見出し画像

【ネタバレ視聴感想】スナックキズツキ 第3話「サトちゃん」スナックは何かを解決することはない。

始まりは酒屋の配達員とトウコの会話。彼はバイトリーダーになったことをトウコに自慢したくて仕方ない。(この配達員の出番は本編と筋的に無関係であるが落語のマクラ的な効果を発揮してる)
切り替わり本日のゲスト佐藤の日々の生活。老いた母親と中年男の二人暮らしは悲哀を感じさせ、ダメダメである。そしてこの佐藤もスナックに引き寄せられていく。佐藤の勤める広告会社における彼の「キズツキ」の思い出回想。コーヒーを注文した佐藤にトウコは北欧風だと言う。佐藤は今まで海外に行った事はないが、国内の鉄道旅をしていた思い出を語り出す。そして社会人になる前のその時から28年も経っており、この先も続くであろう面白くもないサラリーマン生活を思う。もう一つの「キズツキ」の出来事の回想を挟んで今度は唐突にトウコがストリートビューのヘルシンキツアーを提案する。エア旅行いいですねと感心する佐藤に、トウコはフィンランドと言えばエアギター、エアギターを一緒にやろうと誘う(調べてみたらフィンランドではエアギター選手権が開かれているらしいです)。トウコに煽られて日頃言いたいことをエアギターで叫ぶ佐藤。空想の職場でフライングVをかき鳴らす。帰り際、忘れ物だと言ってトウコは佐藤にエアギターを渡す。
朝になりこぐま屋酒店の配達がやって来てリーダー職でなくなったがスッキリしたと強がる。
そしてまた仕事に出かける佐藤の日常。
今回も問題は特段解決されたわけではない。そして佐藤を傷つけている男もまた何かに傷ついているという次回予告。来週も期待したい。それにしても原田知世さん、そこにいるだけでヒーリングです。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?