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【日記】魅力のサーモグラフィ

ここに立っている以上、僕はもう、いや、僕が思い込んでいるだけかもしれないけど、何も残っていない、からっぽな人間なんだろう。

時折人々は「魅力」という言葉を口にするが、はて、魅力とは…?顔、スタイル、筋肉とか、優しさ、真面目さ、レディーファーストとか、頭がいいとか、ストレートだとか、挙げたら多分ずっと出てくるけど、単に魅力と言っても、それはwell-definedではない。「人間的な魅力」とかいうから、多分「動物的な魅力」もあるのかな、とか。「人は顔より性格」って言うけど、本当に性格の魅力だけに焦点を当てられるのか、シーソーになってないのかなとか。最近はこうした懐疑でいっぱいだ。高校同期がほとんど大学にいないので、他人と関わることが増えたのだから尚更である。男子校出身でもあるから、女子が周りにいるというだけでも不慣れな生活を送ってるし、それに浮き足立っている自分もなかなかに気持ち悪い。女性を好きになる時の魅力自体も分かってないし、タイプを聞かれても、よく分からない。何も分かってないのかもしれないし、それが自分の魅力と言われればそれまでだし、無頓着だと言われてもそれはそれだし。多角的だよね。


魅力をサーモグラフィーと説きました。いいタイトルの割に、あんまり中身がない文章になりそうです。
久々です。ちゃんとこうして挨拶をしたことはなかったですよね。仮名を名乗るのって変な感じですね。仮名というだけで実を伴ってない気がしてしまいますが、こうしてあーだこーだ書けているだけマシな存在です。
小説家には仮名で活動する人も、実名で活動する人もいます。あんまり親しくない僕の実名を知っている人について、僕が仮名で活動していることに違和感を覚えることも多いでしょう。変なことやってるなあと思う人もいるでしょう。気に留めた方だけ、こうして文章をコンテンツとして消費していただければと思います。

大学に入って、自分を見つめ直す機会が増えました。理由は単純で、「どうやったらモテるのか」を考えるようになったからです。高校の時は好き勝手に生きていたもんで、他人の目を意識せずに生きていたわけですが、大学はそうもいかない。下ネタを気安く言えるような環境ではもちろんないし、なにか女の子の気に障るようなことがあったらすぐに女の子の間で広まってしまう(怖い)世界です。そのなかで、自分の魅力というもの、あるいはモテ要素って何なんだろうと考えるようになりました。就活かよって。でも恋愛ってある意味就活。

魅力を見つめると、自分では気づいていなかった特徴に気づくことができます。例えば、「身長が高い」ということは意外と+に働くらしいです。僕にはさっぱりわかりません。完全な遺伝なのに。身長差って必要らしいです。あとは、「お礼が言える」とか。言えない人、多いみたいですけど、それはそれで感があります。
あと、自分では結構話を振っているはずでも、「話の広げ方が下手」だという事にも気が付きました。自分では積極的にコミュニケーションを取ろうとしていても、話を広げられなかったら印象に残らないといわれました。かすり傷を沢山負うよりも、骨折の方が治りが遅い感じだと勝手に解釈しました。共通の話題が少ない異性との話の広げ方、難しすぎます。
以上はモテ要素としての魅力ですが、「誠実さ」「人との出会いを大切にする」とか、人間としての魅力というものもあります。挙げたらキリはないけど、親友というものはそういった各人の魅力に惹かれあってなされるものなのだと思いました。なんとなくで関係が続いている人というのも、今日の時点でその人以外にその人特有の魅力を感じていないからでしょう。
人と関わるということは、面白いアクティビティですね。

こんなところでしょうか。リハビリにはこうして好き勝手文章を書くのが一番な気がしています。
少し小説っぽいことを書き、日記的につけていく。この比重を徐々に大きくしていこうと思います。
今年の目標は小説を一本書くことです。ちゃんと完成させて、来年でもいいから何かに出せたらいいな。そのために暫くは頻度を高めて書きたいものです。


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