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ナナニジ新メンバーにオタクは何を求めているのか考えてみた。

ナナニジ考察記事です。

■序

ナナニジはこの夏、9thシングル『タイトル未定』の発売と、初の北海道、福岡公演を含んだ全5都市、8公演『ナナニジ夏祭り 2022』が控えている。また冠番組22/7 計算中に新キャラクターの登場も期待されており、益々露出が増えていくと思われる。

2月27日に新メンバー8人が加入してから3か月が経過した。
一般企業だと新入社員は研修を終えてOJTとして部署に配属される頃だろう。新メンバーの人間性や趣味趣向なども徐々に伝わってきている。

しかし春に行われた14ツアーを経て、現状の自分は元メンバーの関わっているコンテンツばかりを追っていることに気が付いた。新メンバーに魅力が無いとかそういうわけではない。(別に元メンバーも現メンバーも新メンバーも分け隔てなく全部好きでいいと自分は思っている。興味なくなったら黙って居なくなるだけなので。)

では何故自分はずっとナナニジの沼に浸かり続けているのか、これからのナナニジに何を求めているのだろうか、漠然とナナニジを追っている現状について改めて考えてみる必要があるのではないか。
例のお知らせを見てナナニジオタクはいい人が多いという印象が覆ってしまった今だからこそ考えてみたくなった。

舞台アオアシでも白沢かなえさん演じるハナちゃんも言っていた
「頑張れ。人間は考える葦である。」と。

■結論:変化した未来が見たい

端的に言うとナナニジの変化が見たいのではないだろうか。
(勿論惰性で追っている人も居るだろうけれども)
これについて現メンバーと箱の観点から考えていく。

◆現メンバーと新メンバーの関係性の化学反応が見たい!

現メンバーを元々応援している人は、これが一番の楽しみなのではないだろうか。アイドルは卒業するし、オタクも他界する…。
ナナニジにも卒業があることは、この怪文書を読んでる物好きは百も承知だと思う。刹那的な職業である彼女達が、いつ卒業を発表してしまうかわからない。
そんな中でも新メンバーとの関わりを通して、これまで見せていなかった新たな一面を見せてくれることを楽しみにしている人も多いのではないか。
現に西條和さんのブログかなえるプロジェクト2022のように目に見える形で彼女達の新しい考えや新たな一面を見ることが出来るようになった。
(個人的には以下動画が一番好き。)

また現メンバーと新メンバーとの関係性によって、新メンバーがナナニジを継承する瞬間を目撃することも楽しみの一つだと思う。

例えが古くて尚且つ他のグループで申し訳ないが、
モーニング娘。の生田衣梨奈さんは加入当時メンバーカラーが紫だった。当時のリーダー新垣里沙さん関連のグッズ、写真集などを自腹で購入したり最後のバスツアーに客として参加したり、後輩として異常な程の尊敬を見せていた。そんな生田さんが尊敬する新垣里沙さんが卒業する際に、ガキさんのメンバーカラーだった黄緑を受け継いだことがある。
(最近だと櫻坂46の守屋茜さんと増本綺良さんの関係性とかもめっちゃいい
ここの二人はうまく言語化出来ないから各自ググってください)

櫻坂46冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」より

このようにグループアイドルの新メンバーを応援する理由としては、
先輩後輩の関係性によってアイドルとしての精神性を受け継ぐ瞬間を見ることを楽しみにしている人も多いのではないだろうか。
個人的には白沢かなえさんに対する麻丘真央さんのようなダル絡み師弟関係にほっこりする。

◆第二章を見せてくれ

追加でお知らせしたFC公演をツアー初日に持ってきてツアー初日が北海道じゃなくなったり、全通券が全通のような券になったりと、
夏祭りだけの不満を挙げてもオタクからすると不信感しか無いでお馴染みのナナニジ運営。そんな運営に求めていることは、以下の前回の記事にも書いたが、

