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何故行きつけのお店ができるのか

みなさんこんにちは!
はじめまして!EMO EMOです。
私もついにnoteデビュー。
日常のほっこりする内容や疑問に思う内容を自分の実体験などからお話しできればと思っております。

今回は『何故行きつけのお店ができてしまうのか』
というテーマを僕の実体験からお話しさせていただきます。

初めに結論から言わせて頂くと
『人という付加価値』
これに尽きると思います。
※あくまで主観なのでそうでない場合ももちろんありますが…

私が最近行きつけになったお店が、
お弁当屋さんのほっともっと亭です。

ある日の仕事終わり、『自炊がめんどくさい、でもコンビニ飯では物足りない』と思う日があり、考えながら徒歩で自宅まで帰っていた途中、目の前に僕の悩みを解決してくれる光景が飛び込んできました。
お弁当屋さんです。野菜も摂取できるし、メニューも豊富、ちょうど良い。

『あっ、お弁当屋さんでええやん』

そう思った僕はお店の窓に貼られたメニューを覗き込み、頼むメニューを決めて扉を開けました。

お会計カウンターには誰もおらず、自慢の美声で『すいませーん!』と一声。
そうするとおそらく60〜70代のおじいちゃんが現れ
『いらっしゃい、なににする?』と笑顔で対応。
僕は間髪入れずに『からめんたい弁当で!』
おじいちゃんは奥に行き調理を始めました。

約5分間天井についているTVを流し見しながらお弁当を待ちます。

商品が出来上がり『はいっおまたせ!』と笑顔で言われ、620円のお会計を済ませます。
そして、お店を退店しようとした時、普通ならなんとも思わないのですが、僕の姿が見えなくなるまでずっと頭を下げていました。
笑顔で対応して頂き、更にあんなに頭を下げてもらった。

その姿勢に感動し、翌日も
仕事終わりにお弁当を買いに行っている自分がいました。

お会計を済ませた後に昨日と同じようにお辞儀してくれるのかと思いきや、
『今日は寒いねぇ…昨日はすごく暖かかったのにねぇ…体調に気をつけてまた来てね』
と僕が昨日来ていたことを覚えてくれており、笑顔で会話してくれました。
そしていつもの深々としたお辞儀、

その瞬間私は『このお店、行きつけにしよう』と思ってしまいました。

おじいちゃんの笑顔、何気ない会話、仕事終わりの疲れた自分を癒してくれるという、商品以外の価値を感じてしまったからです。

モノを売るにはその商品の価値ももちろんですが、売る人の価値も大きく関わってくるのではないかと思います。

人は感情の生き物だというのをどこかで見たことがありますがまさに自分はそうだと思わされた瞬間でした。

何気ない人との出会いで
誰かがまた幸せになりますように…

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