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英会話1000回到達したので続けるためのマインドセットを共有してみる

オンライン英会話のBizmatesを約3年前に始め、ほぼ毎日レッスンを受けて最近1000回に到達しました。そんな経験を踏まえ、英会話を続けるためのマインドセットについてシェアしたいと思います。

英会話が「未来への準備」になっていませんか?

英会話がつまらなく感じたり、続けるのが難しい理由は、英会話を「未来の準備」として捉えているからかもしれません

『限りある時間の使い方』によると、私たちは時間に追われ生産的になろうとするあまり、今やっていることを何かの準備として使わないと気が済まない、未来志向の態度を取りがちです。

(引用者略)
つまり、自分が今やっていること──今まさに生きている人生──を、何かの準備に使わなければ気がすまないということだ。
そういう未来志向の態度は、「いつか何かをしたら」という考え方にもつながりやすい2。「いつか仕事が落ち着いたら」「いつか素敵な人に出会ったら」「いつか心理的な問題が解決したら」、そのとき初めてリラックスして、本当の人生を生きられるというわけだ。
「いつか何かをしたら」というマインドの人は、まだ大事なことが達成されていないせいで現在の自分が満たされないのだと考える。問題が解決しさえすれば、人生は思い通りに動きだし、時間に追われることなくゆっくり生きられると思っている。
でもそんな考え方をしていたら、いつまでたっても満たされることなんてない。なぜならそれは、現在を永遠に先延ばしする考え方だからだ。たとえ仕事が落ち着いても、たとえ素敵な人に出会っても、そのときはまた充実感を先延ばしにするための別の理由がいくらでも見つかることだろう。

オリバー・バークマン.限りある時間の使い方(pp.127-128).株式会社かんき出版.KindleEdition.

実際、多くの人が英会話を「海外で働けるようになりたい」「TOEICの点数を上げて昇進の基準を満たしたい」といった目的・目標のための準備や手段として考えているのではないでしょうか。

英会話は目的に対する最短経路ではない

個人的な意見ですが、多くの場合英会話は目的に対して最短の方法ではないと思います。

海外の人とチャットやメールをするなら、翻訳機を使えばいいし、ZoomやTeamsの会議ではリアルタイム翻訳機能が使えます。TOEICの点数を上げたいなら、そのための対策だけをする方が効率的です。

そのことにうっすら気づきながら、未来への準備として何となく英会話をやっていると、学習効率も悪いですし、なによりモチベーションが続きません。

英語でコミュニケーションを楽しむことを第一目的に

それでも英会話をする目的があるとしたら、「英語でのコミュニケーションを楽しむこと」だと思います。未来の準備ではなく、各レッスンで英会話を楽しむことを目的にします。

楽しむことを目的にすれば、方法は何でも構いません。勇気のある人は、無料アプリで会話したり、英会話のコミュニティに飛び込んでみてもよいでしょう。

とにかく、コミュニケーションを楽しむことが第一目的であり、それは今この瞬間から達成できることを認識します。

文化の違いに驚いたり、伝わらずもどかしい思いをしたり、その体験を楽しむことこそ英会話の意義ではないかと思います。

以上です。


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