第一章を正確には知らない自分のような新規のオタクがナナニジに求めていることは、端的に言って「もっと面白いこと起こして新しい世界を見せてくれるのではないか」という期待感だ。
元々好きだったグループが変わることにNOを突き付ける人も勿論居るだろう。しかしどのグループにおいてもテセウスの船問題は必ず発生する。
組織なのでいくら理念があってもそこで働く従業員のキャリアとモチベは違うし、人なので各々事情はある。それでもやっぱり従来の枠組みではなくナナニジという独自性を貫き、業界から一目置かれる存在になってほしいと何があっても改めて思ってしまう。だからこそ一章と同じことを別の人間でするのではなく、別の新しいことをやってほしいと心から願う。
最後に先日の麻丘真央さんのSHOWROOM配信の際の言葉を引用したいと思う。

「これからのナナニジに期待してもらいたいよね。 
きっと今までと違う…素晴らしいことが待っているしね。
素晴らしすぎる未来を皆さん楽しみにしててください」

麻丘真央 6月12日SHOWROOM配信から

新メンバーがそう言っているのだからまずは信じよう。

■考察:新メンバーの魅力について

この章では、この3か月で自分が特に気になった新メンバーについて書いていく。推しの方には物足りないかもしれないですが、ご了承ください。
(自分は俗に言う箱推しなので現メンバー元メンバー含め誰かを推してるわけじゃないです)

◆月城咲舞

【公式データ】
5月22日生。血液型O型。

【志】
月城咲舞は自分が知らない世界を教えてくれる存在だと思う。
「ガールクラッシュ」女性が憧れるようなカッコ良い女性を意味する韓国由来の言葉だという。K-POPが好きなメンバーとして一般的なアイドル文脈と違った文脈をナナニジに持ち込んだことで従来のグループカラーとは違う多様性を持つこととなった。
「ナナニジのプリンスになりたい」発言だったり、憧れのアイカツ!の黒沢凛に近づこうとカチューシャをしたり、
自分の"なりたい自分になろうとしている志の高さ"に凄く好感持てる。
ナナニジクラッシュを体現してほしい。

【ダンス】
showroom配信でダンスするという配信は、これまで自分は見たことなかったので衝撃を受けた。本人もダンスが好きというだけあって、14ツアーの時もキレキレで目を惹いた。tiktokでも得意なダンスを前面に出していて自分の魅せ方が良いと思った。

【一言】
フォロワーの数字が全てじゃないと思うけど、
やっぱり志が高いからこういうことをしっかりと言える所も良い。


◆相川奈央

【公式データ】
7月6日生。血液型O型。

【ナナニジの精神性】
相川奈央は最も従来のナナニジを引き継いでくれてる存在だと思う。
ナナニジらしさを現時点ではうまく言語化できないのだが、精神性が最も元メンバー達に近い気がする。(そのためこの部分だけ完全に主観のふわっとした感想になってしまい申し訳ないのだが)

【ありのまま】
お披露目の際にも本人が言っていたが、あざとい。
「あざとい」は本人に度胸が無いと出来ない。例えば6月11日放送の割り切れないラジオ+ 第106回でもアイドル番組の定番コーナーであるシチュエーションで台詞を言うコーナーがあった。対戦相手でめちゃくちゃ恥ずかしがっている雨夜音に対して全く恥ずかしがらずに圧勝していた。
帰りたい帰りたい言いながらも本番でかましてくる所は、肝が据わってるのだ。
「あざとく愛嬌を振りまきます」と言ってるだけのことはある。

だんだん知っている人が増えてきて、肩の力も抜けてきてる気がします😚
(中略)
もっとみんなに私を知ってもらいたいなぁ🎀

【22/7 オフィシャルブログ】さいきん思ってること🎀(相川奈央) https://blog.nanabunnonijyuuni.com/s/n227/diary/detail/2187?cd=blog&site=n227&id=2187

本人のブログにも書いてあったがありのままがもっと出るようになったら
魅力が爆発するのではないかと思う。それから進行とかツッコミとかうまそうだなという印象を受ける。

