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憧れのバリスタになりました

バリスタっていうと、すごくかっこいいイメージがぼくの中にはずっとあって。

なんていうか、ニコニコ、キラキラ、ビシーっていう感じ。
あの大手カフェチェーン(スター○ックス)では、カウンターに立つ全てのスタッフのことを「バリスタ」と呼ぶみたいです。

よくコーヒーを入れる人って思われがちなんですけど、実はカクテルとかお酒全般も詳しくて、バー全体を回す人のことを言うんです。

とにかく、なんかずっとかっこいい。
ただ漠然と、いいなぁっていう憧れがずっとありました。


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ぼくが”バリスタ”に興味を持ったのは、経緯があります。



ぼくは幼い時からお菓子が好きで、
高校から大学生ぐらいまではパティシエになりたいなぁなんて思っていました。


19歳の頃、”エスコヤマ”の代表・小山進シェフの講演会で、「ぼくもパティシエになりますか?」って聞かれて「知らんがな」と言われた記憶があります(どーゆう質問なんですかねw)。



大学時代は、いつかフランスでパティシエ修行するかも、
っていうことで、商学部でありながらずっとフランス語を勉強。
4ヶ月ほどの留学にもいきました。


バイトはケーキ屋とカフェ。
いろんなことを勉強しつつ、本当にその道に進もうとしていました。



ですが、ケーキ屋オーナーシェフのあまりのハードスケジュールに面食らい、自分にはできないと判断。



普通に就職の道を選ぶことになります。

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でも、いろんなことが続かなくて。一生懸命やっても、パッとしない。馬鹿みたいに1人で抱えて傷ついたり、期待を裏切ってしまったりしたことも、いっぱいあります。



よく自分自身に絶望していました。



そんなタイミングでパッと見つけた”カフェ専門学校”と言う文字。
なんか変えたいなぁって、気づけば検索してたんですよね。


で、入学説明を聞きにいって、その場で入学を決意しました。




高かったんですけどね。口だけの自分が嫌で、とにかくがむしゃらに、何かしなくちゃ、って思って決めたんです。




社会人をしながらの、1年間の専門学生生活。

色々と学べて楽しかったです^^


卒業するタイミングでバリスタの資格テストを受けれる資格がもらえたので、せっかくだし勉強をして、テストに挑戦しました。


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今ぼくは、JBAバリスタライセンス3級の資格を持っています。




普段の仕事ではほとんど活かせません。
それでもいいんです^^


自身のない自分があの憧れていた肩書きに触れただけでもある意味満足。


今はたまに職場で挽きたてコーヒーを配っています。
それでほっとする人が増えるといいなぁって。



...そこに肩書きいらないんですけどねwモチベーションの問題ですw


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ずっとなりたかったわけじゃない、ただ憧れていた”バリスタ”。




人生どう転ぶかわからないですよね。
もともとパティシエに興味を持たなかったらきっとここにたどり着くこともなかったやろうし。

あの時、道を諦めたことが今こうやってつながっていると思うと、ちょっと複雑で、でも前を向こうかって思います。


そういうのが人生には多い。

何が起こるかわかんないですもんね。




自分の人生を振り返りながら、
また何かこうやって記せたらなって思います。



それでは。

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