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であいもの

ラジオを聴いていたら「であいのもの」という言葉を紹介していました。
初めて聞いたことばです。
意味は、旬の海の幸と山の幸で組み合わせるとおいしい食材とのこと。

辞書で調べてみましたが、
「出合い」の意味として「調和すること」の用例として「松茸と柚子は出合いの物だ」と載っていましたが、
日本料理の専門用語でひらがなで「であいのもの」あるいは「であいもん」のようです。

筍とわかめ
大根とぶり
なすとにしん
タイとかぶら
などがインターネットでは紹介されていました。
どの食材も年中ならんでいて旬があることも知らなかった食材もあります。

このことばを知らずにほぼ毎年作っているお気に入りの「であいもの」は、ホタルイカと菜の花のパスタです。
ホタルイカと菜の花が同時にスーパーに並ぶのは、春先のほんの一瞬です。
毎日、スーパーに行く訳ではないので、同時に見かけない年もあります。

作り方は、オリーブオイルににんにくと鷹の爪の香りをつけて、ホタルイカを炒めてフォークの背などで潰します。
パスタ、ホタルイカ、茹でた菜の花をからませれば、完成です。
ホタルイカのワタがソースになってパスタにからみ見た目はいまいちになってしまいますが、春先にしかつくれない一品になります。

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