【一言】
椎名桜月にダル絡みされている所が好き
「ありのままの相川を出せや」という椎名桜月さんなりの絡み方なのかもしれない(オタクフィルター)

(ツッコミが出来るメンバーは貴重だと思う。)

◆麻丘真央

【公式データ】
10月6日。血液型O型。(O型多いな)
【スター性】
麻丘真央は最もタレント力がある存在だと思う。
宇宙から旅行しに来ている妖精だけあって引き出しがやたら多い。
フェンシング選手である故に日本フェンシング協会の会長である武井壮さんにフックアップされたり、チロルチョコ愛が凄くてチロルチョコ公式Twitterにツイートを捕捉されたり、とにかく”持っている”女性なのだ。
本人のキャラやアイドルになった経緯をまだそこまで語っていない点も含めて地上波テレビ局が食いつきそうなタレント力の塊だと思う。
(激レアさんを連れてきた。にチロルチョコが好きすぎるフェンシング選手のアイドルとして出演して弘中さんに経歴を紹介されて、オードリーの若林さんに本人の不思議キャラを突っ込まれてる未来が見える。)

【一言】
漫画の主人公みたいだなっていつも思う。

■要望:メンバーもオタクもブログを書け

ここまで自分が思う新メンバーについての考察を書いてきた。
最後に言いたいことは、メンバーもオタクもブログを書きませんか(唐突)

最近は9thやライブの練習など他の仕事で忙しいのは重々承知しているが、
その時その時に思っていることをブログに書くだけで他のメンバーとの”差別化”にも繋がるからだ。
ナナニジはメンバー全員ブログの更新頻度は高くないことは周知の事実だと思う。そんな状況でブログの更新を頑張るとその頑張りと文章の想いにオタクは胸打たれることになるだろう。

確かにtiktokやTwitterなどの目に見えるフォロワーは増えないかもしれない。だがグループ内での推しの獲得にブログの更新は直結していると思われる。

ブログは書いていて思うが、まとまった文章を書くのは結構労力を使う。
だがTwitterのツイートに比べて纏まった文章には言葉の力がある。
メンバーの胸の内を知ることが出来るからだ。

話は少し逸れるが、近年音声メディアが人気になっている。
何故音声メディアがここまで人気になっているのか端的に言うと、パーソナリティーとリスナーの距離が近いことと胸の内を知ることが出来ることだと思う。ラジオを通して結婚発表など重大発表をするパーソナリティーもおり、ラジオ番組がネットニュースで話題になることも、SNSでラジオ番組に関する話題がトレンド入りすることもある。この音声メディアの独特の距離感は、実はブログと読者も同じなのではないだろうか。

例えば最近の気持ちの変化を書いた相川さんのこのブログのように
読むだけで文章から様々な感情が伝わってくる。このようにブログを更新することはメンバーにもオタクにもメリットしかないのだ。

SNSが手軽な時代だからこそあえて、その時思っていること考えていることを怪文書として残すことが大事だと思う。(この前tiktokスワイプしてたらオールしてしまったので人のことは全然言えない)
Twitterでは伝えられない熱い気持ちや毒っ気がメンバーのブログに書いてあると嬉しい。

またオタクにもブログを書いてほしい理由としては、noteで他のアイドルについて述べている方の記事を読んで感動したのだが、ナナニジについて語っている人が少ないなという点に気が付いたことと自分と同じような新規のファンの人の話を聞いてみたいと思ったことが発端だ。

皆さんも一緒に怪文書を残してみませんか??

■最後に

色々新メンバーについて改めて考えてきた。
これまでのグループも好きだったけど、これからのグループも好きになる要素が多いと思う。ネガティブな話題や要素も確かにあると思うが、やっぱりこれからに楽しみしかないと思った。
好きになるも嫌いになるもまだまだ決断の時じゃない。新メンバーの作る「素晴らしすぎる未来」を待ってみてもいいのではないだろうか。

とりあえず夏のツアーには友人を初めてライブに連れていくので
ナナニジ沼に沈めようと思っている。


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