教育的配慮や人間関係,子供の最善の利益も大事ですが,法律的な思考(リーガル・マインド)で考えてみることも,とても重要なことです。

教師として,賢く,効果的・効率的に仕事を続けていくためには,「考えること」,「自分の身を守ること」,「上手く交渉すること」が必要です。

「仕方がない」,「これが現実だ」などと,あきらめてしまっては,自分をさらなる苦しみに追い詰めることになります。

幸いにも,教員(教育公務員)は,いろいろな法律や判例によって,守られています。

守られているという実感はないかもしれませんが,日本の法律や判例も,なかなかのもので,教員をそれなりに守っています。

ただ,問題なのは,日本の教員の皆さんが,あまり,そういった法律や判例を知らないということなのです。

もちろん,教育の場では,法律や判例だけが全てではありません。

法律的な思考も必要ですが,教育的な配慮も必要です。

また,同僚や管理職との人間関係や,保護者との人間関係も重要です。

さらに言えば,子供の最善の利益を図ることも大切です。

法律的な思考,教育的な配慮,人間関係,子供の最善の利益,これらを全て満たすような最適解を見つけるのは,なかなか大変なことです。

でも,最適解を見つけることができれば,教師は,賢く,効果的・効率的に,仕事をすることができます。

日本の多くの教師は,教育的な配慮,職場での人間関係,子供の最善の利益は,いつも考えているようですが,残念なことに,法律的な思考(リーガル・マインド)を身に着けている人は,少ないようです。

どちらかと言えば,自分さえ我慢すればいいという,あきらめの境地になってしまっている人も多いようです。

職場には,いろいろな困難があります。

ハラスメント
超過勤務
休日出勤
モンスターペアレント
強制される「ボランティア」的な仕事
過酷な部活動指導
意味のない制約や禁止事項

生徒指導においても,

体罰
行き過ぎた指導
ブラック校則
子供の夜間・休日等の問題行動への対応
必要以上の子供の見守り

などなど,多くの課題があります。

教育的配慮や人間関係,子供の最善の利益も大事ですが,法律的な思考(リーガル・マインド)で考えてみることも,とても重要なことです。

法律の多くは,教師の味方です。

判例の多くは,教師の味方です。

まずは,法律的な観点を学んで,教師の仕事をより賢く,より効果的に,より効率的に改善してみることが必要です。

そんな想いから,2024年の福袋企画を考えました。

【福袋1】
2月12日(月・祝日)13時~17時
【教師のための生徒指導の法律入門】
★生徒指導で法律的な間違いを犯さないために
★生徒指導で状況を悪化させないために
★生徒指導で管理職・同僚から身を守るために

【福袋2】
2月23日(金・祝日)13時~17時
【教師のための学校現場での法律入門】
★職場での労働環境で損をしないために
★モンスターペアレントにつけこまれないために
★労働者としての自分の身を守るために

<【福袋3】として,
【模擬授業・場面指導で高得点を取る戦略を学ぶための河野&川上の個人レッスン(45分間@ZOOM)】1月20日(土曜日)もご用意しています!>

福袋へのお申し込みは,本日(1月4日・木曜日)20時からです。

こちらの専用申込フォームから,お申し込みください。

https://ws.formzu.net/fgen/S42193405/

賢く仕事をしていくために,是非,ご参加ください!


河野正夫
レトリカ教採学院


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