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帰省娘と張りきりお父さん

先日のお盆休みに地元・名古屋に帰ったダーハマです。

毎年夏と正月には実家に帰っているので、今年もルーティンのごとく帰りました。

実家に帰るまでの工程もルーティンのごとく決まっています。
帰省する数日前に母から帰ったら何が食べたいか聞かれ、母の手料理で唯一毎日食べていいと思う「ポテトグラタン」と答え、当日には新幹線の時間を伝えて駅まで車で迎えに来てもらう。実家に帰るとポテトグラタンがちょうど焼き上がっていて、母が成城石井で買ったちょっとお高めな惣菜が食卓に広げられ晩御飯。

帰省する時はいつも、母がちょっとだけ張り切ってご飯を用意してくれます。だけども今回は少し様子が違いました。

実家のキッチンを覗くと、300gくらいの上等そうな生のフィレ肉が鎮座していまして、珍しく父がキッチンに立っているんですね。普段料理なんて全くしないのに。ビール片手にせっせこ肉を焼き出すわけです。

「“休日のお父さん”みたいなことしてるじゃん」と茶化すと、
「…こう見えて張り切ってるんだよ」とちょい照れ。

いやあ、そんな一面あったんすねえ。
いつもはご飯ができるまで自室に籠って、出来上がったら食卓に顔を出すスタイルなのに。

母のポテトグラタンに、父のフィレステーキ。
私のために張り切られた食卓。一人暮らしに非常に染みるひとときでした。

今週の質問:納涼!ヒンヤリした話

もう質問でも何でもないですね。
「ごきげんよう!」のトークテーマみたいなお題を投げさせてもらいました。皆さん物理的なヒンヤリ話が多いですね。

私が人生で初めてヒンヤリしたのは、小学1年生の頃、自転車で曲がり角を曲がったら停車中の土木作業車にぶつかって、ブレーキランプを破壊してしまった時です。

人様の何かを壊した経験がなかった上に、車という高額なものを壊してしまった罪の意識に、1分くらい立ち尽くしてしまいました。(車は無人でした)サーっと血の気が引く感覚を今でも覚えています。

しばらくして少しだけ正気を取り戻し、家に帰ってお母さんに説明して現場に来てもらいました。現場に戻ると車のそばにおじさんがいて、お母さんが事情を説明すると、そこで初めてブレーキランプが壊れていることに気づいた様子でした。

警察に捕まるのか、弁償代を高額請求されるのか。幼心に人生終わったと思いました。するとおじさんが一言。
「怪我はなかった?」と。
首を振ると「怪我がなかったら、何も問題ないですよ。古い車だし弁償代もいらないです。」と。

おじさあああああん。今思い出してもカッコ良すぎる。
言わずもがな、ほっとした私は号泣。おじさんにお礼を言って家に帰りました。

ヒンヤリ&ほっこり話でした。

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