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花を育てる語

先日から、「プロトリーフチャンネル」というのにはまっていて、ベランダ園芸にせいがでます。というか、庭仕事はそんなにやってなくて、単に動画を見ていた…。ただただ手際よく説明しながら作業もすすめるおじさんの話芸に魅了されていたのですが、どうやら結構有名な人だったらしく、NHK趣味の園芸にも出ていたらしい。逸材発見と思ったけどすでにみんなの金子さんだった。ぜったいフィラーを言わないとか、大事なことは2回言うとか、高いプレゼン技術ってどういうものかについてとても勉強になる…というわけで、具合悪くて頭痛い~といいながら、かわいいおじさんに癒やされる~と動画を見て横になっていた私です。


さて、園芸用語でおもしろいなとおもったのは「水は控えめに」とか「水はたっぷり」の話。

「乾いたら水をあげる」と「乾いてから水をあげる」は意味が違うようです。
前者は、水切れしやすい、水をほしがる植物に対しての水のやり方で、後者はあまり水をあげすぎると蒸れたり根腐れしたりしやすい植物に対しての水のやり方で使われることば。

ええっ!

そして「水は控えめに」というのは、後者の「乾いて『から』あげる」という話で、水をあげるときはどちらにせよ「たっぷり」「底から水がしたたるように」あげるのが正解だという。

「水は控えめに」と言われると、なんだか毎回ちょびっとかけるみたいなイメージになるけれどそうじゃなかったんだ…

ほかに、「土の表面が乾いたら」(これはどちらかというとたくさん水をあげる方の植物の取り扱い方)とか。

ジャンルによる言葉遣い、新しいことを知ると、新しい言葉遣いが気になります。というかさ、知らないと、わからないでしょ、この違い。「たら」と「てから」の違い、誰か研究してそうな気がするけど、日常に織り込まれたら無視してしまう小さな違い、この業界では使い分けられるっぽかった。あーおもしろい。

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