて就職した会社で営業事務の
仕事をしていた私は、時々、
客先の企業に急ぎなので注文品を持って行ってくれと営業から頼まれることがよくありました。
営業は客先企業に電話をするとこう言います。
「うちの女の子に今から行かせますので」
名前で呼んでもらえないのです。
ただ「女の子」と。
女性だけの仕事と言うのも結構ありました。
お茶くみ、何ヶ月かに一度廻ってくるお茶当番は、お客様にお出しした陶器のお茶碗や給茶機を洗う仕事です。
これ、多い日は50個以上洗う日もあり、大変でした。自分の仕事が終わってからやるので、残業で夜10:00頃に終わった日もあります。

他にも、朝、みんなのデスク拭き、上司のたばこを買いに行く、お昼のお弁当を買ってきてあげる、そんなことをやっていた気がします。
女子は会社で男たちの女房役をやらされていたと言っても大げさではないかもしれません。

ただ、私もお茶は女性が淹れるもの、男性が入れるってなんだか違和感がある、なんてずっと思っていました。
でも、ここ十年くらい前から、クライアントや取引先に伺うと、若い男性社員が紙コップでお茶を淹れてくれるのをよく見るようになり、いつしか当たり前の光景になってきましたよね。

今、少しずつですが、女性への差別もなくなってきています。
もちろん、LGBTなど、色んな人への差別は良くないとみんなが理解し、意識するようになってきました。
そう、皆で変えようと思えば、考え方、価値観、変わるんですよね。
数ミリでも変われば、数十年後、数百年後、もっともっと皆が生きやすい社会になっている。
私はそう信じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?