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毎回、同じような文章を書いていませんか?

今日は生徒さんからのこんなご質問から。
「文章が毎回同じような感じになってしまいます。
いつも変わり映えのしない文章ではなく、
毎回、読み応えのあるものを書けるようになりたいんです。どうすれば?」

毎回同じような、というのは、文体のことでしょうか?
文体はいろんな本を読んで研究するのが一番。
作家によっていろいろ書き方が異なっているので、
読んでみると発見があるはずです。
でも、もうちょっと簡単にトライしたいなら・・・。

たとえば、文末に変化をつけるだけで、違ってきます。
体言止めにする。体言止めとは、名詞で終わらせることです。
まず、次の例文を読んでください。

「昨日、友人と海に行って潮干狩りをした。
5個の網がすべていっぱいになるほどたくさんのアサリが取れた。
夜は海辺でバーベキューをして、暖かな美味しいアサリ汁をいただいた」

↓ 3行目だけ体言止めにして、一度切りました。

「昨日、友人と海に行って潮干狩りをした。
5個の網がすべていっぱいになるほどたくさんのアサリが取れた。
夜は海辺でバーベキュー♪
暖かな美味しいアサリ汁をいただいた」


ほら、少しだけリズムが変わったでしょう。

たった一言を変えるだけ。

体言止めの威力、おそるべし!

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